エフード・バラックのソースを表示

{{大統領
| 人名       = エフード・バラック
| 各国語表記 = {{Lang|he|אֵהוּד בָּרָק}}
| 画像       = Ehud Barak official.jpg
| 画像サイズ = 
| 国名       = {{flagicon|ISR}} [[イスラエル|イスラエル国]]
| 代数       = 第14
| 職名       = [[イスラエルの首相|首相]]
| 就任日     = [[1999年]][[7月6日]]
| 退任日     = [[2001年]][[5月7日]]
| 副大統領   = 
| 元首       = 
| 国名2       = {{flagicon|ISR}} [[イスラエル|イスラエル国]]
| 代数2       = 第18・22
| 職名2       = [[イスラエルの国防相|国防大臣]]
| 就任日2     = 1999年1月27日
| 退任日2     = 2001年7月6日
| 就任日3     = 2007年6月18日
| 退任日3     = 2013年3月18日
| 副大統領2   = 
| 元首2       = 
| 出生日     = {{生年月日と年齢|1942|2|12}}
| 生地       = [[ファイル:Palestine-Mandate-Ensign-1927-1948.svg|25px]] ミシュマル･ハシャロン
| 死亡日     = 
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| 配偶者     = 
| 政党       = [[独立(イスラエルの政党)|独立]]
| サイン     = Ehud Barak Signature.svg
}}
{{基礎情報 軍人
| 氏名       = エフード・バラック
| 各国語表記 = {{Lang|he|אֵהוּד בָּרָק}}
| 生年月日   = {{生年月日と年齢|1942|2|12}}
| 没年月日   = 
| 画像       = Chief of the General Staff Ehud Barak.jpg
| 画像サイズ = 
| 画像説明   = 
| 渾名       = 
| 生誕地     = [[ファイル:Palestine-Mandate-Ensign-1927-1948.svg|25px]] ミシュマル･ハシャロン
| 死没地     = 
| 所属政体   = {{ISR}}
| 所属組織   = [[イスラエル国防軍]]
| 軍歴       = 1959 - 1994 
| 最終階級   = [[中将]]
| 指揮       = 
| 部隊       = [[サイェレット・マトカル]]<br>[[イスラエル軍諜報部]]
| 戦闘       = [[第三次中東戦争]]<br>[[エンテベ空港奇襲作戦]]
| 戦功       = 
| 賞罰       = [[w:Medal of Distinguished Service|殊勲メダル]]
| 除隊後     = 政治家
| 廟         = 
}}
'''エフード・バラック'''（'''バラク''' {{Audio|He-Ehud Barak.ogg|אהוד ברק}}、{{Lang-en|Ehud Barak}}、[[1942年]][[2月12日]] - ）は、[[イスラエル]]の[[政治家]]。現在、同国の副首相、国防大臣（18・22代）。「[[独立(イスラエルの政党)|独立]]」党首、[[クネセト|国会議員]]。[[イスラエルの首相|首相]]（14代）、[[労働党 (イスラエル)|労働党]][[党首]]（8・13代）などを歴任した。

== 略歴 ==
=== 軍人 ===
バラックは1959年に[[イスラエル国防軍]]に入隊し、35年間を務め中将（イスラエル国防軍の最高位）まで昇進した。特殊部隊での任務の間に彼は[[テロリスト]]との接触を行うため女装して秘密任務に従事した。この間のバラックの活躍で良く知られているのは[[ミュンヘンオリンピック事件]]におけるイスラエルの報復作戦の一件である。女装した彼は部隊を率いて[[ベイルート]]の[[パレスチナ解放機構|PLO]]の幹部等が宿泊するアパートを奇襲し、標的とした幹部3名の[[暗殺]]に成功した。この事でバラックは「殊勲メダル」を受章し、その勇敢さと作戦上の功労で4つの勲章を与えられた。彼は兵役に就任中の1976年に[[エルサレム]]の[[ヘブライ大学]]から[[物理学]]および[[数学]]の学士号を得、1978年には[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]]パロ・アルトの[[スタンフォード大学]]から経済工学システムの修士号を得た。

=== 政界入り ===
政界入りした後は、1995年に内務大臣、1995年から1996年まで外務大臣を務める。1996年には[[クネセト]]に選出され、クネセトの外交委員会および国防委員会のメンバーとなる。1996年にバラックは[[イスラエル労働党]]の党首に就任する。

1999年5月17日にイスラエルの首相に選出され、2001年2月の特別選挙で[[アリエル・シャロン]]が首相に選出された後2001年3月7日までの任期を全うした。シャロン自身は労働党に対し融和的であり、キャンプ・デービッド会談以後も当初は外交・安全保障について拒否権を有した上での[[大連立]]を模索しており、首相選勝利後もバラックには国防相留任を要請していたが、バラックは敗戦責任をとる形で議員の職も辞し、以降6年間公の場から姿を消す。

[[2007年]]6月12日、労働党党首に再び当選。[[オルメルト]]政権への入閣を表明したが、同時に2006年の[[レバノン侵攻]]で批判を受けている同政権の退陣を主張した。2009年に発足した第二次ネタニヤフ政権に党員投票の結果参画し<ref>[http://news.bbc.co.uk/2/hi/7960599.stm Labour backs Netanyahu coalition]BBC・NEWS,2009年3月24日</ref>、バラックは国防相に留任するものの、党内左派との対立はその間に拡大。2011年1月には労働党が連立政権からの離脱を決定し、自らの政策実現が困難になると見たバラックは[[マタン・ヴィルナイ]]副国防相らと同党を集団離党し新党・「[[独立(イスラエルの政党)|独立]]」の結党に踏み切り、連立政権に残った<ref>[http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4014659,00.html Ehud Barak splits from Labor Party]ynet・news,2011年1月17日</ref>。その後、「独立」の支持率は伸びず、2012年11月26日には翌2013年1月に予定されている総選挙への不出馬と政界引退を発表<ref>{{Cite news
|url=http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121126-OYT1T01526.htm
|title=イスラエルのバラク国防相、政界引退を発表
|work=YOMIURI ONLINE
|newspaper=[[読売新聞]]
|date=2012-11-27
|accessdate=2012-11-27
}}</ref>。

2012年2月に来日している。

==政治姿勢==
[[パレスチナ自治政府|パレスチナ]]との和平に比較的積極的な政治家である。[[第三次中東戦争]]以来占領が続いている[[東エルサレム]]の占領終結などにも言及している<ref>{{citenews|url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010090202000037.html|title=『エルサレム分割可能』　イスラエル国防相　和平促進狙い公言|publisher=東京新聞|date=2010-9-2|accessdate=2010-9-2}}</ref>。しかし、一方で入植政策の最高権限者として（国防相が入植政策についての権限を持っている）、[[東エルサレム]]の{{仮リンク|ギロ (中東)|en|Giloh|label=ギロ}}地区でのユダヤ人[[入植地]]拡大を推進するなど（これは明白な[[国際法]]違反である<ref>2011年9月29日 [[しんぶん赤旗]] 国際欄</ref>）、[[ダブルスタンダード]]とも言える姿勢である。

==バラックへの脅迫==
イスラエルが占領している[[ヨルダン川西岸]]地区のユダヤ人[[入植地]]について、2009年11月、バラックは一時凍結を決めた（入植政策の実施権限は国防相にある）。これについて、バラックの元には極右や[[カハネ主義]]者の人間たちから次々と「西岸の入植地を撤去しようなどと考えたら殺す」「家族も標的にする」などといった内容の脅迫文が送りつけられた<ref>[http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2010/01/07/20100107ddm007030031000c.htm イスラエル：国防相に脅迫相次ぐ　入植一時凍結に抗議、パレスチナでは不買運動]</ref>。極右のユダヤ人たちは、ヨルダン川西岸地区は「神から与えられた土地」と信じている。

== イスラエルの核兵器保有についての発言 ==
バラックは、2011年11月の[[PBS]]によるインタビューで、緊張が高まる[[イランの核開発問題]]について、「自分がイラン人であったらおそらく核兵器開発をしていたでしょう」という趣旨の発言をし、更に、「恐らく…、私は彼ら（イラン）がイスラエルのためにそれ（核開発）をしていると勘違いしません。彼らには4000年の歴史があります。周りを見渡せば、彼らの周りには[[インド]]の核兵器があり、[[中華人民共和国|中国]]の核兵器があり、[[パキスタン]]の核兵器があります。そして、'''伝えられるところではイスラエルはそれ（核兵器保有能力）を持ちます'''」と発言、イスラエルの核兵器保有を認めたとも取れる発言をした<ref>{{citenews|url=http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4149441,00.html|title=Barak: I'd want nukes if I were Iranian|publisher=ynetnews.com|date=2011年11月17日|accessdate=2011年11月17日}}</ref>。


== 著楽 ==
*[[エフード・バラク]]、[[安倍晋三]]、[[朴槿恵]]ほか『世界論』（[http://www.doyosha.com/ 土曜社]、2014年1月予定）

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
*[[イスラエルの首相]]
*[[労働党 (イスラエル)]]
*[[イスラエル国防軍]]

== 外部リンク ==
{{wikiquote|Ehud Barak}}
{{Commons|Ehud Barak}}
*[http://www.ehudbarak.org.il/ Ehud Barak]（公式サイト）{{he icon}}

{{イスラエルの首相}}
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{{s-off}}
  {{Succession box
    | title  = {{Flagicon|ISR}} イスラエル国国防相
    | years  = 第18代：1999 - 2001<br />第22代：2007 - 2013
    | before = [[モーシェ・アレンス]]<br />[[アミール・ペレツ]]
    | after  = {{仮リンク|ビンヤミン・ベン＝エリエゼル|en|Binyamin Ben-Eliezer}}<br />[[モーシェ・ヤアロン]]
  }}
  {{Succession box
    | title  = {{Flagicon|ISR}} イスラエル国副首相
    | years  = 2007 - 2013
    | before = [[シャウル・モファズ]]<br />エリ・イシャイ ([[:en:Eli Yishai|en]])
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  }}
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    | title  = {{Flagicon|ISR}} [[イスラエルの首相|イスラエル国首相]]
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    | title  = [[労働党 (イスラエル)|労働党]]党首
    | years  = 第8代：1999 - 2001<br />第13代：2007 - 2011
    | before = [[シモン・ペレス]]<br />[[アミール・ペレツ]]
    | after  = [[ベンジャミン・ベン・エリエゼル]]<br />[[エイタン・カベル]]
  }}
{{end box}}

{{DEFAULTSORT:はらつく えふうと}}
[[Category:イスラエルの首相]]
[[Category:イスラエルの政治家]]
[[Category:イスラエルの軍人]]
[[Category:中央地区 (イスラエル)出身の人物]]
[[Category:1942年生]]
[[Category:存命人物]]

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