アンソニー・ホプキンスのソースを表示

{{Otheruses|イギリス出身の俳優|同名のイギリス出身の歴史学者|A・G・ホプキンズ}}
{{ActorActress
| 芸名 = Anthony Hopkins
| ふりがな = アンソニー・ホプキンス
| 画像ファイル = AnthonyHopkins10TIFF.jpg
| 画像サイズ = 
| 画像コメント = 2010年の[[トロント国際映画祭]]にて。
| 本名 = Philip Anthony Hopkins
| 別名 = <!-- 別芸名がある場合記載。愛称の欄ではありません。 -->
| 出生地 = {{WAL}} ポート・タルボット
| 死没地 = 
| 国籍 = {{GBR}}<br />{{USA}}
| 民族 = <!-- 民族名には信頼できる情報源が出典として必要です。 -->
| 身長 = 174 cm
| 血液型 = 
| 生年 = 1937
| 生月 = 12
| 生日 = 31
| 没年 = 
| 没月 = 
| 没日 = 
| 職業 = 俳優
| ジャンル = 映画・舞台・テレビ
| 活動期間 = 1965年 - 
| 活動内容 = 
| 配偶者 = Petronella Barker (1967 - 1972)<br>Jennifer Lynton (1973 - 2002)<br>Stella Arroyave (2003 - )
| 家族 = {{仮リンク|アビゲイル・ホプキンス|en|Abigail Hopkins}}（娘、歌手・女優）
| 公式サイト = 
| 主な作品 = 『[[羊たちの沈黙 (映画)|羊たちの沈黙]]』<br />『[[ハンニバル (映画)|ハンニバル]]』<br />『[[レッド・ドラゴン (映画)|レッド・ドラゴン]]』<br />『[[日の名残り (映画)|日の名残り]]』<br />『[[サバイビング・ピカソ]]』<br />『[[ジョー・ブラックをよろしく]]』
| アカデミー賞 = '''[[アカデミー主演男優賞|主演男優賞]]'''<br />1991年『[[羊たちの沈黙 (映画)|羊たちの沈黙]]』
| AFI賞 = 
| 英国アカデミー賞 = '''Academy Fellowship賞'''<br />2008年
| エミー賞 = 
| ジェミニ賞 = 
| ゴールデングローブ賞 = '''セシル・B・デミル賞'''<br />2006年
| ゴールデンラズベリー賞 = 
| ゴヤ賞 = 
| グラミー賞 = 
| ブルーリボン賞 = 
| ローレンス・オリヴィエ賞 = 
| 全米映画俳優組合賞 = 
| トニー賞 = 
| 日本アカデミー賞 = 
| ニューヨーク映画批評家協会賞 =  '''[[ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞|主演男優賞]]'''<br />1991年『[[羊たちの沈黙 (映画)|羊たちの沈黙]]』
| ロサンゼルス映画批評家協会賞 = '''[[ロサンゼルス映画批評家協会賞 主演男優賞|主演男優賞]]'''<br />1993年『[[日の名残り (映画)|日の名残り]]』『[[永遠の愛に生きて]]』
| 放送映画批評家協会賞 = '''助演男優賞'''<br/>1997年『[[アミスタッド]]』
| 備考 = 
}}
'''サー・アントニー・ホプキンズ [[大英帝国勲章|CBE]]'''（Sir Philip Anthony Hopkins, CBE, [[1937年]][[12月31日]] - ）は、[[イギリス]]出身の[[俳優]]。なお、英国ではAnthonyのhは無音で[http://www.pronouncehow.com/english/anthony-hopkins_pronunciation ]、アントニー・ホプキンズであると本人はインタビューなどでも伝えているが、アメリカなど英国以外ではまともに発音してもらえないと愚痴をこぼしている。アンソニーと呼ばれるぐらいならトニーと呼ばれたいとも。ごく当たり前に[[グウィネス・パルトロウ]]がアントニーと授賞式で発音しただけで、嫌味だともアメリカでは話題になったともある。

== 経歴・人物 ==
[[ウェールズ]]地方ウェスト・グラモーガン州の港町ポート・タルボットで生まれる。[[パン]]屋の一人息子<ref name="actors">Stated in interview on ''Inside the Actors Studio'', 2007</ref>だったが、十代の頃から演じることに興味があった。ウェールズの演劇学校で学んだあと、[[陸軍]]に入隊。除隊後に再び[[ロンドン]]のロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートで演技を学び、舞台俳優としてキャリアをスタートさせた。「演技というものは絵空事であって、その要素はすべて[[シナリオ]]の中にある」というのが持論で、どのような役であっても特別にリサーチして演じることはないとされる。これは役柄の徹底的なリサーチに基づいたリアリティを追求する[[ロバート・デ・ニーロ]]などの演技スタイルと対極にあるともいえ、デ・ニーロ等のアプローチを批判し「馬鹿げている」と罵ったことでも有名。その持論ゆえ、台本のチェック・暗記は徹底的に行い、撮影の際にはきわめて自然で役柄本人になりきっているかのような卓越した演技力を発揮する。

舞台で培われた卓越した重厚感、気品と知性溢れる存在感は映画においても遺憾なく発揮され、1968年『[[冬のライオン]]』、1974年『人形の家』、1978年『インター・ナショナル・ベルベット』などが代表作となる。1980年には、[[デヴィッド・リンチ|デイヴィッド・リンチ]]監督作品『エレファント・マン』にドクター役で主演。

『[[羊たちの沈黙 (映画)|羊たちの沈黙]]』で演じた[[ハンニバル・レクター]]博士の役が高く評価され、この作品で[[アカデミー主演男優賞]]を受賞した。その後も続編である『[[ハンニバル (映画)|ハンニバル]]』、『[[レッド・ドラゴン]]』で同じ役を演じている。

ハンニバル・レクターのイメージに反し、アンソニー本人は[[ベジタリアン]]である。

『8月の誘惑』では監督業にも進出した。

日本語吹き替えは[[石田太郎]]が声を当てる事が多い。
=== 私生活 ===
3度結婚していて、最初の妻との間に娘が1人いる。イギリスから1987年に[[コマンダー]]に、1993年には[[ナイト]]に叙勲されており、名実ともに現代を代表する名優の一人となった。

現在は[[ロサンゼルス]]に住み、2000年にはアメリカの市民権を得ている。

[[サヴァン症候群|何月何日が何曜日だったかという、日付と曜日を即座に計算できる特技]]を持つ。

== 主な出演作品 ==
{|class="wikitable"
|-
!公開年!!邦題<br />原題!!役名!!備考
|-
| 1968 || [[冬のライオン#1968年 映画版|冬のライオン]]<br />''The Lion in Winter ''|| [[リチャード1世 (イングランド王)|リチャード]] || 英国アカデミー賞 助演男優賞ノミネート
|-
| 1969 || [[鏡の国の戦争 (小説)|鏡の国の戦争]]<br />''The Looking Glass War ''|| ジョン・エイヴリー ||
|-
| 1971 || [[八点鐘が鳴るとき]]<br />''When Eight Bells Toll''|| フィリップ・カルバート ||
|-
| 1974 || [[ジャガーノート (映画)|ジャガーノート]]<br />''Juggernaut ''|| ジョン・マクロード || 
|-
| 1976 || [[エンテベの勝利]]<br />''Victory at Entebbe ''|| イツハク・ラビン || 
|-
|rowspan="2"| 1976 || [[オードリー・ローズ]]<br />''Audrey Rose ''|| フーバー ||
|-
| [[遠すぎた橋]]<br />''A Bridge Too Far ''|| ジョン・フロスト ||  
|-
| 1978 || [[マジック]]<br />''Magic''|| コーキー || 英国アカデミー賞　主演男優賞ノミネート
|-
| 1980 || [[エレファント・マン (映画)|エレファント・マン]]<br />''The Elephant Man ''|| フレデリック・トリーブス ||
|-
| 1980 || [[LOVEシーズン]]<br />''A Change of Seasons''|| アダム・エヴァンズ ||
|-
| 1981 || [[ヒトラー最期の日]]<br />''The Bunker''|| アドルフ・ヒトラー || テレビ映画
|-
| 1984 || [[バウンティ/愛と反乱の航海]]<br />''Where the Heart Is''|| ウィリアム・ブライ || 
|-
| 1986 || [[チャーリング・クロス街84番地]]<br />''84 Charing Cross Road ''|| フランク || ビデオ発売
|-
| 1988 || [[青い夜明け]]<br />''The Dawning''|| カシアス／アンガス・バリー ||
|-
| 1989 || [[浮気なシナリオ]]<br />''A Chorus of Disapproval''|| ルウェーリン || ビデオ発売
|-
| 1990 || [[逃亡者 (1990年の映画)|逃亡者]]<br />''Desperate Hours''|| ティム || 
|-
| 1991 || [[羊たちの沈黙 (映画)|羊たちの沈黙]]<br />''The Silence of the Lambs ''||  [[ハンニバル・レクター]]  || アカデミー賞 主演男優賞<br />ニューヨーク映画批評家協会賞 主演男優賞
|-
|rowspan="4"| 1992 || [[ハワーズ・エンド]]<br />''Howards End ''|| ヘンリー || 
|-
| [[ドラキュラ (映画)|ドラキュラ]]<br />''Dracula''|| [[ヴァン・ヘルシング]] ||
|-
| [[トライアル/審判]]<br />''The Trial ''|| 神父 || 
|-
| [[チャーリー (映画)|チャーリー]]<br />''Chaplin''|| ジョージ・ヘイデン || 
|-
|rowspan="2"| 1993 ||[[日の名残り (映画)|日の名残り]]<br />''The Remains of the Day ''|| ジェイムズ・スティーヴンス || ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート<br />ロサンゼルス映画批評家協会賞主演男優賞
|-
| [[永遠の愛に生きて]]<br />''Shadowlands ''|| [[C・S・ルイス]] || ロサンゼルス映画批評家協会賞 主演男優賞
|-
| 1993 || [[愛の果てに]]<br />''The Innocent''|| グラス || 自作の即興演奏も
|-
| 1994 || [[ケロッグ博士]]<br />''The Road to Wellville ''|| ケロッグ || 
|-
|rowspan="2"| 1995 ||[[ニクソン (映画)|ニクソン]]<br />''Nixon''|| [[リチャード・ニクソン]] || ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート
|-
|[[レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い]]<br />''Legend of Fall ''|| ウィリアム・ラドロー || 
|-
|rowspan="2"| 1996 || [[8月の誘惑]]<br />''August ''|| ヤーヤン || 監督/音楽/主演<b>《[[叔父ヴァーニャ]]》の脚色
|-
| [[サバイビング・ピカソ]]<br />''Surviving Picasso''||[[パブロ・ピカソ]] || 
|-
|rowspan="2"|1997 || [[アミスタッド]]<br />''Amistad'' || ジョン・クインシー・アダムズ || ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート<br />放送映画批評家協会賞 助演男優賞
|-
| [[ザ・ワイルド]]<br />''The Edge''|| チャールズ・モース || 
|-
|rowspan="2"| 1998 || [[マスク・オブ・ゾロ]]<br />''The Mask of Zorro'' || ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガ || 
|-
| [[ジョー・ブラックをよろしく ]]<br />''Meet Joe Black'' || ウィリアム・パリッシュ || 
|-
|rowspan="2"| 1999 || [[ハーモニーベイの夜明け ]]<br />''Instinct'' || イーサン・パウエル ||
|-
|[[タイタス]]<br />''Titus'' || タイタス・アンドロニカス ||
|-
| 2000 || [[ミッション:インポッシブル2]]<br />''Mission: Impossible II''|| スワンベック || 
|-
|rowspan="2"| 2001 || [[ハンニバル (映画)|ハンニバル]]<br />''Hannibal''|| ハンニバル・レクター || [[MTVムービー・アワード]] キス・シーン賞、悪役賞ノミネート
|-
| [[アトランティスのこころ]]<br />''Hearts in Atlantis '' || テッド || 
|-
|rowspan="2"| 2002 || [[レッド・ドラゴン (映画)|レッド・ドラゴン]]<br />''Red Dragon ''|| ハンニバル・レクター ||
|-
|[[9デイズ]]<br />''Bad Company'' || オークス || 
|-
| 2003 || [[白いカラス]]<br />''The Human Stain''|| コールマン・シルク ||
|-
| 2004 || [[アレキサンダー (映画)|アレキサンダー]]<br />''Alexander''|| [[プトレマイオス1世]] ||
|-
|rowspan="2"| 2005 || [[プルーフ・オブ・マイ・ライフ]]<br />''Proof''|| ロバート ||
|-
|[[世界最速のインディアン]]<br />''The World's Fastest Indian '' || [[バート・マンロー]] || 
|-
|rowspan="2"| 2006 || [[オール・ザ・キングスメン]]<br />''All the King's Men''|| アーウィン ||
|-
|[[ボビー (映画)|ボビー]]<br />''Bobby'' || ジョン・ケイシー || 
|-
|rowspan="3"| 2007 || [[ベオウルフ/呪われし勇者]]<br />''Beowulf''|| フロースガール ||
|-
| ''Fracture'' || テッド || 日本未公開
|-
| [[最終目的地 (映画)|最終目的地]]<br />''The City of Your Final Destination'' || アダム・グント || 自作のピアノ即興演奏も 
|-
|rowspan="2"| 2010 || [[ウルフマン (2010年の映画)|ウルフマン]]<br />''The Wolfman''|| ジョン・タルボット ||
|-
| [[恋のロンドン狂騒曲]]<br />''You Will Meet a Tall Dark Stranger'' ||  ||
|-
|rowspan="2"| 2011 || [[ザ・ライト -エクソシストの真実-]]<br />''The Rite'' || 神父ルーカス || 
|-
| [[マイティ・ソー (映画)|マイティ・ソー]]<br />''Thor'' || オーディン ||
|-
|rowspan="2"| 2012 || [[ヒッチコック (映画)|ヒッチコック]]<br />''Hitchcock'' || [[アルフレッド・ヒッチコック]] || 
|-
| [[360 (映画)|360]]<br />''360'' || ジョン || 
|-
|rowspan="2"| 2013 || [[REDリターンズ]]<br />''RED 2'' || エドワード・ブラッドリー || 
|-
| [[マイティ・ソー/ダーク・ワールド]]<br />''Thor: The Dark World'' || オーディン ||
|-
|2014||[[ノア 約束の舟]]<br />''Noah''||[[メトセラ]]||
|-
|- 
|}

== 参考文献 ==
{{reflist}}

== 外部リンク ==
* {{allcinema name|38530|アンソニー・ホプキンス}}
* {{kinejun name|8539|アンソニー・ホプキンス}}
* {{amg name|94812|Anthony Hopkins}}
* {{tcmdb name|88825|Anthony Hopkins}}
* {{imdb|0000164|Anthony Hopkins}}
* {{ibdb name|82349|Anthony Hopkins}}
* [http://www.filmreference.com/film/91/Anthony-Hopkins.html Film Reference]

{{トニー賞授賞式の司会者}}
{{アカデミー賞主演男優賞 1981-2000}}
{{Normdaten|TYP=p|GND=119115263|LCCN=n/77/5921|VIAF=2662788}}

{{DEFAULTSORT:ほふきんす あんそに}}
[[category:ウェールズの俳優]]
[[category:アメリカ合衆国の俳優]]
[[category:アカデミー賞受賞者]]
[[Category:ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム]]
[[category:大英帝国勲章]]
[[category:アメリカ合衆国帰化市民]]
[[category:ウェールズ系アメリカ人]]
[[Category:ニース・ポート・タルボット出身の人物]]
[[category:1937年生]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:菜食主義者]]