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アレッジド
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{{競走馬 |名 = アレッジド |英 = {{lang|en|Alleged}} |性 = [[牡馬|牡]] |色 = [[鹿毛]] |種 = [[サラブレッド]] |生 = [[1974年]][[5月4日]] |死 = [[2000年]][[6月23日]] |父 = Hoist the Flag |母 = Princess Pout |産 = Mrs. June H. McKnight |国 = {{USA}} |主 = Robert Sangsterほか |調 = [[ヴィンセント・オブライエン|Vincent O'Brien]] |績 = 10戦9勝 |金 = 4万9272[[スターリング・ポンド|ポンド]]<br />+252万0000[[フランス・フラン|フラン]] }} '''アレッジド''' (''Alleged'') とは[[1970年代]]に[[ヨーロッパ]]で活躍した[[アイルランド]]の[[競走馬]]である。[[曽祖父]][[リボー]]が成し遂げて以来史上6頭目となる[[凱旋門賞]]連覇を達成した。 == 生涯 == === 誕生 === アレッジドは[[1974年]][[5月4日]]、母のプリンセスパウトが預託されていた[[アメリカ合衆国]][[ケンタッキー州]]の[[クレイボーンファーム]]で生まれた。父のホイストザフラッグはアメリカ合衆国の2歳チャンピオンで、アレッジドは2世代目の産駒であった。母のプリンセスバウトは競走馬として13勝、うち[[重賞]]を4勝という成績を挙げていた。 翌[[1975年]]にキーンランドで行われた[[セリ市 (競馬)|セリ市]]に上場されたが主取り(出品者に引き取られること)となった。その後[[カリフォルニア州]]の育成業者に4万[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]で売却され、[[1976年]]3月に[[ハリウッドパーク競馬場]]で行われたセリ市において17万5000ドルでロバート・サングスターによって落札された。サングスターは[[競走馬]]の売買を生業とし、他の馬主と共有して競走馬を走らせていた。サングスターはアレッジドを[[アイルランド]]の[[調教師]][[ヴィンセント・オブライエン]]ら4人と[[共有]]することにし、オブライエンの厩舎に預託した(持分は当初は2割ずつで、後にサングスターが6割、他の4人が1割ずつに変更された)。 === 競走生活 === ==== 2歳時(1976年) ==== アレッジドは[[1976年]]11月、アイルランドの[[カラ競馬場]]でデビューし、優勝した。この年はこの1戦のみでシーズンを終えた。 ==== 3時(1977年) ==== アレッジドは[[1977年]]4月に[[レパーズタウン競馬場]]で行われたバリードイルステークスで復帰し同レースを優勝すると5月には[[重賞]]のロイヤルウィップステークス([[競馬の競走格付け|G3]])とガリニュールステークス(G2)を優勝した。ロイヤルウィップステークスでは前年の[[アイリッシュセントレジャー]]を優勝した4歳馬のミネヴァルを、ガリニュールステークスでは後のアイリッシュセントレジャー優勝馬のトランスワールドを降している。 オブライエンはアレッジドに対しスタミナはあるがスピードに欠けるという評価を下し、ガリニュールステークス出走後2か月半の間はレースに出走させなかった。オブライエンは[[セントレジャーステークス]]を目標に据え、[[8月17日]]にイギリスの[[ヨーク競馬場]]で行われたG2グレートヴォルティジュールステークスで復帰させた。このレースでアレッジドは[[アイルランドダービー]]2着馬の[[ラッキーソブリン]]、ダービーステークス2着馬のホットグローヴなどを降して優勝した。翌[[9月10日]]のセントレジャーステークスでは1番[[人気]]に支持されたがオークス優勝馬のダンファームラインに[[脚質#差し|差し]]切られて生涯唯一の敗戦となる2着に敗れた。 セントレジャーステークス敗戦後アレッジドは[[フランス]]へ渡り、[[10月2日]][[凱旋門賞]]に出走した。アレッジドは26頭中1番人気に支持された。アレッジドはスタート後最初のコーナーで先頭に立つとそのまま[[脚質#逃げ|逃げ]]切り優勝した。この年のイギリスの3歳フリーハンデではダービーステークスなどG1を3勝しイギリスの[[年度代表馬]]に選出された[[ザミンストレル]]を抑え最も高い評価を獲得した。さらにフランスでは年度代表馬に選出され、3歳フリーハンデでも最も高い評価を獲得した。 ==== 4時(1978年) ==== [[1978年]]、アレッジドは5月に前年と同様バリードイルステークスで復帰し、優勝した。陣営はG1の[[コロネーションカップ]]に出走させる計画を立てたがレース当日に馬場状態が固すぎるという理由で出走を取り消した。さらにG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス出走を予定したもののウイルス性の感染症に罹って出走を断念した。アレッジドの体調は8月中旬に回復し、陣営は目標を凱旋門賞連覇に据えてフランス遠征を決定した。[[9月17日]]にG3のプランスドランジュ賞をロンシャン競馬場の芝2200mのコースレコードを記録して優勝。翌[[10月1日]]、前年に引き続き1番人気で凱旋門賞に出走した。アレッジドは2、3番手を追走し、直線で先頭に立つとそのままゴールし優勝した。レース後、オブライエンはアレッジドを自身の管理馬の中で[[ニジンスキー (競走馬)|ニジンスキー]]の次に優れた競走馬だとコメントした。凱旋門賞連覇を果たしたアレッジドは[[ワシントンDCインターナショナル]]への招待を受けたが辞退し、競走馬を引退して[[種牡馬]]となった。この年のアレッジドは2年連続でフランスの年度代表馬に選出され、同国の[[馬齢|古馬]]フリーハンデでも周囲の評価を得た。ちなみに引退時の獲得賞金はフランスでの獲得賞金を当時のレートで[[スターリング・ポンド|ポンド]]に換算した場合、イギリスおよびアイルランド調教馬のレコードであった。 === 競走馬引退後 === [[種牡馬]]となったアレッジドはアメリカ合衆国ケンタッキー州にアレッジドのために作られた牧場(ウォルマックファーム)で繋養されることになり、当時の最高額になる総額1600万ドルの[[種牡馬#シンジケート|シンジケート]]が組まれた。種牡馬成績を見るとリーディングサイアー10位以内にイギリスで4回、フランスとアメリカで1回ずつランクインした。主な[[産駒]]にはミスアレッジド([[ブリーダーズカップ・ターフ]]、[[ヴェルメイユ賞]])、ローソサエティー([[アイリッシュダービー]])、ミッドウェイレイディー([[1000ギニー]]、[[オークス]])、シャントゥ(セントレジャーステークス、[[ミラノ大賞典]])などがおり、100頭のステークスウイナーを輩出した。日本へは産駒の[[フェアジャッジメント]]、ワイズカウンセラーが種牡馬として輸入されている。[[1997年]]に種牡馬を引退。[[2000年]]に[[老衰]]で27年の生涯を閉じた。 == 競走成績 == {|style="text-align:left;" cellpadding="2" cellspacing="2" !出走日!![[競馬場]]!![[競馬の競走|競走]]名!![[競馬の競走格付け|格]]!!着順!!距離!![[着差 (競馬)|着差]]!![[騎手]]!!1着(2着)馬 |- |align="right"|1976.11.01 |[[カラ競馬場|カラ]] ||ドネリーズハロウS || |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||[[芝]]7[[ハロン (単位)|f]] ||8馬身 ||T.マーフィー ||(不明) |- |align="right"|1977.04.20 |レパーズタウン ||バリードイルS || |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝10f ||2馬身 ||T.マーフィー ||(Hard Road) |- |align="right"|05.13 |カラ ||ロイヤルウィップS ||<span style="color:#00cc00">G3 |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝12f ||1馬身 ||P.マシュース ||(Valinsky) |- |align="right"|05.28 |カラ ||ガリニュールS ||<span style="color: #0000ff">G2 |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝12f ||1馬身 ||[[レスター・ピゴット|L.ピゴット]] ||(Orchestra) |- |align="right"|08.17 |ヨーク ||グレートヴォルティジュールS ||<span style="color: #0000ff">G2 |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝12f ||7馬身 ||L.ピゴット ||(Classic Example) |- |align="right"|09.10 |ドンカスター ||[[セントレジャー]] ||<span style="color: #ff0000">G1 |align="right"|2着 ||芝14f127[[ヤード (単位)|y]] ||1 1/2馬身 ||L.ピゴット ||Dunfermline |- |align="right"|10.02 |[[ロンシャン競馬場|ロンシャン]] ||[[凱旋門賞]] ||<span style="color: #ff0000">G1 |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝2400m ||1 1/2馬身 ||L.ピゴット ||(Balerino) |- |align="right"|1978.05.12 |カラ ||ロイヤルウィップS ||<span style="color:#00cc00">G3 |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝12f ||2 1/2馬身 ||L.ピゴット ||(Irish Riddle) |- |align="right"|09.17 |ロンシャン ||プランスドランジュ賞 ||<span style="color:#00cc00">G3 |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝2400m ||2 1/2馬身 ||L.ピゴット ||(Louksor) |- |align="right"|10.01 |ロンシャン ||凱旋門賞 ||<span style="color: #ff0000">G1 |align="right"|<span style="color:#ff0000">1着 ||芝2400m ||2馬身 ||L.ピゴット ||(Trillion) |} == 主な産駒 == * Miss Alleged(ブリーダーズカップ・ターフ、ハリウッドターフカップ) * Law Society(アイリッシュダービー) * Midway Lady(オークス、1000ギニー) * Shantou(セントレジャーステークス、ジョッキークラブ大賞、ミラノ大賞典) * Sir Harry Lewis(アイリッシュダービー) * Strategic Choice([[アイリッシュセントレジャー]]、ミラノ大賞典) * Hours After([[ジョッケクルブ賞]]) * Legal Case([[チャンピオンステークス]]) * Muhtarram([[アイリッシュチャンピオンステークス]]) * フェアジャッジメント([[日本]]輸入) == 血統 == === 血統表 === {{競走馬血統表 |name = アレッジド |inf = ([[リボー系]]/War Admiral3×4=18.75%) |f = Hoist the Flag<br />1968 鹿毛 |ff = [[トムロルフ|Tom Rolfe]]<br />1962 鹿毛 |fff = [[リボー|Ribot]] |ffff = [[テネラニ|Tenerani]] |fffm = Romanella |ffm = Pocahontas |ffmf = Roman |ffmm = How |fm = Wavy Navy<br />1954 鹿毛 |fmf = [[ウォーアドミラル|'''War Admiral''']] |fmff = [[マンノウォー|Man o'War]] |fmfm = Brushup |fmm = Triomphe |fmmf = [[トウルビヨン (競走馬)|Tourbillon]] |fmmm = Melibee |m = Princess Pout<br />1966 鹿毛 |mf = Prince John<br />1953 栗毛 |mff = [[プリンスキロ|Princequillo]] |mfff = [[プリンスローズ|Prince Rose]] |mffm = Cosquilla |mfm = Not Afraid |mfmf = [[カウントフリート|Count Fleet]] |mfmm = Banish Fear |mm = Determined Lady<br />1959 黒鹿毛 |mmf = Determine |mmff = Alibhai |mmfm = Koubis |mmm = Tumbling |mmmf = '''War Admiral''' |mmmm = Up the Hill [[ファミリーナンバー|F-No]].[[2号族|2-s]] }} === 近親馬 === *デルガド - [[競走馬の血統#兄弟姉妹の関係|全弟]]。オーストラリアで種牡馬となった。 *パークァド - [[競走馬の血統#兄弟姉妹の関係|半妹]]の産駒。ヨーロッパで重賞3勝。 == 参考文献 == * {{Cite book|和書 |author = 原田俊治 |year = 1993 |title = 新・世界の名馬 |publisher = サラブレッド血統センター |isbn = 4-87900-032-9 |ref = 原田1993 }} == 外部リンク == * {{競走馬成績|netkeiba=000a0012f7|jbis=0000335203}} {{凱旋門賞勝ち馬}} {{DEFAULTSORT:あれつしと}} [[Category:1974年生 (競走馬)|愛あれつしと]] [[Category:2000年没]] [[Category:サラブレッド]] [[Category:アメリカ合衆国生産の競走馬]] [[Category:アイルランド調教の競走馬]] [[Category:アメリカ合衆国供用種牡馬]]
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