アレックス・ロドリゲスのソースを表示

{{Infobox baseball player
|選手名 = アレックス・ロドリゲス
|英語表記 = Alex Rodriguez
|所属球団 = ニューヨーク・ヤンキース
|背番号 = 13
|選手写真ファイル名 = Alex Rodriguez 2008-04-19.jpg
|写真サイズ = 280
|写真のコメント = 
|国籍 = {{USA}}<br />{{DOM}}<br />（[[多重国籍|二重国籍]]）<ref name="d">[http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=2106934 A-Rod: 'I want to say it out loud: I am Dominican'] [[ESPN]]''（英語）（2005/07/14）''</ref>
|出身地 = {{USA}}<br />[[ニューヨーク州]][[ニューヨーク|ニューヨーク市]][[ブルックリン区]]
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1975|7|27}}
|没年月日 = 
|身長 = 6' 3" ＝190.5
|体重 = 225 lb ＝約101.9
|利き腕 = 右
|打席 = 右
|守備位置 = [[三塁手]]、[[遊撃手]]
|プロ入り年度 = [[1993年のMLBドラフト|1993年]]
|ドラフト順位 = ドラフト1巡目（全体1位）でシアトル・マリナーズから指名
|初出場 = 1994年7月8日
|最終出場 = 
|年俸 = $29,000,000（2013年）<ref>{{Cite web|url=http://espn.go.com/mlb/player/_/id/3115/alex-rodriguez|title=Alex Rodriguez Stats, News, Pictures, Bio, Videos|work=[[ESPN|ESPN.com]]|language=英語|accessdate=2013-08-30}}</ref>
|経歴 = <nowiki></nowiki>
<!--* Westminster Christian School-->
* [[シアトル・マリナーズ]] (1994 - 2000)
* [[テキサス・レンジャーズ]] (2001 - 2003)
* [[ニューヨーク・ヤンキース]] (2004 - 2013)
|代表チーム = {{flagicon|USA}} [[野球アメリカ合衆国代表|アメリカ合衆国]]
|WBC = [[2006 ワールド・ベースボール・クラシック|2006年]]
|選出国 = 
|選出年 = 
|得票率 = 
|選出方法 = 
}}
'''アレクサンダー・エマニュエル・"アレックス"・ロドリゲス'''（'''Alexander Emmanuel "Alex" Rodriguez'''、[[1975年]][[7月27日]] - ）は、[[アメリカ合衆国]]・[[ニューヨーク州]][[ニューヨーク|ニューヨーク市]][[ブルックリン区]]出身の[[プロ野球選手]]（[[三塁手]]・[[遊撃手]]）。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[ニューヨーク・ヤンキース]]に所属。[[ニックネーム|愛称]]は'''A-Rod'''（エイ・ロッド）。

== 経歴 ==
=== アマチュア時代 ===
1975年7月27日、[[ニューヨーク|ニューヨーク市]][[ブルックリン区]]に生まれる。父親はビクター、母親はローデスで両親は靴屋を営んでいた。兄妹にジョセフとスージーがいる。4歳のときに家族は[[ドミニカ共和国]]のサントドミンゴに移住。父親はそこでドミニカ共和国のマイナーリーグでキャッチャーをしており、息子のアレックスを度々試合に招いた。父親は薬局を営んだが、最終的にはフロリダのマイアミに落ち着く。アレックスが8歳のときに両親は離婚。母親が女手一つで2つの仕事を掛け持ちし、アレックスを育てた。この頃から野球をやる傍ら、メジャーリーグに興味を持ち始める。お気に入りの選手は[[デール・マーフィー]]と[[キース・ヘルナンデス]]、それに[[カル・リプケン|カル・リプケン・ジュニア]]だった。自身がメジャーリーグにデビューしてからしばらく付けていた背番号3は、デール・マーフィーの背番号に因み、ポジションの遊撃手はカル・リプケン・ジュニアに因むものである。

高校時代はバスケット・ボールではレギュラー、アメリカン・フットボールではクォーターバックとして多くの大学からスカウトの目に留まり、本業の野球では100試合に出場して打率.419、本塁打17、70打点、90盗塁を記録し、1993年オール・アメリカンに選ばれるなど、卓越した運動神経を見せた<ref>[http://www.hispanic-culture-online.com/alex-rodriguez-biography.html#axzz2JdPCFyl7 Alex Rodriguez Biography | A Rod Bio, Life and Memorabilia]</ref>。

=== マリナーズ時代 ===
{{by|1993年}}、[[マイアミ大学 (フロリダ州)|マイアミ大学]]への入学書へサインをしていたが、[[シアトル・マリナーズ]]にドラフト1位（全米1位）指名され、契約を果たす。翌年の[[1994年]]7月8日、1900年以降のメジャーリーグの遊撃手としては史上3人目となる18歳で、メジャーリーグのキャリアをスタートさせた。[[ファイル:Alex Rodriguez Cannons 1.jpg|thumb|200px|マリナーズ傘下カルガリー・キャノンズ時代のロドリゲス(1994年)]]

{{by|1996年}}に、36本塁打、123打点、21歳と史上3番目の若さで首位打者、球団記録となる打率.358、141得点、215安打、54二塁打を記録し<ref>http://www.baseball-reference.com/teams/SEA/leaders_bat.shtml</ref>、めきめきと頭角を現していった。{{by|1997年}}にも打率.300、23本塁打、84打点の好成績を収め、同年6月5日の[[デトロイト・タイガース|タイガース]]戦では[[サイクル安打]]を達成した。

{{by|1998年}}には、打率3割、打点100以上に加えて、メジャー史上3人目の[[30-30クラブ#40-40クラブ|40本塁打40盗塁]]を達成（シーズン40本塁打は遊撃手として史上3人目）し、メジャー屈指の[[5ツールプレイヤー]]に成長した。トップクラスのスラッガーでありながら守備負担の大きい[[遊撃手]]を守るという、新しいスタイルを確立した。

{{by|1999年}}は故障のため30試合以上欠場したが、42本塁打を記録した。{{by|2000年}}には打率.316、41本塁打、132打点を残し、自身初となる100四球を記録した。10月30日に[[フリーエージェント (プロスポーツ)|FA]]となった。

=== レンジャーズ時代 ===
{{by|2001年}}1月26日に[[テキサス・レンジャーズ]]と10年総額2億5,200万ドルという空前の条件で契約に合意。これは当時のスポーツ界で最高の年俸でもあった。既にロドリゲスはメジャーでも屈指のプレイヤーに数えられ、かつ最高の将来性を持つ存在であったが、この超長期契約とあまりの高額ぶりは、野球界を超えて大きな話題を呼んだ（代理人は辣腕で知られる[[スコット・ボラス]]）。古巣マリナーズの本拠地[[セーフコ・フィールド]]での試合では、大ブーイングとともに札束の玩具をばらまかれるといった手荒い歓迎がしばらく続いた。

レンジャーズの3年間に残した成績は文句のつけようのないもので、2001年にリーグ1位の52本塁打、133得点、393塁打、{{by|2002年}}にメジャー1位の57本塁打、142打点、{{by|2003年}}にリーグ1位の本塁打、長打率を記録した。2003年4月には、27歳149日で史上最年少で300本塁打<ref>http://champions.finito-web.com/MLB/Player/QRST/A_Rodriguez.html</ref>を達成、史上2人目の最下位チームからのMVP獲得をするなど、ロドリゲス個人は活躍を見せた。しかし、チームは3年連続の地区最下位となり、その高額年俸がチーム再建の足かせとなってしまった。

=== ヤンキース時代 ===
[[ファイル:Jeterandrodriguez.JPG|thumb|250px|守備に就く[[デレク・ジーター]]（左）とロドリゲス]]
{{by|2004年}}2月15日にレンジャーズが1億7,900万ドルのうち6,700万ドルの年俸を負担することを条件に、[[アルフォンソ・ソリアーノ]]らとのトレードで[[ニューヨーク・ヤンキース]]へ移籍した。

マリナーズとレンジャーズでは遊撃手を務めていたが、ヤンキースにおいてはキャプテンである[[デレク・ジーター]]の守備位置であったため、移籍に伴い三塁手に[[コンバート]]された。それまでつけていた背番号3は、ヤンキースでは[[ベーブ・ルース]]の[[永久欠番]]でつけることが許されず、変更を余儀なくされ、[[NFL]][[マイアミ・ドルフィンズ]]の往年の選手[[ダン・マリーノ]]にならって13番を選択した。

ヤンキース初年となった2004年は36本塁打、106打点という一定の数字を残したが、期待されていた内容としては物足りないとされた。[[ボストン・レッドソックス]]とのリーグチャンピオンシップシリーズでは、ゴロを打って1塁へ走る際、自身をタッチアウトにしようとした投手[[ブロンソン・アローヨ]]のグラブをはたき、[[守備妨害]]でアウトになった。このプレーは波紋を呼び、試合後に「子供じみたプレー」と[[バッシング]]を受けた。同シリーズは3連勝後に4連敗という最悪の形で落としている。

{{by|2005年}}6月、メジャーリーグ史上初めて20代で通算400本塁打を達成。最終的にシーズン48本塁打を放ち、4度目の本塁打王とともに2度目のMVPを獲得。ヤンキースでの本塁打王は[[レジー・ジャクソン]]以来25年ぶりであった。また、ヤンキース右打者のシーズン最多本塁打数[[ジョー・ディマジオ]]の46本を68年ぶりに更新した。

{{by|2006年}}は30歳にして通算2000本安打を達成したが、シーズンでは7年ぶりに年間塁打数が300を切るなど不調で、自己ワーストとなる24失策を記録するなど攻守ともに精彩を欠いた。

{{by|2007年}}は、アメリカンリーグ最速記録となる開幕15試合で12本塁打（30打点）に到達。[[8月4日]]、メジャー史上最年少（32歳8日、それまでの記録は[[ジミー・フォックス]]の32歳338日）、出場試合数では史上3番目の早さ（1855戦目、最速記録は[[マーク・マグワイア]]の1639戦目）でメジャー史上22人目の通算[[500本塁打クラブ|500本塁打]]を達成した。シーズンを通して好不調の波はあったものの、3度目の50本塁打以上、自己最高の156打点を記録し、二冠王に輝いた。2007年10月28日、ヤンキースとの残り3年の契約オプションを行使しない事を表明し、正式に[[フリーエージェント (プロスポーツ)|フリーエージェント]]となった。その後、12月13日に10年総額2億7,500万ドル（約309億円）、出来高払いを含めると3億ドル（約330億円）の契約で残留した。

{{by|2008年}}はシーズン途中に右太ももを痛めて20試合以上欠場したが、11年連続35本塁打以上を記録。9月3日の[[タンパベイ・レイズ]]戦では、ロドリゲスがレフトポール際に放った打球に[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]]史上初めて[[ビデオ判定]]が適用された（判定は本塁打）。年末には2009年に行われる[[ワールド・ベースボール・クラシック|WBC]]にはドミニカ代表として出場すると表明した。

{{by|2009年}}2月7日に2003年の薬物検査で[[アナボリックステロイド|ステロイド]]剤の陽性反応を示したと報じられ<ref name="arod-SI090210">{{Cite web |url=http://sportsillustrated.cnn.com/2009/baseball/mlb/02/07/alex-rodriguez-steroids/index.html |title=Sources tell SI Alex Rodriguez tested positive for steroids in 2003 |author= |publisher=Sports Illustrated  |accessdate=2009年2月10日 }}</ref>、2月9日にそのことを認めた<ref name="arod-espn090210">{{Cite web |url=http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=3894847 |title=A-Rod admits, regrets use of PEDs |author= |publisher=ESPN.com  |accessdate=2009年2月10日 }}</ref>。その後、WBCドミニカ代表の合宿に合流したが、直後に右臀部の故障が判明。WBC出場を取りやめ、緊急手術を受けた。リハビリを経て、[[5月8日]]の[[ボルチモア・オリオールズ]]戦で復帰した。その復帰戦の第1打席で初球本塁打を放ち、現地の[[YESネットワーク]]の実況は「A fairy tale swing」（おとぎ話のようなスイング）と表現した。10月4日、レギュラーシーズン最終戦となる対[[タンパベイ・レイズ]]戦で6回無死1、2塁から逆転3ランを放つと、この回2度目の打席で満塁本塁打を放ち、1イニング7打点のアメリカンリーグ新記録を達成した。この日の2本塁打、7打点で30本塁打、100打点に到達し、12年連続の「30本、100打点」はメジャーリーグタイ記録で、通算13度目はメジャーリーグ新記録となった。
[[ファイル:A-Rod3.jpg|thumb|2007年のロドリゲス]]
[[ファイル:Alex Rodriguez 2009 World Series Parade.jpg|thumb|left|2009年のヤンキース優勝パレードの時]]
{{by|2010年}}[[8月4日]]、35歳と8日で通算600本塁打を達成。同じくヤンキースに所属していたベーブ・ルースの持つ最年少記録（36歳196日）を1歳以上も更新し、[[ギネス世界記録]]に認定されている<ref>{{Cite web|url=http://www.guinnessworldrecords.com/world-records/8000/youngest-person-to-hit-600-home-runs-in-a-major-league-baseball-career|title=Youngest person to hit 600 home runs in a Major League Baseball career|publisher=Guinness World Records|language=英語|accessdate=2014年3月6日}}</ref>。。シーズンの成績は、本塁打こそ2年連続で30であったが、打点125は[[デトロイト・タイガース]]の[[ミゲル・カブレラ]]に次ぐリーグ2位の数字であった。また、本塁打30と打点100をいずれもクリアした事で、13年連続「30本塁打・100打点」のメジャーリーグ新記録を生み出し、自身の持つ記録を14度まで伸ばした。

{{by|2011年}}は、怪我や不振の影響で99試合の出場に終わり、「30本塁打・100打点」の連続記録は途絶えた。

{{by|2012年}}は、手首を死球で骨折するも18本塁打し、2009年シーズン以来の2桁盗塁、13盗塁を記録。だが、10月13日の[[デトロイト・タイガース|タイガース]]戦で試合中に[[ナンパ]]していた事が報じられた<ref>{{cite news |title=Ａロッド試合中にナンパしていた　バット不調も女性観客から電話番号 |publisher=ZAKZAK |date=2012-10-18 |url=http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20121018/bbl1210180725000-n1.htm |accessdate=2012-10-22}}</ref>。また17日には、[[マイアミ・マーリンズ]]へトレードの可能性が報じられた<ref>{{cite news |title=Ａロッド、マーリンズへトレード報道 |newspaper=サンケイスポーツ |date=2012-10-19 |url=http://www.sanspo.com/baseball/news/20121019/mlb12101905030002-n1.html |accessdate=2012-10-22}}</ref>。

{{by|2013年}}1月16日に左股関節の手術を受け、開幕後は60日間の故障者リスト入りした。1月31日には「マイアミ・ニュータイムズ」社が[[フロリダ州]][[マイアミ]]のアンチエイジング専門クリニック「バイオジェネシス」から禁止薬物の提供を受けていたとされる疑惑が発覚した<ref>[http://www.miaminewtimes.com/2013-01-31/news/a-rod-and-doping-a-miami-clinic-supplies-drugs-to-sports-biggest-names/full/ A Miami Clinic Supplies Drugs to Sports' Biggest Names] MIAMI New Times</ref>。[[8月5日]]、メジャーリーグ機構は禁止薬物を使用していたとして、8月8日から[[2014年]]シーズン末までの全ての試合（211試合）の出場停止処分とする事を発表した<ref>[http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130805&content_id=55953176&vkey=news_mlb&c_id=mlb A-Rod gets ban through 2014; 12 get 50 games]</ref>。これに対しロドリゲスは異議申し立ての方針を示しており、<ref>[http://www.afpbb.com/article/sports/baseball/mlb/2960222/11140044 A・ロッドに211試合の出場停止処分、ほかの選手は50試合に]AFBBBNews2013年8月6日配信</ref>同日の対シカゴ・ホワイトソックス戦で今季初出場し、4打数1安打。異議申し立てを行ってる間は出場が認められる<ref>[http://www.afpbb.com/article/sports/baseball/mlb/2960399/11140720 長期出場停止処分のA・ロッド、Wソックス戦で今季初出場]スポーツニッポン2013年8月6日配信</ref>。
8月26日、トロントでのブルージェイズ戦で今季3号本塁打を放ち、歴代5人目の通算650本塁打とした。

{{by|2014年}}1月11日にメジャーリーグ機構がポストシーズンを含む、2014年シーズンの全試合出場停止処分を発表した<ref>{{cite web|url=http://mlb.mlb.com/news/article/mlb/arbitrator-rules-alex-rodriguez-to-be-suspended-for-2014-season?ymd=20140109&content_id=66433260&vkey=news_mlb|title=Arbitrator: A-Rod suspended for 2014 season|work=MLB.com|author=Paul Hagen|date=January 11, 2014|accessdate=January 11, 2014}}</ref>。2月7日にロドリゲスの代理人らは、出場停止処分の撤回を求める訴訟を取り下げ、出場停止処分を受け入れることを明らかにし、代理人のジョー・タコピーナは「ロドリゲスは2015年に焦点を合わせており、ヤンキースのクラブハウスに戻れることを望んでいる」と話した<ref>{{cite web|url=http://mlb.mlb.com/news/article/mlb/alex-rodriguez-ends-litigation-against-major-league-baseball-players-union?ymd=20140207&content_id=67549260&vkey=news_mlb|title=A-Rod ends litigation against MLB, MLBPA|work=MLB.com|author=Bryan Hoch|date=February 7, 2014|accessdate=February 12, 2014}}</ref>。

== 選手としての特徴 ==
[[ファイル:Alex Rodriguez 2008-04-19.jpg|thumb|left|2008年4月19日]][[ファイル:Alex Rodriguez batting stance 2008.jpg|thumb|ロドリゲスの打撃フォーム]]内野フライのような急角度で上昇した打球が、勢いを失わずにそのままスタンドインするような弾道を描く打球を放つ<ref>[http://web.archive.org/web/20040212223550/number.goo.ne.jp/from_number/574/special_features/spe2/page3.html スペシャル対談 イチロー×アレックス・ロドリゲス]</ref>。
打撃では[[バリー・ボンズ]]にはバットスピードでは劣るものの、生来のパワーはボンズ以上とも言われ、フィールドのあらゆるところに打球を運ぶことができる<ref name="sr200404">スカウティング・レポート『月刊スラッガー』2004年4月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-4、12-15頁。</ref>。

走塁ではスイングが大きく打席から飛び出すのが遅いながらも一塁到達まで4.2秒の俊足を誇り<ref name="sr200404"></ref>、シーズン46盗塁を記録したこともある。中軸を打つ機会が多くなってからは盗塁を試みる機会が少なくなったが、成功率は高く、年齢が30代に差し掛かってもなお年間で20程度の盗塁を記録し、必要なときに効果的な走塁をみせる。相手内野手の膝を削るような激しいゲッツー崩しなども果敢に行い、ヘッドスライディングを多用する。

恵まれた大柄な体格と鋭敏な反射神経を誇り、守備範囲は広い。遊撃手としては[[デレク・ジーター]]や[[ノマー・ガルシアパーラ]]、[[ミゲル・テハダ]]が華やかな動きをするのに対して、より伝統的で基本に忠実な動きをする遊撃手だと評され、打球がホームプレートから離れたその瞬間に動き出し、非常に滑らかな動きの守備をした<ref name="sr200404"></ref>。[[ファイル:Alex Rodriguez 2008-05-28.jpg|thumb|サードの守備に就くロドリゲス]]ヤンキース移籍後は[[デレク・ジーター]]が遊撃手として絶対的存在があったため三塁手に転向し、三塁線側からかなり離れて守る。ファウルフライ捕球やバント処理など、三塁手特有の細かいプレーの際にミスがまま見られ、三塁手としては未だゴールドグラブに選出されたことが無い。

=== 国籍 ===
[[ファイル:Reggie&A-Rod.jpg|thumb|200px|[[レジー・ジャクソン]]と話すロドリゲス]]
生まれ故郷の[[アメリカ合衆国]]と、両親の故郷[[ドミニカ共和国]]の[[多重国籍|二重国籍]]保持者であり、[[英語]]と[[スペイン語]]の[[バイリンガル]]である<ref>[http://www.youtube.com/watch?v=EV4BOdi5Zoc YouTube - Alex Rodriguez en Dominicana]</ref>。「『俺はドミニカ人だ！』と、声を大にして言いたい」と語っており、ドミニカ人であることを誇りに思っている<ref name="d"></ref>。幼少時にドミニカ共和国の[[サントドミンゴ]]に3年間滞在した経験があり、メジャーに昇格する前はドミニカ共和国の[[ウィンターリーグ]]にも参加していた。

[[ワールド・ベースボール・クラシック]]にはアメリカ合衆国・ドミニカ共和国の双方で出場資格があり、[[2006 ワールド・ベースボール・クラシック|第1回大会]]には[[野球ドミニカ共和国代表|ドミニカ代表]]として参加すると見られていたが、一旦は「アメリカ、ドミニカのどちらの名も傷つけたくない」として出場辞退を表明。その後、紆余曲折を経て、結局[[2006 ワールド・ベースボール・クラシック・アメリカ合衆国代表|アメリカ代表]]として出場した。生まれ育った土地であるアメリカにも強い愛着があり、アメリカの一市民であることを優先させたという<ref>[http://www.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20081204&content_id=3703318&vkey=news_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb Papi: A-Rod wants to play for D.R.] MLB.com''（英語）（2008/12/05）''</ref>。

しかし、[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|第2回大会]]ではドミニカ共和国代表としての出場を表明。再びドミニカ代表のユニフォームを着てプレーすることを、ロドリゲス自身と家族が望んでいると語り、出場を熱望したが<ref>[http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20081206&content_id=3704745&vkey=news_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb A-Rod commits to Dominican team] MLB.com''（英語）（2008/12/06）''</ref>、大会直前のドミニカ代表合宿中に右臀部を痛め、本大会でプレーする夢は叶わなかった。

=== その他 ===
* フロリダの高校時代、当時[[ロサンゼルス・ドジャース]]の監督[[トミー・ラソーダ]]と出会い、卒業したらドジャースに入団したいと云う希望があった。
* 自分の道具にA-Rodと書いていたところから、彼のニックネームとなった<ref>http://community.seattletimes.nwsource.com/archive/?date=19960222&slug=2315371</ref>。
* 入場時にかける曲は[[リンキン・パーク]]＆[[ジェイ・Z]]の『Numb/Encore』であり、理由はジェイ・Zが親友のうちの一人であるためだという。
* 尊敬する選手として、ヤンキースの同僚であった[[ロジャー・クレメンス]]を挙げている。
* 最も仲のいいプレーヤーは、[[テキサス・レンジャーズ]]時代に同僚であった[[マイケル・ヤング_(野球)|マイケル・ヤング]]<ref>http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/news/article.jsp?ymd=20050908&content_id=1202299&vkey=news_nyy&fext=.jsp&c_id=nyy</ref>。
* [[シアトル・マリナーズ]]時代、同僚の[[佐々木主浩]]と非常に親しく、クラブハウスで2人で話し込む仲であったという。
* [[2001年]]から[[シアトル・マリナーズ]]に加入した[[イチロー]]とは2012年7月まで同じチームでプレーしたことはないが<ref>イチローがヤンキースに移籍したときは「日本でも大ニュースだろ」と興奮気味に記者会見のテレビ中継に見入り「もちろん一緒にプレーできるのはうれしい」と話した。しかし、イチロー移籍のわずか二日後に[[フェリックス・ヘルナンデス]]から受けた死球の影響で骨折。戦線離脱となってしまった</ref>、一緒に[[NBA]]観戦に行ったり<ref>http://web.archive.org/web/20040407023136/number.goo.ne.jp/from_number/574/special_features/spe2/index.html</ref>、アメリカで発売されたイチローの本に推薦文を寄せた経験もある<ref>Ichiro's art of playing baseball : learn how to hit, steal, and field like an all-star ISBN 0312358318</ref>。
* 2006年開幕前のスポーツ・イラストレイテッド紙による、470人の選手が投票した「過大評価されている選手」調査では、ロドリゲスが6%の票を集めて3位に選ばれた。監督の[[ジョー・トーリ]]はこれに対して「驚かない」とコメントした。

== 薬物問題 ==
{{by|2009年}}2月7日、[[スポーツ・イラストレーテッド]]は2003年の薬物検査で104人の選手が陽性反応を示し、そのうちロドリゲスは[[アナボリックステロイド|ステロイド]]剤の一種である[[テストステロン]]と[[プリモボラン]]の陽性反応を示したと報じた<ref name="arod-SI090210" />。ステロイド剤の使用はルールブックへの記載こそ無かったものの、1991年以降医者の指示のない限りは使用を禁止することが通達されていた上、アメリカ国内での流通も法律上禁止されていた<ref name = "ny021009">{{Cite web |url=http://www.nytimes.com/2009/02/10/sports/baseball/10george.html?em |title=Facing Up to Some Truth Is a Start for Rodriguez |author= |publisher=New York TImes  |accessdate=2009年2月10日 }}</ref>。当時は匿名と罰則なしを条件に検査が実施されたため、[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ機構]]はこの件について一切コメント出来ないとした<ref>{{Cite web |url=http://mlb.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20090207&content_id=3807352&vkey=pr_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb |title=MLB Statement regarding Sports Illustrated News Story |author= |publisher=MLB.com  |accessdate=2009年2月10日 }}</ref>。2008年4月1日に出版された[[ホセ・カンセコ]]の[[暴露話|暴露本]]第2弾『[[ビンディケーテッド]]』でもステロイド使用者として[[マグリオ・オルドニェス]]、[[ロジャー・クレメンス]]と共に名前を挙げられていた<ref>{{Cite web|url=http://abcnews.go.com/Nightline/Story?id=4523978&page=1|title=Excerpt: 'Vindicated: Big Names, Big Liars, and the Battle to Save Baseball'|work=[[ABCニュース (アメリカ)|ABCNews.com]]|language=英語|accessdate=2013年9月25日}}</ref>。ロドリゲスも当初この件についてはノーコメントを貫いていたが、2月9日に[[ESPN]]が行った単独インタビューでロドリゲスはテキサス･レンジャーズ時代の2001年から2003年にかけてステロイド剤を使用していたことを認め、謝罪した。史上最高額の契約に見合う力を証明しなくてはならないという重圧を感じていたという<ref name="arod-espn090210" />（翌年の2004年にはテストの時期を事前に選手会のCOOであるマット・オルザから知らされていたとも言われている<ref name = "ny021009"></ref>）。
このESPNとの単独インタビュー後は[[バラク・オバマ]]米大統領も含め、各方面から様々な意見が出た<ref>{{Cite web |url=http://www.nydailynews.com/sports/baseball/yankees/2009/02/09/2009-02-09_president_obama_tags_out_arod.html |title=President Obama tags out A-Rod |author= |publisher=New York Daily News  |accessdate=2009年2月9日 }}</ref><ref>{{Cite web |url=http://sportsillustrated.cnn.com/2009/writers/phil_taylor/02/10/arod.legacy/?eref=sircrc |title=In a steroid age, history may be kinder to A-Rod than you think |author= |publisher=Sports Illustrated  |accessdate=2009年2月11日 }}</ref><ref>{{Cite web |url=http://www.bworldonline.com/BW021109/content.php?id=179 |title=A-Rod admission |author= |publisher=Businessworld  |accessdate=2009年2月10日 }}</ref><ref>{{Cite web |url=http://community.foxsports.com/blogs/ksp113/2009/02/09/For_First_Time_ARod_Got_It_Right |title=For First Time, A-Rod Got It Right |author= |publisher=Fox Sports  |accessdate=2009年2月9日 }}</ref>。

翌週にヤンキースのスプリングトレーニングで開かれた記者会見ではドミニカで調達した薬物をいとこに勧められて打ったと新たな告白をしたが、後に2001年から2003年の間ドミニカではプリモボランは処方箋の有無に関わらず入手不可能であったと矛盾点が報道された。またかつてトロント空港で大量薬物所持が見つかりメジャー・リーグ出入り禁止を通告された問題のトレーナーを、MVPを獲った2007年のシーズンを通してロドリゲスがアウェイのホテルに帯同していた事実をあるスカウトが明らかにした。トレーナーは薬物を投与した後その痕跡を消すことができるため選手たちからThe Cleanerと通称されており、2006年WBCではドミニカチームのコーチを務め、2009年もWBCドミニカチームに参加し、一月にはロドリゲスをコーチしている写真も明らかにされたが、この事件で今後WBCからも追放されることとなった。このトレーナーの件についてロドリゲスはノーコメントを通している。

同年4月には新たな暴露本が発売され、高校時代から恒常的にステロイド剤や[[ヒト成長ホルモン]]剤を摂取してきたという疑惑が持ち上がっている。ロドリゲス本人は、この件についてのコメントを拒否している。また、ホセ・カンセコは、マリナーズ時代のロドリゲスにステロイドについて相談され、入手先を紹介したことを明かしている<ref>[http://www.sportsmansdaily.com/Canseco_ARod.html Canseco’s Ex Admits Attraction to A-Rod: “I Have a Thing for Five Tools Guys”]</ref>。

2009年末には[[ヒト成長ホルモン]]（HGH）の違法所持で逮捕されたカナダ人医師[[アンソニー・ガレア]]の治療を受けていたことが判明し、再び薬物スキャンダルの渦中に晒されることになった<ref>{{Cite web|url=http://www.huffingtonpost.com/2011/07/06/anthony-galea-pleads-guilty-drugs_n_891672.html|title=Dr. Anthony Galea Pleads Guilty: Tiger Woods, A-Rod Doctor Admits To Smuggling Drugs Into US|work=Huffingtonpost.com|language=英語|accessdate=2013年9月21日}}</ref>。

2013年1月29日には[[バイオジェネシス・スキャンダル]]が発覚し、2009年から2012年にかけて[[マイアミ]]の医療機関からHGHやテストステロンなど様々な禁止薬物を購入していたことが暴露された。8月5日に211試合の出場停止処分を科されたが、異議申し立てを行い、試合出場を続けた。シーズンが終了した10月4日に「MLB機構と[[バド・セリグ]][[メジャーリーグベースボール#コミッショナー制度|コミッショナー]]がアレックス・ロドリゲスの名声とキャリアを失わせるために利用しようとしていた証拠を不適切に集めようとしていた」としてMLB機構を[[訴訟|提訴]]した<ref>{{Cite web|url=http://www.afpbb.com/articles/-/3000891|title=A・ロッドが大リーグ機構を提訴|work=AFP通信|accessdate=2013年10月7日}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.foxnews.com/sports/2013/10/04/yankees-slugger-alex-rodriguez-sues-mlb-selig/|title=Yankees slugger Alex Rodriguez sues MLB, Selig for 'witch hunt'|work=[[FOXニュース|Foxnews.com]]|language=英語|accessdate=2013年10月7日}}</ref>。

== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 ===
{|{{年度別打撃成績|リーグ=メジャーリーグベースボール}}
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1994}}
|rowspan="7" style="text-align:center;"|[[シアトル・マリナーズ|SEA]]
|17||59||54||4||11||0||0||0||11||2||3||0||1||1||3||0||0||20||0||.204||.241||.204||.445
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1995}}
|48||149||142||15||33||6||2||5||58||19||4||2||1||0||6||0||0||42||0||.232||.264||.408||.672
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1996}}
|146||677||601||'''141'''||215||'''54'''||1||36||'''379'''||123||15||4||6||7||59||1||4||104||15||'''.358'''||.414||.631||1.045
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1997}}
|141||638||587||100||176||40||3||23||291||84||29||6||4||1||41||1||5||99||14||.300||.350||.496||.846
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1998}}
|161||'''748'''||'''686'''||123||'''213'''||35||5||42||384||124||46||13||3||4||45||0||10||121||12||.310||.360||.560||.919
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1999}}
|129||572||502||110||143||25||0||42||294||111||21||7||1||8||56||2||5||109||12||.285||.357||.586||.943
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2000}}
|148||672||554||134||175||34||2||41||336||132||15||4||0||11||100||5||7||121||10||.316||.420||.606||1.026
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2001}}
|rowspan="3" style="text-align:center;"|[[テキサス・レンジャーズ|TEX]]
|'''162'''||732||632||'''133'''||201||34||1||'''52'''||'''393'''||135||18||3||0||9||75||6||16||131||17||.318||.399||.622||1.021
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2002}}
|'''162'''||725||624||125||187||27||2||'''57'''||'''389'''||'''142'''||9||4||0||4||87||12||10||122||14||.300||.392||.623||1.015
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2003}}
|161||715||607||'''124'''||181||30||6||'''47'''||364||118||17||3||0||6||87||10||15||126||16||.298||.396||'''.600'''||.995
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2004}}
|rowspan="10" style="text-align:center;"|[[ニューヨーク・ヤンキース|NYY]]
|155||698||601||112||172||24||2||36||308||106||28||4||0||7||80||6||10||131||18||.286||.375||.512||.888
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2005}}
|'''162'''||715||605||'''124'''||194||29||1||'''48'''||369||130||21||6||0||3||91||8||16||139||8||.321||.421||'''.610'''||'''1.031'''
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2006}}
|154||674||572||113||166||26||1||35||299||121||15||4||0||4||90||8||8||139||22||.290||.392||.523||.914
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2007}}
|158||708||583||'''143'''||183||31||0||'''54'''||'''376'''||'''156'''||24||4||0||9||95||11||21||120||15||.314||.422||'''.645'''||'''1.067'''
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2008}}
|138||594||510||104||154||33||0||35||292||103||18||3||0||5||65||9||14||117||16||.302||.392||'''.573'''||.965
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2009}}
|124||535||444||78||127||17||1||30||236||100||14||2||0||3||80||7||8||97||13||.286||.402||.532||.933
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2010}}
|137||595||522||74||141||29||2||30||264||125||4||3||0||11||59||1||3||98||7||.270||.341||.506||.847
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2011}}
|99||428||373||67||103||21||0||16||172||62||4||1||0||3||47||1||5||80||13||.276||.362||.461||.823
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2012}}
|122||529||463||74||126||17||1||18||199||57||13||1||0||5||51||3||10||116||13||.272||.353||.430||.783
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2013}}
|44||181||156||21||38||7||0||7||66||19||4||2||0||0||23||1||2||43||5||.244||.348||.423||.771
|-
!colspan="2"|通算：20年
|2568||11344||9818||1919||2939||519||30||654||5480||1969||322||76||16||101||1240||92||169||2075||240||.299||.384||.558||.942
|}
* 2013年度シーズン終了時点
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高

=== 獲得タイトル・表彰・記録 ===
* [[アメリカンリーグ]][[最優秀選手 (MLB)|年間MVP]] 3回：2003年、2005年、2007年
* [[首位打者 (MLB)|首位打者]] 1回：1996年（.358）
* [[最多本塁打 (MLB)|本塁打王]] 5回：2001年（52）、2002年（57）、2003年（47）、2005年（48）、2007年（54）
* [[最多打点 (MLB)|打点王]] 2回：2002年（142）、2007年（156）
* [[シルバースラッガー賞]] 10回：1996年、1998年 - 2003年（[[遊撃手]]部門）、2005年、2007年、2008年（[[三塁手]]部門）
* [[ハンク・アーロン賞]] 4回：2001年 - 2003年、2007年
* [[ゴールドグラブ賞]] 2回：2002年、2003年
* [[ベーブ・ルース賞]] 1回：2009年
* [[プレイヤー・オブ・ザ・マンス|アメリカンリーグ月間MVP]] 10回：1996年8月、2002年7月・8月、2003年8月、2005年5月・8月、2006年5月、2007年4月・6月、2010年9月
* アメリカンリーグ週間MVP 13回
* [[シアトル・マリナーズ]]球団MVP 3回：1996年、1998年、2000年
* [[テキサス・レンジャーズ]]球団MVP 3回：2001年 -  2003年 
*[[MLBオールスターゲーム]]選出 14回：[[1996年のMLBオールスターゲーム|1996年]] - [[1998年のMLBオールスターゲーム|1998年]]、[[2000年のMLBオールスターゲーム|2000年]] - [[2008年のMLBオールスターゲーム|2008年]]、[[2010年のMLBオールスターゲーム|2010年]]、[[2011年のMLBオールスターゲーム|2011年]] 
* [[プレイヤーズ・チョイス・アワード]]
** Player of the Year 2回：2002年、2007年
** AL Outstanding Player 6回：1996年、1998年、2001年 - 2003年、2007年
* MLB.com This Year in Baseball Awards 
** Player of the Year 1回：2002年
** Hitter of the Year 1回：2007年
** Performance of the Year 1回：2005年
* The Sporting News 
** Major League Players of the Year 3回：1996年、2002年、2007年
** AL All-Star Team 8回：1996年、1998年、2001年 - 2003年、2005年、2007年 - 2008年
** All-decade team：2000年代
* Sports Illustrated 
** All-decade team：2000年代
* ESPN
** All-decade team：2000年代
** Top 100 players of the decade：2000年代第2位
* Baseball Digest
** Player of the Year 1回：1996年
* Yahoo! Sports
** All-decade team：2000年代

==== メジャーリーグ記録 ====
* [[遊撃手]]の年間得点数 '''141'''：1996年
* 遊撃手の年間長打数 '''91'''：1996年
* 遊撃手の年間長打率 '''.631'''：1996年
* 遊撃手の年間塁打数 '''393'''：2001年
* 遊撃手の年間本塁打数 '''57'''：2002年
* 4月の月間本塁打数（タイ記録） '''14'''：2007年
* 年間12本塁打到達試合数（タイ記録） '''15'''：2007年
* 年間13及び14本塁打到達試合数 '''18'''：2007年
* [[ニューヨーク州]]出身選手の本塁打数 '''553'''：1994年 - 2008年
* 最年少通算400本塁打 '''29歳316日'''
* 最年少通算[[500本塁打クラブ|500本塁打]] '''32歳8日'''
* 最年少通算600本塁打 '''35歳8日'''
* 三塁手の年間本塁打数 '''52'''※：2007年
* 年間[[50本塁打クラブ|50本塁打]]選手の盗塁数（タイ記録） '''24'''：2007年
* 通算満塁本塁打 '''24'''

※年間54本塁打のうち2本はDH出場。

==== アメリカンリーグ記録 ====
* 右打者の連続2年間の本塁打数 109：2001年 - 2002年
* 年間10本塁打到達試合数 14：2007年

==== ニューヨーク・ヤンキース記録 ====
* 右打者の年間本塁打数 54：2007年
* 右打者のホーム試合年間本塁打数 26：2005年、 2007年

=== 背番号 ===
* '''3'''（1994 - 2003）
* '''13'''（2004 - ）

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Alex Rodriguez}}
{{Wikinews|大リーグ、ボンズは通算最多ホームランタイの755号、Aロッドは史上最年少500号}}
{{MLBstats |mlb=121347 |espn=3115 |br=r/rodrial01 |fangraphs=1274 |cube=R/Alex-Rodriguez}}
* [http://arod.mlb.com/NASApp/mlb/players/rodriguez_alex/index.jsp AROD.com（英語）]

{{ニューヨーク・ヤンキース}}
{{2009 ニューヨーク・ヤンキース}}
{{2006 ワールド・ベースボール・クラシックアメリカ合衆国代表}}
{{Navboxes|title=業績
|list1=
</span>
{{500本塁打クラブ}}
{{アメリカンリーグMVP}}
{{アメリカンリーグ首位打者}}
{{アメリカンリーグ本塁打王}}
{{アメリカンリーグ打点王}}
{{アメリカンリーグ ハンク・アーロン賞}}
{{アメリカンリーグ ゴールドグラブ賞 (遊撃手)}}
{{アメリカンリーグ シルバースラッガー賞 (三塁手)}}
{{アメリカンリーグ シルバースラッガー賞 (遊撃手)}}
{{ベーブ・ルース賞}}
{{MLBドラフト全体1位指名選手}}
}}

{{DEFAULTSORT:ろとりけす あれつくす}}
[[Category:アメリカ合衆国の野球選手]]
[[Category:ドミニカ共和国の野球選手]]
[[Category:シアトル・マリナーズの選手]]
[[Category:テキサス・レンジャーズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:ニューヨーク・ヤンキースの選手]]
[[Category:ドーピング違反の野球選手]]
[[Category:最優秀選手 (MLB)]]
[[Category:アメリカンリーグ首位打者]]
[[Category:本塁打王 (MLB)]]
[[Category:打点王 (MLB)]]
[[Category:MLBオールスターゲーム選出選手]]
[[Category:野球に関するギネス世界記録保持者]]
[[Category:ドミニカ系アメリカ人]]
[[Category:ニューヨーク市出身の人物]]
[[Category:1975年生]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:野球に関する記事]]