アブドゥッラー2世のソースを表示

{{基礎情報 君主
|人名       =アブドゥッラー2世
|各国語表記 ={{Rtl-lang|ar|عبد الله الثاني}}
|君主号     =[[ヨルダン]][[ヨルダン王の一覧|国王]]
|画像       =The King of Jordan in 2013.jpg
|画像サイズ =200px
|画像説明   =アブドゥッラー2世（2013年、[[世界経済フォーラム]]総会にて）
|在位       =[[1999年]][[2月7日]] - 在位中
|戴冠日     =[[1999年]][[6月9日]]、於[[:en:Raghadan Palace|ラガダン宮殿]]
|別号       =
|全名       ={{Rtl-lang|ar|عبد الله بن الحسين}}<br/>アブドゥッラー・ビン・アル＝フセイン
|出生日     ={{生年月日と年齢|1962|1|30}}
|生地       ={{JOR}}、[[アンマン]]
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|埋葬地     =
|継承者     =
|継承形式   =
|配偶者1    =[[ラーニア (ヨルダン王妃)|ラーニア・アル＝アブドゥッラー]]
|子女       ={{Collapsible list|title = 一覧参照|[[:en:Prince Hamzah bin Al Hussein|フセイン]]<br/>[[:en:Princess Iman bint Al Abdullah|イマン]]<br/>[[:en:Princess Salma bint Al Abdullah|サルマ]]<br/>[[:en:Prince Hashem bin Al Abdullah|ハーシム]]}}
|王家       =[[ハーシム家]]
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|王室歌     =
|父親       =[[フセイン1世]]
|母親       =[[:en:Princess Muna al-Hussein|ムナー・アル＝フセイン]]
|宗教       =[[イスラム教]][[スンナ派]]
|サイン     =
}}
{{commons&cat|عبدالله الثاني بن الحسين|Abdullah II of Jordan|アブドゥッラー2世}}
'''アブドゥッラー2世・ビン・アル＝フセイン'''（{{Rtl翻字併記|ar|'''عبد الله الثاني بن الحسين‎'''|'''Abdullāh aṯ-Ṯānī bin al-Ḥusayn'''}}、[[1962年]][[1月30日]] - ）は、[[ヨルダン]][[ヨルダン王の一覧|国王]]（在位：[[1999年]][[2月7日]] - ）。

== 経歴 ==
[[イスラム教]]開祖[[ムハンマド]]の血筋を引く[[ハーシム家]]の出身。[[1962年]][[1月30日]]、国王[[フセイン1世]]と2番目の妻・ムナー・アル＝フセイン王妃との間に長男として生まれる。

生後間もなく王太子に指名されるが、[[1965年]]に叔父のハッサンに王位継承権が移る。[[1966年]]、4歳のときに[[イギリス]]に留学し教育を受け、[[1981年]]に[[サンドハースト王立陸軍士官学校|サンドハースト英陸軍士官学校]]卒業。[[1983年]]には[[オックスフォード大学]]で国際政治学を聴講。[[1987年]] - [[1988年]]には[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[ジョージタウン大学]]大学院修士課程（国際関係論）。

[[1993年]][[6月10日]]に半年間の交際を経て[[クウェート]]出身で両親が[[パレスチナ人]]の[[ラーニア (ヨルダン王妃)|ラーニア]]と結婚。2男2女をもうけている。

[[1999年]][[1月]]、フセイン国王によりハッサン王太弟に代わって再び王太子に叙任。まもなく父の崩御に伴いヨルダン国王に即位（1999年[[2月7日]]）した。

ヨルダン陸軍に所属し、現在は最高司令官の地位にある。

父親と同じく異母弟のハムザを王太弟としていたが[[2004年]]に廃し、その後王太子は空位となっていたが、2009年に長男のフセイン王子（1994年生まれ）を王太子とした。

ヨルダンの50[[ヨルダン・ディナール|ディナール]]紙幣に描かれている。

== 人物 ==
国王として積極的に外交に携わり、国家の安定に貢献している。

また、一般人（[[タクシー]]運転手、新聞記者、老人など）に変装して、国民の生の声を聞かんと努力している（変装は詰めの甘さで2回ばれている）。変装して訪れた病院<ref>[http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2607044/4195614 ヨルダン国王、老人に変装して極秘視察 AFPBBニュース 2009年5月29日]</ref>の応対について後日注意したこともある。この為、豊かといえない国家の王であるが国民からの敬愛心は強い。

とにかく自分でやってみないと気がすまない性分であり、特に乗り物に対するそれは過剰とも言える。国王自らハンドルを握り外国要人を空港まで迎えに行くのは日常茶飯事である。2006年7月に、日本の[[小泉純一郎]]首相がヨルダンを訪れた際にも、国王自らが運転する車で宿泊先のホテルまで送られる場面が報道されている。王室政府公用機（[[ロイヤル・ヨルダン航空]]所属の[[エアバスA310|A310]]）を自ら操縦して外交先に出向くことも度々である。[[カイロ国際空港]]のロケーションを気に入っているかどうかは定かではないが、エジプトへの外遊ではいつも操縦輪を持つ。
イギリス軍から譲り受けた[[チャレンジャー1]]戦車はヨルダン軍では国王の名前にちなんでアル＝フセインと命名されており、国王自身は[[チャレンジャー1]]戦車が操縦できるだけでなく、イギリス軍仕込みで部隊の指揮まで出来る。

大の[[トレッキー]]である。王子時代には『[[スタートレック:ヴォイジャー]]』（第36話「パリスの裏切り」）に約6秒間出演している。

趣味は[[スカイダイビング]]、[[スキューバダイビング]]、[[ラリー]]など。また、映画業界への興味が高じて[[紅海]]沿いの都市、[[アカバ]]に[[南カリフォルニア大学]]映画芸術学部の協力を得て紅海映画芸術研究所（The Red Sea Institute of Cinematic Arts）を設立した。

[[アラビア語]]・[[英語]]を話す。

== 関連項目 ==
* [[ヨルダン王の一覧]]

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
* [http://www.kingabdullah.jo/ アブドゥッラー2世国王の公式ウェブサイト] {{en icon}}{{ar icon}}
* [http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/jordan/cv/r_abdullah.html 日本国外務省による略歴の紹介]

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{{s-hou|[[ハーシム家]]|1962年|1月30日||||name=アブドゥッラー2世}}
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 {{Succession box
 | title = {{flagicon|JOR}} [[ヨルダン王の一覧|ヨルダン・ハシミテ王国国王]]
 | years = 第4代：1999 - 
 | before = [[フセイン1世]]
 | after = （在位）
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 {{Succession box
 | title = {{flagicon|JOR}} [[ヨルダン王の一覧|ヨルダン・ハシミテ王国国王]]<br/>王位継承者
 | years = 1962 - 1965
 | before = ムハンマド・タラール ([[:en:Prince Muhammad bin Talal|en]])
 | after = ハッサン・タラール ([[:en:Prince Hassan bin Talal|en]])
 }}
 {{Succession box
 | title = {{flagicon|JOR}} [[ヨルダン王の一覧|ヨルダン・ハシミテ王国国王]]<br/>王位継承者
 | years = 1999
 | before = ハッサン・タラール ([[:en:Prince Hassan bin Talal|en]])
 | after = ハムザ・フセイン ([[:en:Prince Hamzah bin Al Hussein|en]])
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[[Category:ヨルダン国王]]
[[Category:オックスフォード大学出身の人物]]
[[Category:アジアの紙幣の人物]]
[[Category:大勲位菊花章頸飾受章者]]
[[Category:アンマン出身の人物]]
[[Category:1962年生]]
[[Category:存命人物]]