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'''みすず監査法人'''('''みすずかんさほうじん'''、英文名称:'''MISUZU Audit Corporation''')は、日本でかつて存在した[[監査法人]]。[[1968年]]([[昭和]]43年)に'''監査法人中央会計事務所'''として設立され、[[2000年]]([[平成]]12年)に青山監査法人と合併して'''中央青山監査法人'''となった。中央青山監査法人は、日本で最大手の監査法人、いわゆる「[[4大監査法人]]」の1つであったが、不祥事がもとで[[2006年]]([[平成]]18年)に監査業務停止処分を受けた。その後、みすず監査法人に改称したものの信用回復には至らず営業の継続を断念。[[2007年]]([[平成]]19年)[[7月31日]]に解散し、その後は清算法人として存在している。 == 概要 == 業務停止処分を受ける直前において[[監査]]を担当していた会社は5,330社に上り、[[トヨタ自動車]]・[[ソニー]]など、日本を代表する企業を顧客としていたが、[[2006年]]([[平成]]18年)の業務停止処分によりこれらの顧客の多くを失った。 解散までの[[理事長]]は片山英木。前[[理事長]]は[[奥山章雄]](前[[日本公認会計士協会]]会長)。[[4大会計事務所|世界4大会計事務所]]の1つである、[[アメリカ合衆国]]の[[プライスウォーターハウスクーパース]]と提携関係にあった。 本部は[[東京都]][[千代田区]]霞が関三丁目の[[霞が関ビルディング|霞が関ビル]]にあったが、清算法人が同ビル4階に移った。 == 沿革 == *[[1968年]]([[昭和]]43年)[[12月]] - 監査法人中央会計事務所として発足。中瀬宏通・村山徳五郎の元日本公認会計士協会会長の事務所運営のもとに発展。 *[[1988年]]([[昭和]]63年)[[7月]] - 準大手の新光監査法人と合併し、中央新光監査法人に。 *[[1993年]]([[平成]]5年)[[7月]] - 中央監査法人に改称。 *[[2000年]]([[平成]]12年)[[4月]] - 青山監査法人と合併し、'''中央青山監査法人'''に。 *[[2001年]]([[平成]]13年)[[1月]] - 監査法人伊東会計事務所と合併。 *[[2006年]]([[平成]]18年)[[9月1日]] - 名称を'''みすず監査法人'''に改称。 *[[2007年]]([[平成]]19年)[[7月31日]] - 監査法人としての業務を終了し解散。 == 粉飾決算関連 == === 合併前の中央監査法人での出来事 === [[山一證券]]・[[ヤオハン]]・[[足利銀行]]など、[[粉飾決算]]をしていた破綻会社の[[監査]]を担当していたため、破綻後に就任した新経営陣などから[[訴訟]]を起こされており、足利銀行事件では、[[2005年]]初めに[[金融庁]]から戒告処分を受けている。 === 合併後の中央青山監査法人での出来事 === [[2005年]]に発覚した[[クラシエホールディングス|カネボウ]]の[[粉飾決算]]事件では、同事務所の[[公認会計士]]が粉飾を指南していたとされ([[2005年]][[10月3日]]に該当の公認会計士3名が[[証券取引法]]違反の罪で起訴された)、事務所や[[奥山章雄]]理事長の自宅が[[捜索|家宅捜索]]された。奥山理事長(2005年5月に就任)は報酬を50%カットしたのみで留任(のちに[[2006年]]5月に業務停止処分を受けた際に辞任)したが、他の理事は全員辞任した。 このほかにも[[2006年]]にはライブドアマーケティング(後の[[メディアイノベーション]])が粉飾決算したとされる際の監査を担当していた。 粉飾決算を行った企業への監査などの関与が目立ったことで、中央青山の信頼性に重大な疑問が生じる事態となった。司法当局はカネボウ事件については会計士個人の犯罪であるとして、監査法人の起訴は見送った。 [[2006年]][[5月10日]]、[[金融庁]]の[[公認会計士・監査審査会]]は、中央青山に[[7月1日]]から2か月の監査業務停止処分を命じた。これは4大監査法人にとって前代未聞の事態であり、この処分によって顧客との監査契約は[[7月1日]]で解約となることから、中央青山に監査を依頼している企業に大きな混乱をもたらすこととなった。 [[2006年]][[6月1日]]、中央青山の海外提携先である[[プライスウォーターハウスクーパース]]は、日本国内において「[[あらた監査法人]]」を新設。この新設にあたって、中央青山からあらたへ一部社員が移籍した。業務停止処分明けの同年9月1日、中央青山監査法人は「'''みすず監査法人'''」に改称してイメージの刷新を図ったが、[[2006年]]4月時点で830社余りいた上場企業の顧客は、この時点で600社程度にまで落ち込んでいた。 それから間もない[[2006年]][[12月18日]]、みすず監査法人が監査を担当していた[[日興コーディアルグループ]]の[[有価証券報告書]]に虚偽記載([[利益]]水増しによる[[粉飾決算]])があったとされたが、問題となった2005年3月期の有価証券報告書に「[[財務諸表監査|適正意見]]」を出していたことから、日興の虚偽記載を旧中央青山が見逃していたとして問題視された。 === 解散 === これらの相次ぐ[[不祥事]]に伴う信頼の低下により、多くの会計士や職員が離脱するなど法人内で混乱が広がった。 [[2007年]][[2月20日]]、片山英木理事長は[[記者会見]]で、みすずが監査業務から撤退し、他の大手3法人([[新日本有限責任監査法人|新日本監査法人]]・[[有限責任あずさ監査法人|あずさ監査法人]]・[[有限責任監査法人トーマツ|監査法人トーマツ]])などへ監査業務の移管、公認会計士の移籍を行う方針を発表した。これにより、日本最大級の監査法人だった旧中央青山監査法人は解体されることになった。 [[2007年]][[7月31日]]、監査法人としての業務を終了、解散した。[[8月1日]]以降は清算法人として[[清算]]を完了させるために必要な業務のみを行っている。 == 子会社 == *[[みすずフィナンシャル・アドバイザーズ]](業務終了) == 関連項目 == *[[みらいコンサルティング]] *[[金融庁]] *[[証券取引等監視委員会]] {{DEFAULTSORT:みすすかんさほうしん}} [[Category:かつて存在した日本の監査法人]]
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