はまなす (列車)のソースを表示

{{otheruses|札幌-青森間で運行されている夜行急行列車|かつて[[石北本線]]で運行された列車|オホーツク (列車)#準急・急行「オホーツク」として|かつて[[鹿島臨海鉄道]]で運行された快速列車「はまなす」および「マリンライナーはまなす」|鹿島臨海鉄道大洗鹿島線#マリンライナーはまなす}}
{{出典の明記|date=2013年12月|ソートキー=鉄}}
{{独自研究|date=2013年12月}}
{{列車名
|列車名 = はまなす
|社色 = #2cb431
|画像 = Hamanasu.jpg
|pxl = 
|画像説明 = 函館駅 - 札幌駅間を牽引するDD51形（札幌駅）
|運行事業者 = [[北海道旅客鉄道]]（JR北海道）
|列車種別 = [[急行列車]]
|運行区間 = [[青森駅]] - [[札幌駅]]
|経由線区 = [[津軽海峡線]]・[[函館本線]]・[[室蘭本線]]・[[千歳線]]
|使用車両 = [[国鉄14系客車|14系]]・[[国鉄24系客車|24系客車]]（JR北海道[[札幌運転所]]）<br/>[[国鉄ED79形電気機関車|ED79形電気機関車]]（JR北海道[[函館運輸所|函館運輸所青函派出所]]）<br/>[[国鉄DD51形ディーゼル機関車|DD51形ディーゼル機関車]]（JR北海道函館運輸所）
|運行開始日 = [[1988年]][[3月13日]]
|運行終了日 = 
|備考 = 2014年3月15日現在
|備考全幅 = 
}}
'''はまなす'''は、[[北海道旅客鉄道]]（JR北海道）が[[青森駅]] - [[札幌駅]]間を[[津軽海峡線]]（[[津軽線]]・[[海峡線]]・[[江差線]]）・[[函館本線]]・[[室蘭本線]]・[[千歳線]]経由で運行する[[夜行列車|夜行]][[急行列車#JRグループの定期運行の急行列車|急行列車]]である。

== 概要 ==
[[津軽海峡線]]（[[青函トンネル]]）開通により廃止された[[青函連絡船]]の深夜便の代替として、[[1988年]]に運転が開始された。[[2012年]][[3月17日]]のダイヤ改正で「[[きたぐに (列車)|きたぐに]]」（大阪駅 - 新潟駅）が[[臨時列車]]に格下げされたことにより{{refnest|group=注|臨時列車としても2013年1月31日廃止<ref name="sankei-2013-01-31">{{Cite news | url = http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130131/wlf13013112510006-n1.htm | title = 夜行急行「きたぐに」完全引退 ブルトレ「日本海」は検討中 | newspaper = [[産経新聞|MSN産経West]] | publisher = [[産業経済新聞社]] | date = 2013-01-31 }}</ref>。}}、'''JRグループでは唯一の[[定期列車|定期急行列車]]'''となり<ref group="注">2010年3月に臨時列車化された急行「[[能登 (列車)|能登]]」（上野駅 - 金沢駅）も2012年3月以降の設定がなく、JRにおけるいわゆる[[臨時列車#予定臨時列車|予定臨時]]としての急行列車も存在しないようである。なおJRの[[客車]]定期列車には、ほかには[[特急列車]]の「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」が残るのみである。</ref>、なおかつ[[2014年]][[3月15日]]以降は、青森駅を発着する唯一の定期夜行列車となった。

本列車は[[東日本旅客鉄道]]（JR東日本）が運営する青森駅 - 中小国駅間を経由するが、当該区間を含む全区間においてJR北海道の運転士・車掌が担当しており、JR東日本は本列車の運行に一切関与していない。
=== 列車名の由来 ===
植物の[[ハマナス]]から。[[寝台列車|寝台]][[特別急行列車|特急]]「[[北斗星_(列車)|北斗星]]」・[[快速列車|快速]]「[[海峡_(列車)|海峡]]」とともに、一般[[公募]]により決定された。

なお、過去には[[1955年]]から[[1966年]]まで[[函館駅]]・[[小樽駅]]・[[札幌駅]]・[[旭川駅]] - [[網走駅]]間を[[函館本線]]・[[石北本線]]経由で運転していた[[準急列車]]・[[急行列車]]の名称として「はまなす」の名称が使用されていた（「[[オホーツク (列車)#沿革]]」も参照）。

また本列車の運転開始時には、全国で行なわれた都市圏短距離普通列車増発のうち、北海道内のものに愛称がつけられ、石北本線網走着のものが「はまなす」を名乗っていた。さらに、[[鹿島臨海鉄道]]・[[大洗鹿島線]]の快速「はまなす」がJR東日本[[鹿島線]]（[[鹿島サッカースタジアム駅|北鹿島駅]] - [[鹿島神宮駅]]間）に乗り入れていたため、JR線上を同名の別列車が3系統も走るという珍しい事態になっていた。

=== 架線電圧変更と存続問題 ===
[[北海道新幹線]]開業に伴う[[青函トンネル]]の架線電圧の変更に伴い従来の電気機関車は使えなくなるため、寝台特急「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」や寝台特急「[[カシオペア (列車)|カシオペア]]」とともに‎2016年3月に予定されている北海道新幹線開業前に廃止となる公算が大きくなっているという見方もあり存続問題に関心が集まっている<ref name="hokkaido-np-2014-8-23">{{Cite news | url = http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/558392.html | title = 「はまなす」も存続ピンチ、ＪＲ最後の急行　道新幹線開業、現行機関車使えず | newspaper = [[北海道新聞]] | publisher = 北海道新聞社 | date = 2014-8-23 }}</ref>。

== 運行概況 ==
[[青森駅]] - [[札幌駅]]間を1日1往復、所要約7時間30分で運行されている。函館本線の[[大沼駅]] - [[森駅 (北海道)|森駅]]間は上下列車で走行ルートが異なり、上り青森行きが[[渡島砂原駅]]（通称"砂原線"）経由、下り札幌行きが[[大沼公園駅]]（通称"[[駒ヶ岳駅|駒ヶ岳]]廻り"）を経由する。青森側、札幌側双方の到着時間を両エリアの始発列車運転時間帯に合わせる都合から、昼行列車に比較して所要時間が長い<ref group="注">特に[[函館駅]]では牽引[[機関車]]交換のほか、時間調整の意味もあり上下列車共に約30分間停車する。</ref>。

[[2010年]][[12月4日]]の[[東北新幹線]][[八戸駅]] - [[新青森駅]]間開業後も新青森駅には乗り入れず、従来通り青森駅始発・終着で運行されている。開業後の新幹線とは青森駅 - 新青森駅間を[[奥羽本線]]の列車<ref group="注">同区間を特急列車に乗車の場合の特例として、普通車自由席に限り[[特別急行券|特急料金]]は不要となる。ただし、普通車指定席・[[グリーン車]]、寝台特急「[[あけぼの (列車)|あけぼの]]」<!--「[[日本海 (列車)|日本海]]」-->に乗車する場合はこの特例は適用とならない。</ref>を介しての乗り継ぎになるが、新幹線との[[乗り継ぎ料金制度|乗り継ぎ割引]]は適用される。

特急「[[利尻 (列車)|利尻]]」（札幌駅 - [[稚内駅]]）、「[[オホーツク (列車)|オホーツク9・10号]]」（札幌駅 - [[網走駅]]）と「[[まりも (列車)|まりも]]」（札幌駅 - [[釧路駅]]）廃止後は北海道内において、また[[本州]] - [[北海道]]連絡系統の夜行列車で[[座席車]]を連結する唯一の定期夜行列車でもある（「[[北斗星 (列車)|北斗星]]」は[[寝台車]]のみ連結）。

また、各種[[特別企画乗車券]]でも利用可能な列車であり、主なものとして「[[北海道&東日本パス]]<ref group="注">2010年春までは、「北海道&東日本パス」だけで本列車の自由席を利用可能であったが、2010年夏より急行券の追加購入が必要となり、また別途座席の指定をすることで[[指定席]]・[[寝台車]]の利用が可能となった。</ref>」「青森往復きっぷ（札幌市内発）」「札幌・小樽フリーきっぷ（青森・盛岡・仙台地区発）」などの商品がある。函館駅 - 札幌駅間は、利用可能列車限定の割引商品「[[得割きっぷ]]」が使用できる。

=== 停車駅 ===
[[青森駅]] - [[函館駅]] - [[長万部駅]] - （[[伊達紋別駅]]） - [[東室蘭駅]] - （[[登別駅]]） - [[苫小牧駅]] - [[南千歳駅]] - [[千歳駅 (北海道)|千歳駅]] - [[新札幌駅]] - [[札幌駅]]

* 伊達紋別駅・登別駅は上り列車のみ停車。
* 上下列車とも[[蟹田駅]]に、下り列車のみ[[木古内駅]]に[[停車 (鉄道)#運転停車|運転停車]]する。
* [[青森ねぶた]]の開催期間中（例年[[8月2日]] - [[8月7日]]）は下り列車のみ[[蟹田駅]]にも客扱いの停車をする。

=== 使用車両・編成 ===
{|style="width:15em; text-align:center; float:right; margin:0 0 0 1em; border:1px solid #999;"
|+ 2012年6月1日現在の編成図
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #2cb431;"|はまなす
|-
|style="font-size:80%;"|{{TrainDirection|函館|青森／札幌}}
|-
|
{|class="wikitable" style="border:1px; font-size:80%; float:center; margin:0px;"
|+14系+24系
|style="width:2em;"|1
|style="width:2em;"|2
|style="width:2em;"|3
|style="width:2em;"|4
|style="width:2em;"|5
|style="width:2em;"|6
|style="width:2em;"|7
|-
|B
|B
|自
|カ
|指
|指
|自
|}
|-
|style="font-size:80%; text-align:left;"|
* 青森駅 - 函館駅間は逆向き。
* ドリームカーとカーペットカーは連結されない場合がある。
* 3号車と7号車および増結に用いられる座席車（スハフ14形）には飲料[[自動販売機]]が設置されている。
* 全車両[[禁煙]]で、喫煙ルームも無し。
; 座席種別凡例
: B=[[B寝台]]（[[寝台車 (鉄道)#開放式寝台|開放式]]2段）
: カ=のびのびカーペットカー（[[座席指定席]]）
: 指=ドリームカー（座席指定席）
: 自=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]][[自由席]]
|}

JR北海道[[札幌運転所]]に所属する[[国鉄14系客車|14系客車]]および[[国鉄24系客車|24系客車]]が使用されている。青森駅 - 函館駅間はJR北海道[[函館運輸所|函館運輸所青函派出所]]に所属する[[国鉄ED79形電気機関車|ED79形電気機関車]]が、函館駅 - 札幌駅間はJR北海道函館運輸所に所属する[[国鉄DD51形ディーゼル機関車|DD51形ディーゼル機関車]]が牽引する。

基本編成は7両で、[[自由席]]2両、[[座席指定席|指定席]]3両、[[B寝台]]2両。多客時は最大12両<ref group="注">札幌運転所 - 函館運輸所間を移動する回送車両や、軌道検測車の[[国鉄マヤ34形客車|マヤ34形客車]]が連結される場合もある。</ref>まで増結される。8両編成以上で運転される日は自由席車両の連結位置が異なり、自由席車を3両としたり、寝台車を1両増結する場合もある。寝台車を増結する場合、1号車 - 増21号車<ref>『列車編成席番表 JR・私鉄 '06冬春』（ジェー・アール・アール）。</ref> - 2号車の順となる。

* 指定席車のうち、5・6号車の2両は「'''ドリームカー'''」と称し、[[国鉄キハ183系気動車|183系気動車]]の[[グリーン車]]用座席を転用した[[リクライニングシート]]を備える。それぞれの車両の4号車寄りにミニラウンジがある。
* 4号車の1両は横になって就寝できる「[[寝台車 (鉄道)#寝台車の簡易利用|'''のびのびカーペットカー''']]」で、5号車寄りに更衣室が設けられている。なお、このカーペットカーは通常の[[寝台券]]と同様に、一部区間のみを乗車する[[座席指定券|指定券]]が発券された場合でも、座席予約・発券システム（[[マルス (システム)|マルス]]）上では、当該座席は青森駅 - 札幌駅間の全区間において予約・発券済の扱いとなる。
** このため[[特別企画乗車券]]などを組み合わせて、函館駅以南（以北）と函館駅以北（以南）を跨って乗車し、かつ乗車全区間で「カーペットカー」の同一座席を利用する場合、一方の特別企画乗車券に対して交付される指定券は、「全乗車区間の指定券」と「追加料金徴収区間の席無し[[急行券]]・指定席券」の計2枚での発券となる。なお、これらの「ドリームカー」や「カーペットカー」は点検等の都合で連結されない日がある<ref group="注">連結日の詳細は窓口や、市販の時刻表で確認できる。</ref>。
* 寝台車2両のうち、1両は24系客車が使用されている。2両とも24系客車を使用する場合があり、このときは1号車の前に[[電源車|電源供給車]]として14系座席車を連結する。この車両は回送車両として締切扱いの場合もあれば、混雑時に自由席として開放する場合もある。
* また、[[女性専用車両|女性専用席]]が設置されており、座席および寝台の番号は以下のとおりである。
** B寝台（2号車15・16番 上・下段）計4席
** ドリームカー （5号車1・2・3番 A・B・C・D席）計12席
** のびのびカーペットカー（4号車1・2・3・4番下席 21・22番上席）計6席
* [[2001年から2010年のJRダイヤ改正#2002年（平成14年）|2002年12月1日のダイヤ改正]]までは、青森駅での折り返しの間に、座席車が快速「海峡」の一部列車に[[間合い運用]]された。
* 繁忙期などに客車を増結した場合、北海道内の一部の駅ではプラットホームの[[有効長]]が列車の長さよりも短く、進行方向後ろ寄りに連結されている車両のうちホームからはみ出した分を[[ドアカット]]する。そのため乗客は別の車両より乗り降りすることになる。
<gallery>
ファイル:Hamanasu-aomori.jpg|青森駅 - 函館駅間を牽引するED79形（青森駅）
ファイル:Hamanasu-coach.jpg|急行「はまなす」の客車（青森駅）
ファイル:急行はまなす（回送）.jpg|青森で「はまなす」の[[入換 (鉄道)|入換]]車両を牽引する[[国鉄DE10形ディーゼル機関車|DE10形ディーゼル機関車]]（青森駅）
ファイル:Hamanasu-Carpet-car.jpeg|「のびのびカーペットカー」
ファイル:JR Hokkaido night train express"Hamanasu""Carpet-car" (second floor seat).JPG|「のびのびカーペットカー」（上段席）
ファイル:.JR Hokkaido night train express"Hamanasu" B sleeping-car.JPG|B寝台
ファイル:JR Hokkaido night train express"Hamanasu"Unreserved seat.JPG|自由席
ファイル:JR Hokkaido night train express"Hamanasu"Reserved seat.JPG |指定席「ドリームカー」
</gallery>
<!--
=== 担当車掌区所 ===
全区間をJR北海道の[[函館運輸所]]が担当している。以前は青森駅 - 蟹田駅間を[[東日本旅客鉄道]]（JR東日本）[[青森運輸区]]、蟹田駅 - 札幌駅間をJR北海道函館車掌所（現在の函館運輸所）が受け持っていた。-->

== 沿革 ==
[[ファイル:Midnight-Kiha 27 02.jpg|thumb|200px|[[国鉄キハ56系気動車|56系気動車]]による快速「ミッドナイト」（1996年）]]
[[ファイル:Rapid-Midnight_kiha183.jpg|thumb|200px|183系気動車（国鉄色）による快速「ミッドナイト」（2002年）]]
* [[1988年]]（[[昭和]]63年）
** [[3月13日]]：津軽海峡線開業に伴い、青森駅 - 札幌駅間を運行する夜行急行列車として「'''はまなす'''」5両で運行開始。
** 夏：函館駅 - 札幌駅間に快速「'''ミッドナイト'''」運転開始。当初は毎日運転の[[臨時列車]]扱いで専用車両を使用。（カーペットカー連結）全車座席指定席とした。また、「[[青春18きっぷ]]」シーズンは一般形車両で自由席を連結した<ref group="注">ただし、自由席連結は学校が休みとなるハイピーク期間のみのため、定期時代は「青春18きっぷ」有効期間でも9月や最初と最後の1週間程度は全車指定席となり、新札幌駅以外の客扱いは取りやめていた。そのため、この時期に「ミッドナイト」を使用すると前日付のきっぷで函館駅 - 札幌駅間を移動することが可能であった。</ref>。
*** 「ミッドナイト」停車駅：（ ）の停車駅は「青春18きっぷ」シーズンのみ停車。ただし[[新札幌駅]]以外の途中駅からの乗降は、増結された自由席（一般型車両）に限り利用できた{{refnest|group=注|市販の時刻表では「指定席券は、下りは函館発・新札幌まはた札幌着、上りは札幌または新札幌発・函館着の場合のみ発売」と案内されていた<ref>『JTB時刻表』1998年7月号。</ref>。}}。
**** 函館駅 - （[[森駅 (北海道)|森駅]] - [[八雲駅]] - 長万部駅 - 東室蘭駅 - 苫小牧駅 - 千歳駅） - 新札幌駅 - （[[白石駅 (JR北海道)|白石駅]]） - 札幌駅
* [[1989年]]（[[平成]]元年）：「はまなす」を補完するべく夏季を中心に青森駅 - 函館間駅で臨時急行「'''せいかんナイト'''」が運行される（1991年まで）。
** [[ダイヤグラム|ダイヤ]]はほぼ「はまなす」と並行運転とされ、車両は「[[はつかり (列車)|はつかり]]」の間合いとして[[国鉄485系電車|485系電車]]が使用された。
* [[1990年]]（平成2年）：「はまなす」を[[奥羽本線]][[秋田駅]]まで臨時延長運転。この年は冬期のみの運転だったが、翌年以降は夏・冬に運転した。
* [[1991年]]（平成3年）：「はまなす」B寝台車を連結。8両運転。
* [[1992年]]（平成4年）：「はまなす」7両運転に縮小。
* [[1993年]]（平成5年）[[3月18日]]：急行「まりも」の特急格上げに伴い「まりも」に連結していたドリームカーを「はまなす」に連結。
* [[1996年]]（平成8年）：「はまなす」秋田駅臨時延長運転を終了。
* [[1997年]]（平成9年）：「はまなす」指定席車にカーペットカーを連結。女性専用席設置。
* [[2000年]]（平成12年）：快速「ミッドナイト」の使用車両を[[国鉄キハ56系気動車|56系気動車]]より[[国鉄キハ183系気動車|183系気動車]]に変更。
* [[2001年]]（平成13年）
** [[3月3日]]：「はまなす」の弘前・秋田方面の接続列車を「[[白鳥 (列車)|白鳥]]」より「[[いなほ (列車)|いなほ]]」に変更。
** 春（3月ごろ）：「ミッドナイト」を[[臨時列車|季節列車]]に変更（主に「青春18きっぷ」シーズンの運転とする）。
* [[2002年]]（平成14年）[[12月1日]]：「ミッドナイト」廃止<ref name="jrhokkaido20020920" >{{Cite press release|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2002/1412daiya.html|title=平成14年12月ダイヤ改正について|work=|publisher=[[北海道旅客鉄道]]|date=2002-09-20|accessdate=2014-06-19}}</ref>。「はまなす」の八戸・盛岡方面の接続列車を「はつかり」より「[[つがる (列車)|つがる]]」に変更。
* [[2004年]]（平成16年）[[3月13日]]：「はまなす」が新たに[[長万部駅]]に停車するようになる<ref name="jrhokkaido20031226">{{Cite press release|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2003/031226.pdf|format=PDF|publisher=北海道旅客鉄道|title=平成16年3月ダイヤ改正について|date=2003-12-26|accessdate=2014-07-05}}</ref>。
* [[2006年]]（平成18年）[[3月18日]]：「はまなす」が全車禁煙化<ref name="jrhokkaido20051222">{{Cite press release|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2005/051222.pdf|format=PDF|publisher=北海道旅客鉄道|title=平成18年3月ダイヤ改正について|date=2005年12月22日|accessdate=2010年7月23日}}</ref>。
* [[2009年]]（平成21年）8月：[[石狩湾新港]]で開催される[[ライジング・サン・ロックフェスティバル]]（RSR）に合わせ、このシーズンから函館 - 札幌間に臨時急行を運転。
** 2009年は復路・札幌発のみで夜行列車として運転。RSR最終日オールナイト終了後に夜の「はまなす」に続行し、停車駅も同様。RSR参加者以外も利用可能。
** 2010年からは列車名「'''RSR号'''」となり、往路・函館発は夜行列車として運転、「ミッドナイト」のダイヤを踏襲しRSR初日朝に札幌駅に到着。復路・札幌発は昼行列車として運転、RSR最終日のオールナイト終了後朝に出発。往路・復路とも途中無停車、全車普通車自由席。
** 2011年は復路・札幌発のみ苫小牧駅、東室蘭駅、長万部駅、八雲駅に停車。
* [[2010年]]（平成22年）[[12月4日]]：[[東北新幹線]][[新青森駅]]延伸（全通）に伴い、青森駅方面での「はまなす」接続列車が東北新幹線「[[はやて_(列車)|はやて]]」（下り39号・上り12号）となるが、青森駅 - 新青森駅間は奥羽本線普通列車連絡となる。
* [[2011年]]（平成23年）[[3月5日]]：新幹線「[[はやぶさ (列車)|はやぶさ]]」の運転開始に伴い、上り列車は「はやぶさ4号」に接続することになり、八戸駅以南の到着時間が繰り上がる。この場合、青森駅 - 新青森駅間は特急「つがる2号」が連絡列車となる（乗車券のみで同区間を自由席利用可能）。
* [[2012年]]（平成24年）[[3月17日]]：ダイヤ改正で急行「きたぐに」が定期運転を終了したため、当列車は唯一定期運転を行なう急行列車となる。
* [[2014年]]（平成26年）[[3月15日]]：[[北海道新幹線]]工事の時間確保のため、下り列車（青森発札幌行き）の青森駅 - 函館駅間の時刻を20分程度繰り上げ<ref name="jrhokkaido20131220">{{Cite press release|url=http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2013/131220-1.pdf|format=PDF|publisher=北海道旅客鉄道|title=平成26年3月ダイヤ改正について|date=2013-12-20|accessdate=2014-07-05}}</ref>。<!---交通新聞社発行の小型時刻表2014年3月号で確認--->

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"|2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}

== 関連項目 ==
{{Commonscat|Hamanasu (train)}}
* [[日本の列車愛称一覧]]
{{-}}

== 外部リンク ==
* [http://www.jrhokkaido.co.jp/train/tr015_01.html 急行はまなす（14系 ※一部24系）｜車両の紹介｜JR北海道 列車ガイド] - 北海道旅客鉄道

{{DEFAULTSORT:はまなす}}
{{JR北海道の優等列車}}
{{現存する夜行列車}}
[[Category:列車愛称 は|まなす]]
[[Category:北海道旅客鉄道の列車]]
[[Category:東日本旅客鉄道の列車]]
[[Category:津軽線]]
[[Category:海峡線]]
[[Category:江差線]]
[[Category:函館本線]]
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[[Category:千歳線]]