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かじか汁
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'''かじか汁'''(かじかじる)とは、[[北海道]]で収獲される[[カジカ (魚)|カジカ]]を使った[[鍋料理]]。郷土料理・漁師料理の一つでもある。 == 概要 == [[冬]]の時期に[[産卵]]の為、沿岸まで寄ってくるトゲカジカを用いる。 トゲカジカは、約40cmくらいの海水魚であり、大型の物は、50cmをも超える。体表は粘液に包まれており、名前の通りヒレなどにトゲがある。大きな口、膨らんだ腹、大きなヒレ、短い尾と見た目はグロテスクな魚である。 カジカをよく水洗いする(粘液が煮えて[[灰汁]]となる)。[[内臓]]を取り除き身を[[ぶつ切り]]にする。内臓は、[[白子]]や[[肝]]などの部分を主に用いる。雑食の魚の為、胃や腸は、下ごしらえが必要である。身は、淡白で多少骨(トゲ)が多いが鍋物の具材に適している。皮ぎしの身や肝は、特に味が良い。北海道では、あまりに美味しくて、鍋をつつきすぎて壊してしまうという「'''鍋壊し'''」の俗称がある。 [[ダイコン|大根]]、[[ジャガイモ]]、[[ニンジン]]などと一緒に[[味噌]]仕立てで[[煮る]]。[[出汁|だし]]がカジカから出るために特にだし汁を用意しなくても良いが、好みで昆布のだし汁をつかうとより味わいが深まる。 {{DEFAULTSORT:かしかしる}} [[Category:日本の魚介料理]] [[Category:日本の鍋料理]] [[Category:日本の汁物]] [[Category:北海道の食文化]] [[Category:郷土料理]]
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