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{{Infobox 仮名 |平仮名字源=衣の草書体 |Unicode平仮名=3048 |JIS平仮名=1-4-8 |片仮名字源=江の旁 |Unicode片仮名=30A8 |JIS片仮名=1-5-8 |ヘボン式=E |訓令式=E |JISX4063=e |アイヌ語=E |言語=ja, ain |IPA=e̞ |音=清音 }} {{仮名|E}} '''え'''、'''エ'''は、[[日本語]]の[[音節]]の1つであり、[[仮名 (文字)|仮名]]の1つである。1[[モーラ]]を形成する。[[五十音図]]において第1行第4段([[あ行]][[え段]])に位置する。現代仮名遣いでは第8行第4段([[や行]][[え段]])を空欄としない場合、そこに再出する<ref name=ye>[[明治]]初期には[[ヤ行エ]]を表す仮名が存在した。</ref>。現代仮名遣いで使用しない第10行第4段([[わ行]][[え段]])の'''[[ゑ]]'''は置き換えられることがあり、その場合そこにも再出する。 == 概要 == [[画像:え-bw.png|200px|thumb|right|「え」の筆順]] [[画像:エ-bw.png|200px|thumb|right|「エ」の筆順]] * 現代標準語の[[音韻]]: [[五母音]]の1つ / [[e]] /。[[前舌母音|前舌]]の中開き[[母音]]。すなわち、舌の前の方を中程度盛り上げて響きを作り、口を中程度開く。[[国際音声記号]]では[[非円唇前舌半狭母音]]{{IPA|e}}と[[非円唇前舌半広母音]]{{IPA|ɛ}}の中間音なので、{{IPA|e̞}}もしくは{{IPA|ɛ̝}}と記述できる。便宜上は{{IPA|e}}で表される。 * [[五十音順]]: 第4位。「[[う]]」の後、「[[お]]」の前 * [[いろは順]]: 第34位。「[[こ]]」の後、「[[て]]」の前 * [[平仮名]]「え」の字形: 「衣」の[[草体]] * [[片仮名]]「エ」の字形: 「江」の[[旁]] * [[ローマ字]]: '''[[e]]''' * [[点字]]: *:[[Image:Braille F6.svg|40px]] * [[モールス信号]]: -・--- * [[発音]]:{{Audio|Japanese E.ogg|え}} == え に関わる諸事項 == * [[奈良時代]]以前にはア行エ(あ行え段)と[[ヤ行エ]](や行え段)は区別されていた。当時のヤ行エの発音は「イェ」({{IPA|je}})であった。だが、奈良時代後期から[[平安時代]]前期にかけての[[平仮名]]・[[片仮名]]成立以前の時期には既に区別されなくなっていた。 * 現在、ヤ行エを表す仮名は無い。だが、かつては漢字「江」に由来する「[[画像:Hiragana E 01.png|20px]]」・「エ」を用いて記述し区別していた。同時にア行エにも漢字「衣」から造られた仮名文字「え」・「[[画像:Unicode Japanese Katakana Old E.png|16px]]」が充てられた。現在はア行エの平仮名だった「え」と、ヤ行エの片仮名だった「エ」のみがア行エに使われている。 ** 片仮名の「エ」は漢字「江」の旁から来ているため、漢字「[[工部|工]]」と同形になっている。 ** 漢字「衣」から造られたア行エの片仮名は、片仮名の「ラ」に似た字形「[[画像:Unicode Japanese Katakana Old E.png|16px]]」か、[[キリル文字]]の「[[И]]」に似た字形であった。[http://daijirin.dual-d.net/extra/katakana.html] ** 「衣」から作られたア行エの片仮名はUnicodeでは2010年10月11日に公開されたバージョン6.0で、[[追加多言語面]]のU+1B000 - U+1B0FFに新設されたKana Supplementブロック(直訳「仮名補助集合」)に、「[[ファイル:Unicode Japanese Katakana Old E.png|16px]]」(U+1B000, Katakana Letter Archic E)として、ひらがなのイェ 「[[ファイル:Unicode Japanese Hiragana Ye.png|14px]]」(U+1B001 Hiragana Letter Archaic Ye) とともに追加された。使用するには、サロゲートペアに対応している必要がある。 ** Windows Office Wordでフォントをメイリオ、Meiryo UIに設定し1B000と打ってAlt+Xを押すと「衣」から作られたア行エの片仮名「[[ファイル:Japanese Katakana Old E.png|14px]]」が表示される * [[外来語]]の「イェ」は「エ」と表記することが多い:[[エルサレム]](正確にはイェルサレム)、[[エリツィン]](イェリツィン)など。逆に日本語の「え」を[[ローマ字]]でyeと表記することもある(円Yen、井上Inouyeなど)。 * 後に「ゑ」と語中・語尾の「へ」も発音が「ウェ」から変化して「え」と同じになった。このため、[[歴史的仮名遣]]における「[[ゑ]]」および語中・語尾の「[[へ]]」(エと発音するもの)は、[[現代仮名遣い]]では「え」と書くことになっている。 * ただし、助詞の「[[へ]]」は、「エ」と発音するが、現代仮名遣いでも「へ」と書くのが普通である。 * [[え段]]のあとに「[[い]]」が置かれた場合には、「エ」と発音することが多い。 ** 例:「成形」=せいけい→セエケエ=セーケー、「先生」 =せんせい→センセエ=センセー ** ただし、これについては地方差・個人差が大きく、普段「エー」と発音する人でも、ゆっくりした発音では「エイ」となりがちである。『現代仮名遣い』でも「えい」について、『エ列の長音として発音されるか,エイ,ケイなどのように発音されるかにかかわらず,エ列の仮名に「い」を添えて書く』とわざわざ記しており、これはむしろ、「えい」が長音「エー」だとは決め付けられないことの証左である。[[楽曲]]ではえ段のあとに「い」が置かれた場合は殆ど「い」と発音される、これも長音だとは決め付けられないことの証左である。 * 現代仮名遣いではえ段の長音は「え」と書き、例外的に「い」と書くとされている。実際には、「え」と書くのは「ねえさん(姉さん)」「ええ」(返事)「へえ」(感嘆詞)くらいしかなく、例外の方が多い。 * 「イェ」「ウェ」「ヴェ」「シェ」「ジェ」「チェ」「ツェ」「フェ」のように「ぇ」を[[捨て仮名|小さく書いた場合]]は、[[拗音|拗音と同じように]]直前の文字と合わせて1つの音を構成する。すなわち、前の文字と合わせて1モーラを形成する。基本的に前の文字の母音をなくして[[子音]]だけにするか母音を[[半母音]]化して、それに/'''e'''/を合わせた音を表す。 ** ただし、語彙によっては「ぇ」が小さく書いてあっても大書きしたのと同様の発音になることがある。 **: 例:「レクリェーション」(→レクリエーション) **::「ビェンチャン」(→ビエンチャン) **::「クェーカー」(→クエーカー) ** 俗に[[え段]]の仮名のあとに使われることがあり、この場合は大書きしたのと同様長音となり、単独で1モーラを構成する。 * [[インターネットスラング]]では、「[[5]]」を意味する(→[[みかか]])。主に数字等のあからさまな表記を避ける場合に用いられる。 == 漢字 == 絵 江 枝 得 恵 獲 会 杖 柄 重 餌 栄 衛 荏 回 繪 画 慧 衣 == 脚注 == <references /> == 関連項目 == * [[ヤ行エ]] {{Wiktionarypar|え}} * [[ゑ]] * [[Wikipedia:索引 え]] {{DEFAULTSORT:え}} [[Category:仮名文字|あ]]
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