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うなぎパイ
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[[ファイル:FOOD SWEETS Unagi pie.jpg|thumb|夜のお菓子「うなぎパイ」]] '''うなぎパイ'''は、有限会社[[春華堂]]が販売する、うなぎパウダー([[ウナギ]]の骨で取った出し汁を粉末にしたもの)をパイ生地に練りこんで焼いた[[洋菓子]]で、同社の登録商標(第2719548号ほか)である。[[静岡県]][[浜松市]]の名産品として全国で広く知られている。なお、うなぎの味はしない。 gooランキング「好きな全国の名物土産ランキング」<ref>[http://ranking.goo.ne.jp/ranking/011/feature_food/ gooランキング 好きな全国の名物土産ランキング(2006年調査)]</ref>によると、[[白い恋人]]、[[カステラ|長崎カステラ]]につづき3位の人気となっている。 なお、イギリス南部の郷土料理に、パイ生地にウナギのぶつ切りを入れて焼き上げた「鰻のパイ {{Lang|en|(eel pie)}} 」([[アン・フィリッパ・ピアス]]の小説『水門』にも登場する)があるが、無関係である。 == 販売の経緯 == うなぎパイは[[1961年]](昭和36年)に有限会社[[春華堂]]によって開発された。販売開始後、同時期に[[東海道新幹線]]や[[東名高速道路]]の開通など東海地方で交通インフラの整備が進んだことが追い風となって急速に売り上げを伸ばし、[[1962年]]に60万本だった年間売り上げ本数が、3年後の[[1965年]]には700万本に達するなど、「[[うなぎのぼり]]」の売り上げ増を記録した。その後、[[1966年]]にうなぎパイの年間売り上げ本数が1,000万本の大台を突破したのを契機に、同社はそれまでのパイ製造部門を別会社として独立させ、「株式会社うなぎパイ本舗」を設立。以来、同本舗がうなぎパイの製造を行っている。[[2005年]][[4月6日]]には、[[浜松技術工業団地]](2007年4月以降の[[浜松市]][[西区 (浜松市)|西区]]大久保町)内に、うなぎパイの製造工程を見学できる新工場、「うなぎパイファクトリー」を開設した。 == キャッチフレーズの由来 == [[ファイル:Unagi-pei by jetalone.jpg|thumb|包装デザイン]] うなぎパイは「夜のお菓子」というキャッチフレーズでも知られているが、これはもともと、出張や旅行のお土産として家庭に買って帰ったその夜(晩)に「一家だんらんのひとときを『うなぎパイ』で過ごしてほしい」との願いを込めて当時の社長が考案したものであり<ref>Flickr: [http://www.flickr.com/photos/jetalone/861945414/ 「夜のお菓子」ってどういう意味? Unagi Pie Pamphlet]</ref>、現在巷間で広く流布しているような“精力増強”といったニュアンスは全くなかった。このようなイメージが広まった理由として同社は、うなぎパイの発売開始当時浜松は[[高度経済成長期]]下で夜の繁華街がとても賑わっており、そのような繁華街を歩いているときに「このキャッチフレーズを目にしたお客様で、精力増強のうなぎと結びつけてあらぬ解釈をしてしまった人も多かった」のではないかと推測している。もっとも、結果的に当初の意図とは全く違った形で定着したイメージをあえて否定するつもりもなかったようで、製品のパッケージデザインを変更する際に「いっそのこと『夜のお菓子』というフレーズにふさわしく、マムシドリンクの赤と黒と黄色に切り替えよう」と考えるなど、そのイメージを積極的に活用した販売戦略に出ようとした形跡も窺える。<ref>[http://www.shunkado.co.jp/unagipai/tanjyohiwa_02.php 誕生秘話第二章|誕生秘話|浜松のお菓子処 春華堂]</ref>ちなみに、現在のうなぎパイのパッケージは赤を基調としたデザインとなっている。なお、パイの原材料には[[ニンニク]]も入っている。 == CMソング == * うなぎのじゅもん ** 作詞作曲・[[小椋佳]] 歌・小椋佳&[[アルザ]] ** [[2005年]]、「[[およげ!たいやきくん]]」から30年経ったこの年、「およげ!たいやきくん」「[[だんご3兄弟]]」「[[おさかな天国]]」に次ぐ歌をということで制作された。[[作詞]]・[[作曲]]は[[第一勧業銀行]]浜松支店長を務めた経験を持つ[[小椋佳]]に依頼され、老若男女に楽しめる歌に仕上げられた。2006年5月31日発売のアルバム『まんぷくトランス』で[[関塚裕二]]がカバーした。 == うなぎパイの姉妹品 == なお、うなぎパイには「'''朝のお菓子『すっぽんの郷』'''」「'''昼のお菓子『しらすパイ』'''<ref>2009年4月22日発売。以前、昼のお菓子は『えび汐パイ』であった。</ref>」「'''真夜中のお菓子『うなぎパイVSOP』'''」といった姉妹品があり、これら製品の詰め合わせが『'''うなぎパイ詰め合わせ フルタイム'''』という名称で販売されている。なお、うなぎパイVSOPは単独でも販売されており、値段はうなぎパイよりも高い。うなぎパイとの違いは「[[VSOP]]」からもわかるように[[ブランデー]]が入っていることである。 == うなぎパイ ドラマスペシャル == うなぎパイ生誕50周年を記念し、[[テレビ静岡]]制作、[[春華堂]]1社提供による特別番組として、[[テレビドラマ|ドラマ]]『[[誰よりも君を愛す!|誰(タレ)よりも君を愛す!]]』が[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]で[[2011年]][[4月17日]]の夕方に放送された。番組中の[[コマーシャルメッセージ|CM]]は、キャッチフレーズ「夜のお菓子」の由来やうなぎパウダーが含まれていることを[[落語家]]でドラマにも出演している[[春風亭昇太]]が紹介するミニ番組となっていた。 == 類似品 == 人気商品であるがゆえに、いくつかの他メーカー(浜松市以外のもある)の類似品が存在する。本家の[[春華堂]]がメーカーに使用差し止めの訴訟を起こしたものもある。 *浜名湖うなパイ *うないっぱい *うなぎの舞い *土用の丑のパイ *うなぎの里 また、2013年10月から、韓国でウナギを煮詰めたエキスをパイ生地に混ぜて焼く製法で、形状や包装などが類似した商品「チャンオパイ」が発売された(チャンオは韓国語でウナギの意味)。製造元のスリホル製菓は2年かけた独自開発であると主張し、韓国で製造法の特許も取得している<ref>東京新聞 2014年7月30日 夕刊 韓国にも「うなぎパイ」 業者「独自開発」[http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014073002000232.html]</ref>。 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}}{{Reflist}} == 外部リンク == * [http://www.shunkado.co.jp/ 春華堂のホームページ] * [http://www.universal-music.co.jp/unagi/index.html 「うなぎのじゅもん」公式サイト] * [http://unagipai50.com/ うなぎパイ生誕50周年] {{デフォルトソート:うなきはい}} [[Category:鰻料理|はい]] [[Category:静岡県の菓子]] [[Category:パイ]] [[Category:浜松市]] [[Category:土産菓子]]
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