宮川 (山梨県)

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テンプレート:Infobox 河川 宮川(みやかわ)は、山梨県富士吉田市を流れるで、相模川(桂川)の支流である。富士山の北から流れ出て、山のすそ野と吉田の盆地を流れる。一級水系相模川水系に属し、一級河川としての指定区間は10.0キロメートルである。

流路

富士山を浸食して刻む谷を通って北に流れる。昭和大学富士吉田キャンパスの裏を通って国道139号の新宮川橋の下をくぐり、北北東に向きを変える。以後は富士吉田の市街に入り、河口湖の水をトンネル経由で導いた東電排水路をあわせて流量を増す。他に神田堀川間堀川などをあわせて吉田の盆地の北の端近くで相模川(この辺りでは桂川と呼ばれる)に合流する。

上流部はふだんの流量が少なく、枯れ川になることもある[1]。雨や雪溶けがあると速い流れで水が下る。

歴史

1913年(大正2年)、桂川への合流点の手前に宮川電燈が水力発電所を建設して周辺の村に送電した。会社は1941年(昭和16年)に関東配電(後の東京電力)に統合された。宮川電灯から引き継がれた2基の発電所は、1971年(昭和46年)に廃止された。[2]

環境

有機物による汚濁の指標である生物化学的酸素要求量 (BOD)は、1987年(昭和62年)に10.19 mg/L に達したことがあるが[3]、2008年(平成20年)には2.0 mg/L であった[4]

支流

ファイル:Miya Kawa - Kandabori Kawa 2008-08.jpg
神田堀川(左)の合流点(2008年8月)

橋梁

脚注

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参考文献

  • 富士吉田市社会部環境保全課・編集発行『富士吉田の環境』(平成7年度版)。
  • 富士吉田市史編さん委員会『富士吉田市史』通史編第3巻(近・現代)、富士吉田市、1999年。
  • 『富士吉田の環境』38頁。
  • 『富士吉田市史』通史編第3巻553-560頁。
  • 『富士吉田の環境』46頁。
  • 『ふじよしだの環境』(平成20年度)64頁。1987年は昭和橋、2008年はそれより川下の弁天橋の調査で、間堀川入山川が合流する前か後かの違いがある。しかしこの間、支流間堀川のBODもほぼ足並みをそろえて低下している。