契 (殷)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月10日 (日) 00:43時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 5 件をウィキデータ上の d:q1045160 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

(せつ、Xie、生没年不詳)は、王朝の始祖といわれる伝説上の人物。子契ともいう。

有娀氏の娘で、帝の次妃であった簡狄が水浴びをしている時、ツバメを食べたために生まれた。また、帝の時代に生まれたともいう。契は、帝尭・帝・帝に仕えた。

契は、大きくなった後に禹の黄河治水を援けた。帝舜は契の業績を評価し、契を司徒にした上、商の地に封じて、という姓を与えた。ただし、詩経では、帝堯が商の地に封じたとも書かれている。