大沼 (稚内市)

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ファイル:Lake Onuma Wakkanai-city Aerial photograph.1977.jpg
大沼周辺の空中写真。1977年撮影の14枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

大沼(おおぬま)は、北海道の北端、稚内市中北部にある沼。アイヌ語名はシュプントウ(ウグイの沼、の意)。

砂州によって海と切り離された海跡湖にあたり、声問川下流部により宗谷湾とつながっている。かつて声問川は大沼に流入していたが、1958年からの治水工事によって直線化され、大沼の東を通過するようになった。

近年コハクチョウが呼び寄せられ、日本でも有数の飛来地となった[1]オオハクチョウコブハクチョウマガンアオサギなども飛来し、冬にシベリアからウトナイ湖クッチャロ湖へ向かう中継地として羽を休む姿が見かけられる。

市営の大沼バードハウスでは双眼鏡の貸し出しも行っており、観察室から野鳥の姿を見ることができる。毎年5月には「大沼白鳥まつり」が開かれる。周辺にはミズバショウの群落も見られる。

毎年、冬には凍結した湖面を利用し特設コースが設けられ、氷上での自動車による走行体験会や、タイムトライアル競技などが開催される[2]

流入・流出河川

  • 流入河川 : サラキトマナイ川など
  • 流出河川 : 声問川

交通

稚内市街から東に6kmほどの場所にある。JR稚内駅からバス約25分「声問」下車、その後徒歩で約20分。稚内空港にも近い。

関連項目

出典・脚註

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  1. 2005年3月24日北海道放送によるニュースフロント内での放送[1]2007年3月26日読売新聞 北の港 群がるアザラシ(稚内(わっかない)=北海道) : 日本の旅 : 国内 : 旅ゅーん : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  2. 稚内市役所、稚内観光協会などの各公式サイトより。氷上チャレンジ・マイ・ドライビング お知らせ - 大沼スノーアタック2010 | 稚内観光協会公式サイト 大沼スノーアタック (目指せ交通事故ゼロ)

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