人間解体

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テンプレート:Infobox 人間解体(にんげんかいたい、テンプレート:Lang-enテンプレート:Lang-de)はドイツ音楽ユニットクラフトワークアルバム

解説

1978年5月EMIよりリリースされた。本作はカール・バルトスがヒュッター、シュナイダーと共に作曲者としてクレジットされた初のアルバムである。また、エミール・シュルツが「モデル」の歌詞を共作している。

本作に収録された「モデル」は4年後の1982年に「コンピューター・ラヴ」のB面に収録した際人気が出たためAB面を変更し再リリースしたところイギリスのチャートで1位となり、多くのバンドにカバーされた[注 1]。また「ロボット」は、ライブなどで同曲を演奏する際、各メンバーの頭部のダミーを備えたロボット(後に発表されるアルバム『THE MIX』のアートワークにも使用される)が登場し、楽曲に合わせて腕・首・腰の可動部による動作(踊り)を披露した。ジャケットはロシア構成主義をヒントにしている。

ロサンゼルスからミキシング作業の為に渡独したエンジニアのレナード・ジャクソンは黒人であり、本作が白人のメンバーの手によって作られた事に驚いたという[1]

曲目

(邦題 - 英語版タイトル - ドイツ語版タイトル)

  1. ロボット- The Robots - Die Roboter (06:11)
  2. スペースラボ - Spacelab - Spacelab (05:51)
  3. メトロポリス - Metropolis - Metropolis (06:00)
  4. モデル - The Model - Das Modell (03:39)
  5. ネオン・ライツ - Neon Lights - Neonlicht (08:51)
  6. マン・マシーン - The Man Machine - Die Mensch Maschine (05:32)

クレジット

  • Ralf Hütter – voice, vocoder, synthesizer, keyboards, Orchestron, Synthanorma Sequenzer, electronics,
  • Florian Schneider – vocoder, Votrax, synthesizer, electronics
  • Karl Bartos – electronic drums
  • Wolfgang Flür – electronic drums
  • Leanard Jackson – sound engineer mixing & mastering
  • Joschko Rudas – sound engineer (Studio Rudas, Düsseldorf)
  • Henning Schmitz – assistant sound engineer
  • Karl Klefisch – typography ("lettering")
  • Günther Fröhling – photography
  • Johann Zambryski – artwork reconstruction (2009 remaster)

[2]

注釈

  1. ドイツのメタル・バンドラムシュタインのカヴァーは主に海外で若者にクラフトワークを発見させるきっかけにもなったが、クラフトワークのロマンチックな側面を好んでいる当時のメンバーであったウォルフガングはこのカヴァーを著書『ロボット時代』で“新しい物を生み出せない音楽業界”を含めて酷評しておりスネーク・フィンガーのカヴァーこそ聴くべきだと勧めている。

出典

  1. パスカル・ビュッシー『クラフトワーク―「マン・マシーン」とミュージック』P141
  2. テンプレート:Cite album-notes

外部リンク

Die Mensch-Maschine - Discogs

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