京王7000系電車

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テンプレート:鉄道車両 京王7000系電車(けいおう7000けいでんしゃ)は1984年昭和59年)から1996年平成8年)にかけて190両が製造された京王電鉄京王線[注釈 1]用の通勤形電車である[1][2]。京王線用としては初のステンレス車体を採用した[3]。当初各駅停車用として5両編成で製造されたが、特定都市鉄道整備促進特別措置法(特々法)による輸送力増強過程に製造期間が重なった[4]ため、徐々に編成両数が長くなっていった[5][6]。製造途中で車体構造が変更され、2種類の外観の車両がある[7]2003年平成15年)から2012年(平成24年)にかけて制御方式を界磁チョッパ制御からVVVFインバータ制御に変更する工事が行われた[8][9]

本稿では京王線上で東側を「新宿寄り」、西側を「京王八王子寄り」と表現する。編成単位で表記する必要がある場合は新宿寄り先頭車の車両番号で代表し、7701編成の様に表現する[注釈 2]。京王では京王八王子寄りを1号車として車両に号車番号を表示している[10]が、本稿では各種文献に倣って新宿寄りを左側として編成表を表記し[11][12][13]、文中たとえば「2両目」と記述されている場合は新宿寄りから2両目であることを示す。

概要

京王線系統用の車両としては初のオールステンレス車体を採用したが、車体寸法は6000系とほぼ同一とされ[3]。6000系のマイナーチェンジと位置付けられる[14]。京王線用車両は優等系列車に新製した車両を投入し、その時に捻出された車両を各駅停車に転用する施策が取られてきたが、7000系投入までに優等系列車の6000系への置き換えが完了していたことから、7000系は各駅停車のサービス向上用として当時の各駅停車の標準編成である5両編成で製造され、旧型車を直接置き換えた[3][15]。将来の長編成化、予備部品の削減を考慮し、主要機器は6000系とほぼ同一とされた[16]

京王では特々法により朝ラッシュピーク1時間に新宿に到着する全列車を10両編成化する輸送力増強を行い、1987年(昭和62年)から工事に着手、1996年に完了した[4]。7000系の製造期間はこの輸送力増強期間と重なり、製造の都度長編成化が行われている[5][6]。1986年から8両編成の製造がはじまり、5両編成で製造された編成も中間車を追加製造してすべて6両または8両編成となった[7]。8両編成の一部は後に中間車を追加して10両編成化されたほか、増結用の2両・4両編成も製造され[17]、1996年の製造終了時には2両・4両・6両・10両編成が各5本、8両編成10本の合計190両となった[2]

初期に製造された車両はコルゲートを側面窓上下に備えていたが、8両編成で製造された編成のうち最後の5本と、すべての2両・4両編成は設計変更によりビードプレスの車体となった[18]。増結用中間車は車体構造を組み込まれる編成に合わせたため、コルゲート車体でもビードプレス車体よりも新しい車両がある[17]。2002年10月に帯色を赤から京王レッド(チェリーレッド)と京王ブルー(インディゴー)[19]に変更している[15]2001年(平成13年)から内装を中心としたリニューアル工事が[20]2003年(平成15年)から制御装置をVVVFインバータ制御とする工事が行われている[8]ほか、2010年(平成22年)からは編成組み替えが行われている[21]

外観

ファイル:Keio 7708 Wakabadai.jpg
登場時のスタイル
ファイル:Keio-7000-Coupling.JPG
左側がビードプレス仕上げ、
右側がコルゲート仕上げ
(2007年7月5日 明大前駅)

20m両開き4扉、窓間に戸袋窓2枚、1枚下降窓2枚を、車端部に戸袋窓と1枚下降窓各1枚を備える基本配置、基本寸法は6000系と同様だが、窓がサッシレスになるとともに隅に丸みを設け、やさしさを出している[3][22]。ステンレス車で戸袋窓を備えるのは珍しく、7000系登場当時の紹介記事には「20mの軽量ステンレス車では全国初」と記載されている[3]。正側面窓下には当時の京王色である赤帯が巻かれた[3]。幕板部中央には 車側灯を挟んで種別表示装置と行先表示装置が配置されている[23]

先頭車正面形状は6000系に類似し、中央に貫通扉が設置され、前面窓上に行先表示装置、種別表示装置、車号板、標識灯がある[22]。窓サイズが左右同一となり、6000系運転室窓より下方に100mm拡大されている[22]。角形になった前照灯尾灯が1つの箱に納められて正面赤帯下に設けられた[22]。正面角部には銀色に塗装されたFRP製カバーが取り付けられている[3]

1986年(昭和61年)までに製造された車両は側面窓の上下にコルゲートがあったが、1987年(昭和62年)以降編成単位で製造された車両からビードプレス車体となり[7]、先頭部幌枠と桟板が廃止される[18]とともに前面窓下と角部FRPカバーがクリーム色に塗装され、外観の印象が変わった[24]。1987年製造車のみ正側面窓の上に赤帯が巻かれた[24]が、すぐに撤去されている[7]テンプレート:-

内装

テンプレート:Double image aside 室内の色調は当時の京王新造車の標準であるクリーム色の壁に白色の天井、レンガ色の座席モケットとされたが、キルティングにより1人ずつの占有区分が明確化されたほか、座席先端から250mmのところで床の色を変え、着座客の足位置を暗示する工夫がなされている[22]クーラー吹き出し口を直線状とし、平天井を採用したことから天井高さが6000系に対して約35mm高くなっている[22]座席はドア間7人掛け、車端部4人掛け、1人当たりの幅は430mmとされた[22]テンプレート:-

乗務員室

ファイル:Keio7000 cockpit.JPG
運転台(クハ7725)

乗務員室は基本的に6000系と同一とされ、両手操作のワンハンドルマスコンが引き続き採用された[22]。中央部に貫通路を備えるが、編成間を貫通して使用することが製造時に想定されていなかったことから、貫通路固定仕切り戸は設けられなかった[22]テンプレート:-

主要機器

ここでは製造時の機器構成について述べる。改造による機器の載替については関連項目に記載した。

主制御装置、主電動機

6000系と共通品を採用した[16]。電動車は2両1ユニット構成とされ[25]、主制御装置はデハ7000形[26]日立製作所(以下、日立)-HTR-20B(直列14段、並列11段、弱め界磁付)を搭載した[27][10]。5両・8両編成では7100番台の電動車はユニットを組む相手がいない1M構成[16][18]、直列14段で使用される[注釈 3]。2両編成は1両単独構成[28]とされ、デハ7400形に日立製MMC-HTR-10C(直列14段、弱め界磁付)が搭載された[注釈 4]

主電動機は直流複巻電動機、出力150kW(定格電圧375V、電流440A、定格回転1500rpm、日立製HS-835Jrbまたは東洋電機製造(以下、東洋)製TDK-8256A)のものが電動車1両につき4台搭載された[29]。軽量化されたステンレス車としては当時のダイヤでは余裕があるものの、予備品の削減と寿命延長を考慮した出力とされた[16]

駆動装置は京王従来車と同様WN駆動方式が採用され、歯車比は85:16である[27]

制動装置

制動装置は日本エヤーブレーキ製全電気指令式電磁直通ブレーキ (HRD-1R) が6000系に引き続いて採用された[16][30][注釈 5]。電動車では回生ブレーキ力が不足した時に空気ブレーキで補っている[16]

台車

台車も6000系用を基本とする、車体直結式空気ばね式の東急車輛製造(以下、東急)製TS-823動力台車、TS-824付随台車が採用された[16][10]。台車枠がプレス構造とされ[16]、TS-823の軸距は2,200mm、TS-824は2,100mmである[27]。全台車両抱式の踏面ブレーキを装備する[16]。サハ7550形はTS-823を装備している[31][32]

集電装置

東洋製[注釈 6]PT-4201、ブロイメットすり板装備品[27]がデハ7000形とデハ7400形の全車、6・8・10両編成では京王八王子寄り先頭車の隣に連結されるデハ7050形、2両編成ではクハ7750形のそれぞれ京王八王子寄りに搭載された[11]

補助電源装置

1985年以前の製造車はAC200V、出力130kVAのブラシレス電動発電機 (BL-MG)[27]がデハ7050形とクハ7750形に搭載された[11]。1986年以降の製造車では静止型インバータ(SIV、AC200V、出力150kVA)[29]が採用され、4・8両編成ではデハ7050形に各1台、2両編成ではクハ7750形に1台となった[11]

空気圧縮機

毎分吐出容量2130リットルのHB-2000形[27]および1986年以降の製造車では性能は同一で小型低騒音のHS-20D[33]が4・5両編成ではクハ7700形とデハ7050形に搭載された[3]。6・8・10両編成ではクハには搭載されずデハ7050形全車とサハ7550形に各1台が、2両編成ではデハ7400形に1台が搭載された[11]

冷房装置

屋上集中式46.5kW(40,000kcal/h)の冷房装置が各車に1台搭載された[3]

形式構成

7000系は以下の形式で構成される。各形式とも固定編成中で下2桁は同番号または同番号+50となっている[11]。ここでは1996年の製造終了時の両数を述べ、後年の改造については各項にまとめた。「デ」は制御電動車及び電動車を、「ク」は制御車を、「サ」は付随車を、「ハ」は普通座席車を指す略号であり、形式名の前のカタカナ2文字はこれらを組み合わせたものである。

デハ7000形

主制御装置、パンタグラフを搭載する中間電動車 である[26]。パンタグラフは京王八王子寄りに1基が搭載されている[11]。4両編成の2両目、5・6両編成の2・4両目、8両編成の2・4・6両目、10両編成の2・5・8両目に組み込まれ、編成位置により新宿寄りから順に百の位が0・1・2に[7]、4両編成は百の位が2[34]とされた。デハ7050形とユニットを組んで使用されることが基本だが、5両編成と8両編成の4両目に組み込まれた7100番台の車両はデハ7000形単独で使用された[7]。初代デハ7106-デハ7112は8両編成化時にデハ7206-デハ7212に改番されている[7]。1985年から1994年までにコルゲート車体の40両(デハ7001-デハ7015、デハ7101-デハ7115、デハ7206-デハ7215)、ビードプレス車体の20両(デハ7021-デハ7025、デハ7121-デハ7125、デハ7201-デハ7205、デハ7221-デハ7225)の合計60両が製造された[35][36][17][18]

デハ7050形

デハ7000形とユニットを組む電動空気圧縮機を搭載する中間電動車である[16][11]。百の位はユニットを組むデハ7000形と同一[11]で、4・5両編成の3両目、6両編成の3・5両目、8両編成の3・7両目、10両編成の3・6・9両目に組み込まれ、6・10両編成では編成位置により新宿寄りから順に百の位が0・1・2[11]、4両編成は百の位が2[34]とされた。8両編成の7100番台車は7100番台のデハ7000形が単独で使用されたため製造されず、3両目が7000番台、7両目が7200番台とされた[7]。初代デハ7156-デハ7162は8両編成化時にデハ7256-デハ7262に改番されている[7]。6両編成の7100番台、8両編成と10両編成の7200番台の京王八王子寄りにはパンタグラフ1基が搭載された[11]。1985年から1996年までにコルゲート車体の35両(デハ7051-デハ7065、デハ7151-デハ7155、デハ7256-デハ7265)、ビードプレス車体の15両(デハ7021-デハ7025、デハ7201-デハ7205、デハ7221-デハ7225)の合計50両が製造された[35][36][17][18]。6両編成の7150番台以外には補助電源装置が搭載されていた[11]

デハ7400形

2両編成で新宿寄りに連結される制御電動車[18]で、ビードプレス車体のデハ7421-7425の5両が1994年に製造された[37][36]

サハ7500形

電動空気圧縮機がない付随車 [18]である。10両編成の5両目に組み込まれ[11]、1996年にビードプレス車体のサハ7521-サハ7525の5両が製造された[36]。電動車化が想定されていない完全な付随車で、TS-824台車を装備する[32]

サハ7550形

電動空気圧縮機付きの付随車[18]で、8両編成の5両目と、10両編成の7両目に組み込まれる[11]。1987年から1992年にかけて[36]サハ7556-サハ7565(コルゲート車体、10両)、サハ7571-サハ7575(ビードプレス車体、5両)の計15両が製造された [17]。電動車化が想定されていたため、屋根上にパンタグラフ取付用の台、客室床に主電動機点検蓋があり、TS-823台車を装備している[32]

クハ7700形

新宿寄り制御車 [22]である。4両編成用には電動空気圧縮機が搭載され、百の位が8[34]。1984年から1994年にかけてクハ7701-クハ7715のコルゲート車体15両、クハ7721-クハ7725、クハ7801-クハ7805のビードプレス車体10両の合計25両が製造された[17][18][36][38]

クハ7750形

京王八王子寄り制御車である[39]。4両編成は7850番台[34]、2両編成は7870番台[37]。1984年から1994年にかけてクハ7751-クハ7765のコルゲート車体15両、クハ7771-クハ7775、クハ7851-クハ7855、クハ7871-クハ7875のビードプレス車体15両の合計30両が製造された[17][18][36][38]。2両編成用は京王八王子寄りにパンタグラフ1基を搭載している[11]

新製による編成、機器の変遷

ここでは製造時のバリエーションと中間車新造による機器構成変更、改番についてまとめ、後年の改造については別項にまとめた。

5両編成として製造された車両

最初に製造されたグループである。1984年(昭和59年)3月から10月にかけて5両10編成が、1986年3月に2編成が入線した[40]。電動車は日本車輌製造(以下、日車)製、制御車は東急製である[40]。1986年製造車は補助電源装置がSIVに変更された[25]。1984年3月9日から営業運転を開始し[41]、同年4月1日に府中競馬正門前 - 新宿 - 桜上水で試乗見学会が行われた[42]

  テンプレート:TrainDirection |style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[35][36][38]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 デハ7000 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 M1 Tc2
車両番号 7701
7702
7703
7704
7705
7706
7707
7708
7709
7710
7711
7712
7001
7002
7003
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7010
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7109
7110
7111
7112
7751
7752
7753
7754
7755
7756
7757
7758
7759
7760
7761
7762
1984年3月
1984年3月
1984年3月
1984年3月
1984年8月
1984年8月
1984年10月
1984年10月
1984年11月
1984年11月
1986年3月
1986年3月
搭載機器[3] CP CON,PT MG,CP CON,PT MG  
凡例 
Mc …制御電動車、Tc …制御車、M …中間電動車、T…付随車、CON…制御装置、MG…補助電源装置(電動発電機)、SIV…補助電源装置(静止型インバータ)、CP…電動空気圧縮機、PT…集電装置(京王八王子寄り)以下同じ。

8両編成として製造された車両(コルゲート車体)

ファイル:7713original.JPG
7713編成登場時のスタイル
(1988年 若葉台駅)

1986年10月・11月に8両編成3本が製造された[40]。両先頭車とサハ7550形、デハ7050形(7200番台)が東急製、それ以外が日車製である[40]。新形式サハ7550形がおこされ、7200番台のデハ7050形はパンタグラフ付とされた[43]。デハ7050形は2両とも補助電源装置、電動空気圧縮機搭載、サハ7550形も電動空気圧縮機搭載となったため、両先頭車はこれらの機器が非搭載とされた[43]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[35][36][38]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 デハ7000 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7713
7714
7715
7013
7014
7015
7063
7064
7065
7113
7114
7115
7563
7564
7565
7213
7214
7215
7263
7264
7265
7763
7764
7765
1986年10月
1986年11月
1986年11月
搭載機器[8]   CON,PT SIV,CP CON,PT CP CON,PT SIV,CP,PT    

5両編成の6両編成化

1987年9月から11月にかけてパンタグラフ付のデハ7050形12両が製造され、5両編成に組み込まれた[7]。5両編成は全編成が6両編成となった[7]。7151 -7156が東急製、7157-7162は日車製である[40]。今回の新造車を空気圧縮機付とし、クハ7700形の空気圧縮機は撤去された[11]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[36]
形式 (クハ7700) (デハ7000) (デハ7050) (デハ7000) デハ7050 (クハ7750)
区分 Tc1 M1 M2 M1 M2 Tc2
車両番号 7701
7702
7703
7704
7705
7706
7707
7708
7709
7710
7711
7712
7001
7002
7003
7004
7005
7006
7007
7008
7009
7010
7011
7012
7051
7052
7053
7054
7055
7056
7057
7058
7059
7060
7061
7062
7101
7102
7103
7104
7105
7106
7107
7108
7109
7110
7111
7112
7151
7152
7153
7154
7155
7156
7157
7158
7159
7160
7161
7162
7751
7752
7753
7754
7755
7756
7757
7758
7759
7760
7761
7762
1987年10月
1987年10月
1987年12月
1987年12月
1987年12月
1987年12月
1987年10月
1987年10月
1987年10月
1987年10月
1987年10月
1987年11月
搭載機器[8]   CON,PT MG,CP CON,PT MG,CP,PT MG  
注記 
形式に括弧がない車両が今回の製造車。以下同じ。

8両編成として製造された車両(ビードプレス車体)

ファイル:Keio7724.JPG
前面幌枠、桟板が廃止されたクハ7724(10両編成化、帯色変更後)
(2006年3月 平山城址公園駅-南平駅間 )

1987年11月から編成単位で製造された車両はビードプレス車体となり、車両番号下2桁が20番台に区分された[7]。前面幌枠、渡り板廃止、前面角部FRPカバーと前面一部がクリーム塗装とされるなどの変更がある[18] [24]。1987年製造の2編成は登場時正側面窓上にも赤帯があったが、[24]が、すぐに撤去されている[7]1991年(平成3年)12月までに8両編成5本が製造された[40]。最初の4編成は両先頭車とデハ7050形2両が東急製、それ以外が日車製だが、最後の1編成は編成全車が日車製である[40]。7725編成は同年に新製された6000系5扉車同様、車両番号の書体が京王特有の角ばったものから一般的な欧文書体に変更された[44]。4両編成・2両編成も同様の書体となっており、従来車も順次新書体に交換されている[44]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[35][36][38]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 デハ7000 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7721
7722
7723
7724
7725
7021
7022
7023
7024
7025
7071
7072
7073
7074
7075
7121
7122
7123
7124
7125
7571
7572
7573
7574
7575
7221
7222
7223
7224
7225
7271
7272
7273
7274
7275
7771
7772
7773
7774
7775
1987年11月
1987年12月
1988年3月
1990年2月
1991年12月
搭載機器[3]   CON,PT SIV,CP CON,PT CP CON,PT SIV,CP,PT    

6両編成の8両編成化

ファイル:Keio7711F.jpg
8両編成化後の7711編成(帯色変更後)
(2007年2月 平山城址公園駅-南平駅間 )

5両編成で製造された12編成は全編成が6両編成化されていたが、1990年(平成2年)3月に7711編成・7712編成が、1992年(平成4年)1月から2月に7706編成 – 7710編成の5編成が新製された中間車2両を編成中に組み込んで8両編成となった[7]。新造中間車は新宿寄りから4両目・5両目に組み込まれ、新編成で6両目・7両目となった車両は改番された[7]。機器配置を既存の8両編成と併せるため、クハ7750形の補助電源装置は撤去され、デハ7050形(7200番台)に移設されている[43]。1987年11月以降編成単位で新造された車両についてはビードプレス車体となったが、6両編成の8両編成化中間車については既存の編成他車に併せてコルゲート車体となった[28]。客用ドアは窓横にも手掛けがあるタイプとされた[28]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[36]
形式 (クハ7700) (デハ7000) (デハ7050) デハ7000 サハ7550 (デハ7100) (デハ7050) (クハ7750)
区分 Tc1 M1 M2 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7706

7707

7708

7709

7710

7711

7712
 
7006

7007

7008

7009

7010

7011

7012
 
7056

7757

7758

7759

7760

7761

7762
 
7106

7107

7108

7109

7110

7111

7112
 
7556

7557

7558

7559

7560

7561

7562
 
7206
(7106)
7207
(7107)
7208
(7108)
7209
(7109)
7210
(7110)
7211
(7111)
7212
(7112)
7256
(7156)
7257
(7157)
7258
(7158)
7259
(7159)
7260
(7160)
7261
(7161)
7262
(7162)
7756

7757

7758

7759

7760

7761

7762
 
1992年2月

1992年2月

1992年1月

1992年1月

1992年1月

1992年3月

1992年3月

搭載機器[43]   CON,PT SIV,CP CON,PT CP CON,PT SIV,CP,PT    
注記 
7706編成 – 7710編成の補助電源装置はBL-MG[43]。新編成の7106 – 7112は2代目。括弧内は旧番号。

4両編成

6両編成と連結して10両編成で運用するため[7]1993年(平成5年)1月から1994年(平成6年)3月にかけて4両5編成が製造された[1]。全車ビードプレス車体[28]、最初の3編成が東急製、あとの2編成が日車製である[1]。先頭車には7800番台、中間車には7200番台が附番された[34]。1994年製の7805と7855正面にはスカートが設置され、以後在来車を含む全編成に取り付けられた[37]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[36][38]
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号 7801
7802
7803
7804
7805
7201
7202
7203
7204
7205
7251
7252
7253
7254
7255
7851
7852
7853
7854
7855
1993年1月
1993年1月
1993年2月
1993年2月
1994年3月
搭載機器[11] CP CON,PT SIV,CP,PT    

2両編成

ファイル:Keio 7875.JPG
2両編成(VVVF化、帯色変更後)
(2012年11月 若葉台駅

8両編成と連結して10両編成で運用するため[7]、1994年3月から1994年11月にかけて2両5編成が製造された[1]。全車ビードプレス車体[18]、東急製である[1]。新宿寄りは制御電動車デハ7400形となり、6000系2両編成同様1M方式とされた[28]。クハ7750形にはスカートが設置されなかった[37]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[36][38]
形式 デハ7400 クハ7750
区分 Mc Tc
車両番号 7421
7422
7423
7424
7425
7871
7872
7873
7874
7875
1994年3月
1994年3月
1994年11月
1994年11月
1994年11月
搭載機器 CON,PT SIV,CP,PT  

8両編成の10両編成化

1996年2月から3月にかけて[1]ビードプレス車体の8両編成全編成にデハ7050形・サハ7500形各1両を新製して組み込み、10両編成化された[18]。京王初の10両固定編成であり[18]、これをもって7000系の製造は打ち切られた[2]。新製されたデハ7050形は7100番台に附番され、1Mで使用されていた7100番台のデハ7000形の京王八王子に組み込まれてユニットを組んだ[11]。サハ7500形は電装を考慮しない付随車とされ[45]、パンタグラフ台がなく[46]、新宿寄りから4両目に組み込まれた[2]。番号末尾21 (71)・22 (72) が日車製、それ以外が東急製である[1]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #B04740;" rowspan="3"|竣工時期[35][36][38]
形式 (クハ7700) (デハ7000) (デハ7050) サハ7500 (デハ7000) デハ7050 (サハ7550) (デハ7100) (デハ7050) (クハ7750)
区分 Tc1 M1 M2 T M1 M2 T M1 M2 Tc2
車両番号 7721
7722
7723
7724
7725
7021
7022
7023
7024
7025
7071
7072
7073
7074
7075
7521
7522
7523
7524
7525
7121
7122
7123
7124
7125
7171
7172
7173
7174
7175
7571
7572
7573
7574
7575
7221
7222
7223
7224
7225
7271
7272
7273
7274
7275
7771
7772
7773
7774
7775
1996年2月
1996年2月
1996年2月
1996年3月
1996年3月
搭載機器   CON,PT SIV,CP   CON,PT CP CP CON,PT SIV,CP,PT    

改造工事

登場後、各種の改造工事が行われている。

塗装変更

1986年以前製造の先頭車に対して、1987年以降の製造車と同様正面窓下とFRPカバーをクリーム色に塗装する変更が1988年ごろに施工されている[47]

外幌取り付け

中間連結面間に転落防止の外幌を設ける工事が1997年から2001年にかけて施工されている[48]

ワンマン化改造

ファイル:Keio 7852 operator cabin.JPG
ワンマン運転対応機器が搭載されたクハ7852の運転室

動物園線の予備車として2000年に7801編成に[18]、2008年に7802編成に[49]、競馬場線の予備車として2009年に7421編成、7422編成にワンマン化対応改造が行われた[50]。7421編成・7422編成はクハ7871・クハ7872にもスカートが取り付けられた[51]テンプレート:-

帯色変更

ファイル:Keio7712F.jpg
2002年10月からの帯色を巻いたスタイル(7712編成)

2002年10月に全編成の帯色が赤から8000系と同じ京王レッドと京王ブルー[19]に変更されている[15]。2001年10月にリニューアル工事を行った7701編成はリニューアル工事出場時から帯色が変更されている[20]テンプレート:-

リニューアル工事

ファイル:Keio7000Train 7022F.jpg
リニューアル後の7722編成。種別・行先表示がフルカラーLED化されている。

2001年から2012年にかけてリニューアル工事が行われた[20][52]。床敷物、化粧板がはりかえられ、床は茶系の濃淡、壁はピンクとパープルの濃淡の模様となった[53]。バリアフリー化のため一部車両に車椅子スペースが設けられるとともに[53]、2002年10月の施工車から客用ドア上にはLED式の案内装置が設置された[15]。座席表地はローズを基調とし、柄で着席区分を示すものに変更された[53]。2003年からはVVVF化改造が併せて行われ[8]、2007年施工車からはバケットシート化[54]、袖仕切りの大型化、座席部へのつかみ棒追加[55]、UVカットガラスの採用による巻き上げカーテン廃止などの変更が行われている[46]。リニューアル工事施工時10両編成だった編成については正側面行先・種別表示装置のLED化、車内案内装置のLCD化、自動放送装置の取り付けが行われている[56]テンプレート:Double image aside テンプレート:Double image aside テンプレート:-

VVVF化工事

ファイル:7204f lcd.jpg
7204編成の車内情報システム

2003年から2012年にかけて主制御装置をIGBT素子VVVFインバータ制御に更新する工事がリニューアルと同時に行われた[8][52]。リニューアル工事のみ施工した編成についても順次遡ってVVVF化が行われている[50][57]。電動車と付随車の比率を1:1とするため、6・8・10両編成では電動車1両が電装解除されて改番[8][55]、8両編成では電動車の一部、[8]10両編成では付随車2両が改番されている[55]。8・10両編成で電装解除されたデハ7000形のパンタグラフはデハ7050形(7000番台)に移設されている[8][13]。 主制御装置、主電動機は9000系用を基本としたものとされ、2両ユニットを組む電動車はVFI-HR-2815C形主制御装置がデハ7000形に、単独で使用される電動車にはVFI-HR-1415B主制御器が搭載された[53]。主電動機は出力150kWのかご形三相誘導電動機HS-33535-01RBが採用された[53]。駆動装置は改造前のものが流用され、歯車比も変更されていない[53]。従来の界磁チョッパ車と連結して運用される際は力行特性を界磁チョッパ車に近似したものに切り換えるよう設定された[53]。BL-MGを搭載していた編成は7707編成以外VVVF化改造時に補助電源装置をSIVに変更している[58]。7804編成にはLCDの車内情報システムが他車のLED式と同じ場所、大きさで搭載された[9][59][60]

6両編成
  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 サハ7550 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号 7701
 
7703
 
7704
 
7705
 
7001
 
7003
 
7004
 
7005
 
7551
(7051)
7553
(7053)
7554
(7054)
7555
(7055)
7101
 
7103
 
7104
 
7105
 
7151
 
7153
 
7154
 
7155
 
7751
 
7153
 
7754
 
7755
 
2009年6月[50]

2012年7月[59]

2004年3月[61]

2004年12月[62]

搭載機器[8]   CON,PT SIV,CP CON,PT CP ,PT SIV  
8両編成
  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 サハ7500 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 T T M1 M2 Tc2
車両番号 7706

7707

7708

7709

7710

7711

7712

7713

7714
 
7006

7007

7008

7009

7010

7011

7012

7013

7014
 
7056

7057

7058

7059

7060

7061

7062

7063

7064
 
7506
(7106)
7507
(7107)
7508
(7108)
7509
(7109)
7510
(7110)
7511
(7111)
7512
(7112)
7513
(7113)
7514
(7114)
7556

7557

7558

7559

7560

7561

7562

7563

7564
 
7106
(7206)
7107
(7207)
7108
(7208)
7109
(7209)
7110
(7210)
7111
(7211)
7112
(7212)
7113
(7213)
7114
(7214)
7156
(7256)
7157
(7257)
7158
(7258)
7159
(7259)
7160
(7260)
7161
(7261)
7162
(7262)
7163
(7263)
7164
(7264)
7756

7757

7758

7759

7760

7761

7762

7763

7764
 
2005年7月[63]

2004年6月[62]

2005年7月[63]

2006年10月[64]

2005年7月[63]

2006年2月[63]

2008年1月[65]

2006年7月[64]

2007年2月[64]

搭載機器[8]   CON,PT SIV,CP,PT   CP CON,PT SIV,CP,PT    
注記 
7106 – 7112、7156 - 7162は製造時の番号に戻った。7113・7114・7163・7164は2代目。
10両編成
  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 サハ7500 デハ7000 サハ7550 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 T M T T M1 M2 Tc2
車両番号 7721

7722

7723

7724

7725
 
7021

7022

7023

7024

7025
 
7071

7072

7073

7074

7075
 
7521

7522

7523

7524

7525
 
7121

7122

7123

7124

7125
 
7571
(7171)
7572
(7172)
7573
(7173)
7574
(7174)
7575
(7175)
7671
(7571)
7672
(7572)
7673
(7573)
7674
(7574)
7675
(7575)
7221

7222

7223

7224

7225
 
7271

7272

7273

7274

7275
 
7771

7772

7773

7774

7775
 
2007年6月[65]

2008年10月[49]

2007年10月[65]

2009年2月[49]

2010年3月

搭載機器   CON,PT SIV,CP,PT   CON,PT CP CP CON,PT SIV,CP,PT    
注記 
7571 - 7575は2代目。
4両編成
  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号 7801
7802
7803
7804
7805
7201
7202
7203
7204
7205
7251
7252
7253
7254
7255
7851
7852
7853
7854
7855
2008年5月[49]
2008年7月[49]
2012年10月[59]
2012年9月[59]
2009年3月
搭載機器[11] CP CON,PT SIV,CP,PT    
2両編成
  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;;" rowspan="3"|竣工時期[50]
形式 デハ7400 クハ7750
区分 Mc Tc
車両番号 7421
7422
7423
7424
7425
7871
7872
7873
7874
7875
2009年11月
2009年12月
2009年7月
2009年9月
2009年10月
搭載機器 CON,PT SIV,CP,PT  

パンタグラフ交換

2005年ごろに全車のパンタグラフが東洋製PT-7110シングルアーム形に交換されている[66][67]

ATC設置工事

ATC車上装置の設置工事がATC運用開始に先立つ2008年度前後に行われている[56]

自動放送装置設置

一部編成に自動放送装置が設置され、2010年5月1日から使用されている[68]

編成組み替え

ファイル:Keio 7811.JPG
編成組み替えで組成された7811編成
2013年1月 若葉台駅

10両編成での運用増加と共通化のため8両5編成を10両3編成、4両・6両各1編成に組み替える工事が2010年度に[21]、6両・8両各1編成を4両・10両編成に組み替える工事が2011年度に行われている[57]。4両・10両編成は機器配置を既存編成とあわせている[21]が、6両編成は改造範囲を最小限とするため機器配置が既存編成と異なる[21]。10両編成は既存の編成の続き番号とされた[21]。旧7715編成はリニューアル工事、VVVF改造と同時施工[69]、旧7702編成はVVVF改造と同時施工[57]であり、旧7715編成の2両のデハ7050形、旧7702編成のデハ7152は電装解除され、サハ7550形となった[69][54]。旧7711編成のサハ7511はVVVF改造時に電装解除されていたが、今回の工事で再電装されている[54]。2010年度施工車は7726編成以外改造前編成に併せて編成組み替え時にはバケットシート化が行われなかったが、2010年度下期にバケットシート化が行われている[70]。2011年度施工車は組み替え時にバケットシート化と袖仕切りの大型化が行われている[70]

7726編成 - 7728編成は8両編成だった旧7712編成 - 旧7714編成の4両目と5両目に旧7711編成と旧7715編成の中間車を組み込んで[69][54]、7729編成は旧7710編成に旧7702編成の中間車を組み込んで組成されたものである[57]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 サハ7500 デハ7000 サハ7550 サハ7550 デハ7100 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 T M T T M1 M2 Tc2
車両番号[71] 7726
(7712)
7727
(7713)
7728
(7714)
7729
(7710)
7026
(7012)
7027
(7013)
7028
(7014)
7029
(7010)
7076
(7062)
7077
(7063)
7078
(7064)
7079
(7060)
7526
(7512)
7527
(7513)
7528
(7514)
7529
(7510)
7126
(7115)
7127
(7511)
7128
(7215)
7129
(7102)
7576
(7565)
7577
(7561)
7578
(7265)
7579
(7152)
7676
(7562)
7677
(7563)
7678
(7564)
7679
(7560)
7226
(7212)
7227
(7213)
7228
(7214)
7229
(7210)
7276
(7262)
7277
(7263)
7278
(7264)
7279
(7260)
7776
(7762)
7777
(7763)
7778
(7764)
7779
(7760)
2010年10月[72]

2011年1月[72]

2010年11月[72]

2012年3月[73]

搭載機器   CON,PT SIV,CP,PT   CON,PT CP CP CON,PT SIV,CP,PT    

7711編成はそれぞれ8両編成だった旧7715編成の新宿寄り3両と旧7711編成の京王八王子寄り3両を組み合わせて組成したものである[21][69]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 サハ7550 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号[71] 7711
(7715)
7011
(7015)
7561
(7065)
7111
 
7161
 
7761
 
2010年8月[72]

搭載機器   CON,PT SIV,CP CON,PT SIV,CP ,PT    
注記 
7711・7011・7561は2代目。

7811編成は8両編成だった旧7711編成の新宿寄り3両に旧7765号車を組み合わせて[21][69]、7806編成は旧7702編成の中間車2両を抜いて[57]組成されたものである。

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号[71] 7806
(7702)
7811
(7711)
7206
(7002)
7211
(7011)
7256
(7052)
7261
(7061)
7856
(7752)
7861
(7765)
2012年3月[73]

2010年8月[72]

搭載機器 CP CON,PT SIV,CP,PT    
注記 
7206・7211・7256・7261は2代目。

ラッピング

ファイル:Keio 7801 Tama Zoo.JPG
ラッピングが施工された7801編成(2013年1月12日、高幡不動駅

6000系の全廃により動物園線専用となった7801編成に2011年3月28日より動物のラッピングが施された[74]

補助電源装置移設

7701編成は2011年12月に、7703編成は2012年11月にクハ7750形からデハ7050形に補助電源装置を移設している[75][9]テンプレート:-

戸閉保安装置更新

ファイル:7779 door indicator.JPG
7729編成のドア開閉予告表示灯

7729編成は10両編成化時に、7804編成はVVVF化改造時に戸閉保安装置を間接制御方式に更新し、各客用ドアにLED式開閉予告表示灯を取り付けた[76][59]

改番

2014年3月24日付で7711編成と7811編成がそれぞれ7702編成と7807編成に改番された[77]

  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;;" rowspan="3"|改番時期
形式 クハ7700 デハ7000 サハ7550 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 T M1 M2 Tc2
車両番号[78] 7702
(7711)
7002
(7011)
7552
(7561)
7102
(7111)
7152
(7161)
7752
(7761)
2014年3月[77]

搭載機器[78]   CON,PT SIV,CP CON,PT SIV,CP ,PT    
注記 
7702・7002・7102・7752は2代目。
  テンプレート:TrainDirection|style="border-bottom:solid 3px #d07;;" rowspan="3"|竣工時期
形式 クハ7700 デハ7000 デハ7050 クハ7750
区分 Tc1 M1 M2 Tc2
車両番号[78] 7807
(7811)
7207
(7211)
7257
(7261)
7857
(7861)
2014年3月[77]
搭載機器[78] CP CON,PT SIV,CP,PT    

運用

ファイル:Keio 7000 plus 9000.jpg
7000系と9000系の併結運転
(2011年3月 京王永山駅)

7000系は各駅停車用として製造されたが[3]、2001年のダイヤ改定で列車種別を限定しない運用となった[79]こともあり、京王線の各駅停車から特急まで全線で幅広く運用されている[80][81][53]。6000系全廃以降、競馬場線と動物園線のワンマン運行は7000系のワンマン対応車で運転されている[82][74]。 7000系は6000系と併結運転が可能である[2]。9000系は6000系・7000系と連結して運用できるよう読替装置を備えているため、9000系8両編成と7000系2両編成が併結して運転されることがある[83]テンプレート:-

脚注

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注釈

テンプレート:Reflist

出典

テンプレート:Reflist

参考文献

書籍

雑誌記事

テンプレート:Sister テンプレート:京王電鉄の車両 テンプレート:Good article


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