トルコリラ

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トルコリラは、以下のものを指す。

  1. 2009年1月から発行されているトルコ共和国の現行通貨
  2. 2004年まで発行され、2005年末まで流通していたトルコ共和国の旧通貨。

現行通貨

ファイル:Turkish lira symbol black.svg
2012年発表の通貨記号

トルコリラはトルコ共和国の通貨。トルコ語では Türk Lirası(テュルク・リラス)という。略称はTL。トルコ共和国中央銀行 (Türkiye Cumhuriyet Merkez Bankası) が発行。補助単位クルシュで、1トルコリラ=100クルシュ (kuruş) である。

2009年1月1日に、"E-9 Emission Group"が発行され、名称が再び「トルコリラ (TL)」に戻された。2005年 - 2009年に使用されていた「YTL」(新トルコリラ)および補助通貨「Ykr」(新クルシュ)から、それぞれ「Y」(新)を削除した。

2005年中に旧トルコリラと新トルコリラを併用したのと同様に、2009年中は、新トルコリラとトルコリラを併用していたが、1年間の経過措置を経た2010年1月1日からは「TL」(トルコリラ)および「Kr」(クルシュ)のみが使用される。

ただし、これは旧トルコリラの復活ではなく新トルコリラの改称であると考えるべきである。

"E-9 Emission Group"紙幣は、200リラの新規発行を含む。表面には引き続き、トルコ共和国初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの肖像がすべての券種に採用されているが、裏面には券種ごとに別々の、アタテュルク以外の人物の肖像が採用された。

2012年3月に、トルコリラを表す新たな通貨記号がトルコ共和国中央銀行から発表された[1]

Emission 9 紙幣
画像 価値 サイズ 描写
91px 91px 5 lira 64 × 130 mm Brown ムスタファ・ケマル・アタテュルク アイドゥン・サユル (Aydın Sayılı)、太陽系の図、原子、DNA、古代洞窟
95px 95px 10 lira 64 × 136 mm Red ムスタファ・ケマル・アタテュルク ジャヒト・アルフ (Cahit Arf)、Arf不変量、等差級数、そろばん、二進法
99px 99px 20 lira 68 × 142 mm Green ムスタファ・ケマル・アタテュルク 建築家ケマレッディン、Gazi大学本館、水道、循環のモチーフと建築を象徴する立方体・球・円柱
104px 104px 50 lira 68 × 148 mm Orange ムスタファ・ケマル・アタテュルク ファトマ・アリイェ (Fatma Aliye Topuz)、花、文学の図
108px 108px 100 lira 72 × 154 mm Blue ムスタファ・ケマル・アタテュルク ブフリザデ・ウトリ (Buhurizade Itri)、音符、楽器とメヴレヴィー教団の図
112px 112px 200 lira 72 × 160 mm Purple ムスタファ・ケマル・アタテュルク ユヌス・エムレ (Yunus Emre)、ユヌスの霊廟、薔薇、鳩、詩の1行 "Sevelim, sevilelim" (Let us love, let us be loved)

旧通貨

2005年末まで流通していたトルコリラはトルコの旧通貨。

補助単位はクルシュで、1トルコリラ=100クルシュ (kuruş) である。ただし、2005年の新通貨発行以前のトルコリラはインフレーションが進み、クルシュ単位の貨幣は通用していなかった。

クルシュはオスマン帝国時代に用いられていた銀貨の単位で、リラ19世紀後半に行われたデノミネーションの際、クルシュにかわる新しい通貨単位としてイタリア語から取り入れられたものである。オスマン帝国時代のリラは金本位制をとっており、オスマン帝国時代は、外国資本によって経営されるオスマン帝国銀行が発行していた。第一次世界大戦時に金本位制を廃止し、1920年代のトルコ共和国草創期にリラとクルシュによる貨幣体系が整備された。

2004年の時点では、25万TL・50万TL・100万TL・500万TL・1000万TL・2000万TLの紙幣と5万TL・10万TL・25万TLの硬貨が発行されていた。紙幣の肖像、および硬貨の刻印はすべてトルコ共和国の初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの肖像となっており、それぞれの紙幣は色違いで視覚的に区別できるようになっていた。

2005年1月1日より、100万トルコリラを1新トルコリラ (Yeni Türk Lirası, YTL) とする新通貨が発行され、実質的なデノミネーションが行われた。これにともない1新トルコリラ=100新クルシュ (Yeni kuruş:YKr) となり、小額通貨単位が復活した。2005年中は新トルコリラと旧トルコリラは併用されたが、2006年から新トルコリラに統一された。デノミ前の通貨 (E-7) は、2006年1月1日より回収が始まり、2016年1月1日に失効する[2]

レート

各年年末の1米ドルあたりの交換レートは以下の通り。

レート 備考
1974年 13.85
1975年 15.00
1976年 16.50
1977年 19.25
1978年 25.00
1979年 35.00
1980年 89.25
1981年 132.30
1982年 184.90
1983年 280.00
1984年 442.50
1985年 574.00
1986年 755.90
1987年 1,018.35
1988年 1,813.82
1989年 2,311.37
1990年 2,993.00
1991年 5,082.71
1992年 8,547.29
1993年 14,494.41
1994年 38,410.80
1995年 59,322.00
1996年 107,182.00
1997年 204,860.00
1998年 313,500.00
1999年 540,098.00
2000年 642,840.00
2001年 1,180,000.00
2002年 1,576,711.00
2003年 1,410,000.00
2004年 1,511,631.00 8月末

記号の符号位置

現行の記号は2012年に Unicode 6.2 にて収録された[3][4]

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称

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脚注

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

テンプレート:アジアの題材

テンプレート:Currency signs
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  2. テンプレート:Cite web
  3. Turkish Lira Sign - Central Bank of Turkey
  4. テンプレート:PDFlink - Unicode 6.2