ジェームズ・トービン

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ノーベル賞受賞者 ノーベル賞
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル経済学賞
受賞理由:金融市場とその支出決定・雇用生産物価格との関連性の分析を称えて

ジェームズ・トービンJames Tobin, 1918年3月5日 - 2002年3月11日)は、アメリカ合衆国経済学者

ジョン・メイナード・ケインズの考えを支持し、マネタリストと財政・金融政策で論争している。また、投資金融市場に関する研究でも業績を残し、投機的な通貨取引に課税するトービン税や、会社の資産市場での評価を測る指標として知られるトービンのq理論で知られる。

経歴

日本語訳著書

  • 『国民のための経済政策』、間野英雄・海老沢道進・小林桂吉訳、東洋経済新報社, 1967年
  • 『インフレと失業の選択――ニュー・エコノミストの反証と提言』(ダイヤモンド現代選書)、矢島釣次・篠塚慎吾訳、ダイヤモンド社, 1976年
  • 『マクロ経済学の再検討――国債累積と合理的期待』、浜田宏一藪下史郎訳、日本経済新聞出版社、1981年
  • 『国際マクロ経済学――国際的不均衡下の経済政策』、高中公男編訳、勁草出版サービスセンター、1990年
  • 『トービン 金融論』、藪下史郎・蟻川靖浩・大阿久博訳、東洋経済新報社, 2003年

参考文献

  • ボーモル=トービン・モデル
  • ブリュノ・ジュタン著『トービン税入門』、和仁道郎訳、社会評論社、2006年
  • James Tobin(英語)
  • Cowles Foundation(英語)

脚注


関連事項

外部リンク

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