めふん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月15日 (金) 02:27時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 1 件をウィキデータ上の d:q6807955 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

めふんは、オスのの中骨に沿って付いている血腸(腎臓)を使って作る塩辛である。

概要

北海道地方料理であり、料理店などでは珍味として扱われている。スーパーマーケット土産物店では、100g程度の瓶詰めとして流通している。

また、川を遡上中の「ぶなざけ」と呼ばれる鮭の腎臓が材料として良いとされる。

色は黒く、食感にとろみがあり、主に酒肴として珍重されているほか、ストレスを回復させる栄養素であるビタミンB12鉄分が豊富に含まれているため、健康食品としても注目されている。

語源

名称の語源はアイヌ語の「腎臓」を意味する「メフル」から採られたとされ、漢字では「女奮」という字が当てられている。

テンプレート:Food-stub