あすなろ号

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あすなろ号(あすなろごう)は、岩手県盛岡市青森県青森市を結ぶ高速バス路線である。

概要

高速バス「ヨーデル号」の好調を受け、1987年に岩手県北バス、岩手県交通JR東日本バス(JRバス東北の前身)、弘南バス、秋北バスの5社共同運行として8往復が新設された。新設当初は盛岡駅の駅前ロータリーへの乗り入れが許可されず、駅前ロータリー向かい側のバス停発着となった。

小坂IC供用開始に伴い、あすなろ号運行開始時に新設された小坂バス停を小坂PAより小坂高校前に移転。青森側の発着地を東青森まで延長するなど利便性を図ったが、岩手県交通、JRバス東北、秋北バスが撤退し、現在は4往復の運行となっている。

函館地区とのアクセスを考慮して青森港フェリーターミナルにて東日本フェリーの新型高速フェリー「ナッチャンRera」・「ナッチャンWorld」との接続を図っていたが、高速船「ナッチャン…」が2008年10月末を以って運航休止されたため、青森港フェリーターミナルへの乗り入れも中止された。

運行会社

  • 岩手県北自動車
    • 盛岡南営業所が担当(岩手ナンバー)。
    • 続行便で貸切車が使用される場合、盛岡営業所が担当することがある。

JRバス東北青森駅盛岡駅の各JRバスきっぷうりばにおいて、乗車券販売を受託する。

過去の運行会社

  • 岩手県交通 - 2005年3月31日の運行を以って撤退。
    • 都南営業所が担当(岩手ナンバー)。但し乗務員は盛岡地区各営業所の持ち回りであった。
  • 秋北バス - 2010年3月31日の運行を以って撤退。
    • 車両は自動車事業部(大館、秋田ナンバー)、乗務員は花輪営業所が担当。
    • 青森行の花輪で乗務員交代を行っていた。
    • 車両はみちのく号との共通運用で、休憩入庫先である岩手県北バス盛岡南営業所で、みちのく号とあすなろ号の車両を交換していた。

停車停留所

2012年12月1日現在。

凡例 ○:乗車のみ取り扱い ●:降車のみ取り扱い ◎:乗降ともに取り扱い ↓↑:通過 ◇◆:休憩

所在地 停留所名 あすなろ号 備     考
盛岡

青森
盛岡

青森
岩手県 盛岡市 盛岡駅西口 23番のりば発着
秋田県 鹿角市 花輪(花輪SA) ◎/◆ ◎/◇
小坂町 小坂高校
青森県 平川市 碇ヶ関(碇ヶ関IC)
黒石市 牡丹平(黒石)
青森市 羽黒平(浪岡)
青森大野
柳町通り
新町二丁目
青森駅 9番のりば発着

運行回数

  • 1日4往復(岩手県北バス2往復、弘南バス2往復)。

運賃

区   間 片道運賃 学割運賃 2回回数券 4枚綴り
回数券
備    考
花輪 - 盛岡 1,780円
小坂 - 盛岡 2,100円 1,680円 3,700円 6,720円
碇ヶ関 - 盛岡 2,520円 2,020円 8,060円
牡丹平 - 盛岡 2,940円 2,350円 9,400円
羽黒平 - 盛岡 3,050円 2,440円 9,760円
青森 - 盛岡 3,160円 2,530円 5,500円 10,100円

歴史

ファイル:JR-bus-Tohoku-Asunaro.jpg
JRバス東北運行当時の「あすなろ号」(2001年10月)
  • 1987年8月1日 - 路線新設。1日8往復で運行開始。
    • JR東日本バス・弘南バス・岩手県北バス各2往復、岩手県交通・秋北バス各1往復。
    • 青森側の発着地は「観光物産館」。
  • 1988年3月 - 回数券新設。
  • 1988年4月1日 - JR東日本のバス部門子会社化により、JRバス東北に移管される。
  • 1988年7月9日 - 青森側の発着地を「東青森」(弘南バス青森営業所)に延伸。青森市内に「新町二丁目」「市役所前」「合浦町」各バス停を新設。
  • 1989年 - 「碇ヶ関」バス停を新設。
  • 1990年 - 青森市内に「青森大野」バス停を新設。
  • 1993年12月 - 小坂バス停を小坂PA内から小坂高校前に移設。
  • 1994年 - 青森市内に「柳町通り」「県立中央病院通り」各バス停を新設。
  • 1995年12月1日 - 1日6往復(岩手県北バス2往復、JRバス東北・弘南バス・岩手県交通・秋北バス各1往復)に減便。
  • 1998年12月8日 - 青森側の発着地を「青森駅前」に変更。これに伴い青森駅前~東青森間各バス停への停車を廃止。
  • 2000年4月1日 - 盛岡駅の乗り場を西口バスターミナル(22番のりば)に変更。
  • 2005年11月30日 - 岩手県交通が撤退。担当便は秋北バスが引き継ぎ(岩手県北バス・秋北バス各2往復、JRバス東北・弘南バス各1往復)。
  • 2006年3月31日 - JRバス東北が盛岡と青森での乗車券販売を除き撤退。担当便は秋北バスが引き継ぎ(秋北バス3往復、岩手県北バス2往復、弘南バス1往復)。
  • 2007年8月27日 - 「盛岡・函館きっぷ」の発売開始。
  • 2007年9月1日 - 東日本フェリーの高速フェリー「ナッチャンRera」就航に伴い、2往復を青森港フェリーターミナルに延伸。
  • 2008年7月26日 - 「ナッチャン盛岡・札幌きっぷ」の発売開始。
  • 2008年10月31日 - 高速フェリーの運航終了に伴い、この日の運行をもって青森駅~青森港フェリーターミナル間の運行を休止。あわせて「ナッチャン盛岡・札幌きっぷ」(札幌発分は10月30日まで)・「盛岡・函館きっぷ」の発売を終了。
  • 2010年4月1日 - 秋北バスが撤退。1日4往復に減便。
  • 2011年3月16日 - 同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により運休していたが、この日より弘南バスが1往復で運転を再開[1]
  • 2012年12月1日 - 盛岡 - 小坂高校前間および盛岡 - 青森市内間に2回回数券を設定[2]。盛岡駅西口ののりばを23番に変更。

乗車券

  • 整理券方式で乗車当日下車時精算。但し、弘南バス運行便は青森市内と盛岡駅からの乗車時に整理券は発券されない。
  • JRバス青森駅きっぷうりば自動券売機、JRバス盛岡駅きっぷうりば自動券売機、盛岡駅西口マリオス内自動券売機で乗車当日に乗車券を発売。学割乗車券はJRバス盛岡駅きっぷうりば、JRバス青森駅きっぷうりばで学生証を確認のうえ発売する。
  • 4枚綴り回数券も設定されている。また、既に撤退している岩手県交通、JRバス東北、秋北バスが発行していた回数券も利用可能。車内販売は花輪での休憩時間中に扱う。

利用状況

年度 運行日数 運行便数 年間輸送人員 1日平均人員 1便平均人員
2002(平成14)年度 365 4,391 48,568 133.1 11.1
2003(平成15)年度 365 4,396 50,130 137.0 11.4
2004(平成16)年度 365 4,388 50,027 137.1 11.4
2005(平成17)年度 365 4,364 48,842 133.8 11.2
2006(平成18)年度 365 4,377 49,547 135.7 11.3
2007(平成19)年度 366 4,387 50,796 138.8 11.6

関連項目

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:岩手県北自動車

  1. 盛岡、仙台へ臨時便/弘南バス東奥日報:2011年3月16日
  2. 盛岡~青森間の高速バス「あすなろ号」の2回回数券の販売を開始いたします!