ウィジャボード

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英語用のウイジャボードとプランシェット ハート型のプランシェットを滑らせることで、質問に対する回答が得られたり、文章が綴られたりする。アルファベットアラビア数字、多用するYes(はい)とNo(いいえ)のほか、降霊術を終わらせるために必要なGoodbye(さようなら)という文字が用意されている。他にMaybe(たぶん)という文字が用意されているボードもある

ウィジャボード(テンプレート:Lang-en-short)は、降霊術もしくは心霊術を崩した娯楽のために用いる文字版。1892年パーカー・ブラザーズ社が占い用ゲーム用品として発売した商品で[1]、ウイジャ(Ouija)とは、フランス語で「はい」を意味する Oui と、ドイツ語で「はい」を意味する Ja から作られた造語である。19世紀中盤に始まる心霊主義に起源を持つ。当時は人の死後の霊魂と会話するために振り子や自動筆記などの技術を用いていた。

文字を指し示すプランシェットが動く理由は良く分かっていない。しかしながら腕の筋肉電位と同時にプランシェットの動きを測定すると、プランシェットが動き始める前に筋肉が収縮している。このため、霊魂がプランシェットを動かすのではなく、術者の無意識な動きによるオートマティスムの一種と考えられている。

なおアメリカ海軍では、航空母艦等で艦載機等の駐機・格納・発着艦計画を検討するための机上演習盤を同じく「ウィジャボード」と呼称するが、その由来については不明。

脚注

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  1. 『想い出のブックカフェ: 巽孝之書評集成』巽孝之、研究社, 2009

関連項目

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