CustomDir

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CustomDirカスタム・ディアー)は、株式会社スプラインが提供する、Open Directory Project日本語階層ウェブディレクトリのデータを改変した二次配布パッケージとウェブディレクトリ構築支援ツールを含むフリーソフトの総称である。

Open Directory Projectは、オープンコンテントであるため、そのデータ利用はライセンス下で自由度が高いものであったが、日本人が気軽に利用するには実際には多くの障壁があった。

などである。 それでも、ドイツ語などヨーロッパ諸語でのデータ利用は活発であった。 日本語に関しては、2002年当時、わずかにAAA! CAFEが利用するくらいであった(現在は利用していない)。二次配布サイトのThumbshotが登場した後も、多くの日本人にとって英語の壁はなお大きいものであった。 そして日本語化による再配布という発想でこの困難が解決された。

  • 多くの日本人にとって、英語などの大部分の外国語ディレクトリは関係がない。
  • 日本語階層だけに限定すれば、ファイルサイズを、100MB以下と小さくできる。
  • 英語の契約文を和訳する。
  • 解凍だけでファイルが作成される。

これをCustomDirが実践することで、日本語階層を利用するウェブサイトが増加しつつある。 ただし登録データは自動的に更新されるわけではないので、配布元のデータ更新を待つか設置者が手動で行なうしかないのが難点。 現在ではXOOPS用に生のデータをそのまま扱えるモジュールOpen Directory for XOOPSが配布されているので、 常時最新のデータを検索するにはこちらが便利だろう。

CustomDir についての記事

外部リンク(利用例)