麻生駅

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麻生駅(あさぶえき)は、北海道札幌市北区北40条西5丁目にある札幌市営地下鉄南北線である。駅番号はN01。なお、かつてはほぼ同じ位置に札幌市電鉄北線の麻生町停留場があった。

しばしばあざぶと読まれるが、正式な駅名および駅周辺の地区名はあさぶである。

駅構造

島式ホームの1面2線。南側にクロス式転轍機が、北側に片渡り式転轍機と縦に2編成留置できる留置線が2本ある。開業以来、南側の転轍機は事故などで運行が乱れたときを除き、2番ホームで停泊した列車(初電)と深夜の到着便の一部(2本あるうち東側の留置線および1番ホームで停泊する便)にしか使われず、それ以外の時間帯に到着する電車は2番ホームから北側の留置線へ一旦回送された後1番ホームに入線し、真駒内方面行として出発する方式をとっていたが、2012年6月4日より南側の転轍機を利用しホームで折り返しをする方式に変更された。南北線初の可動式ホーム柵(ホームドア)設置駅である。

ホーム両端に階段・エスカレーターがあり、ホームとコンコースを結ぶエレベーター(通過型)は専用の改札とともにホーム中央に設置された。コンコースのこの付近に地上へのエレベーター(直角型)も設置された。駅出入口は8ヶ所あり、南側の出口がバスターミナルに接続している。北側の1番出口は構造物の関係で、一度階段を下りてからまた上る特殊な構造になっている。

のりば

1 南北線 さっぽろ大通真駒内方面
2 南北線 さっぽろ・大通・真駒内方面

利用状況

札幌市交通局の調べでは、2013年度の1日平均乗車人員は21,389人である。札幌市営地下鉄では札幌中心部のさっぽろ駅大通駅に次ぐ第3位で、他線との乗り換えがない単独駅としては第1位である。2001年度までは減少傾向が続いていたが、その後は概ね横ばい傾向にある。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。

年度 1日平均
乗車人員
1994年(平成テンプレート:06年) 27,306
1995年(平成テンプレート:07年) 27,563
1996年(平成テンプレート:08年) 26,361
1997年(平成テンプレート:09年) 24,873
1998年(平成10年) 24,025
1999年(平成11年) 23,403
2000年(平成12年) 23,042
2001年(平成13年) 22,520
2002年(平成14年) 22,363
2003年(平成15年) 21,877
2004年(平成16年) 21,831
2005年(平成17年) 22,420
2006年(平成18年) 22,502
2007年(平成19年) 22,330
2008年(平成20年) 22,030
2009年(平成21年) 21,257
2010年(平成22年) 21,263
2011年(平成23年) 21,156
2012年(平成24年) 21,348
2013年(平成25年) 21,389

駅周辺

西5丁目樽川通、丘珠空港通など、5つの通りが集中する。駅付近は商業地で、大型店以外にも業務ビルと中小の商店が密集する。札沼線新琴似駅は北西に約500メートル離れた場所にある。

連絡バス

バスの乗り場は、駅の南北端に2つあり、方向別で分けられている。

行先や乗り場は麻生バスターミナルを参照。

歴史

隣の駅

札幌市営地下鉄
南北線
麻生駅 (N01) - 北34条駅 (N02)

関連項目

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外部リンク

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