鴫野駅

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鴫野駅(しぎのえき)は、大阪府大阪市城東区にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市営地下鉄である。

所在地はJR西日本が鴫野西五丁目、大阪市営地下鉄が鴫野東一丁目となっている。

乗り入れ路線

JR西日本の片町線(愛称「学研都市線」)と、大阪市交通局の大阪市営地下鉄今里筋線が乗り入れており、接続駅となっている。JRの駅は特定都区市内制度における「大阪市内」に属している。また地下鉄の駅には「I19」の駅番号が設定されている。

このほか、JRの駅からは片町線の支線(城東貨物線)が分岐している。同支線は現在は貨物列車専用だが、2019年以降に旅客化されおおさか東線の北部延長区間(新大阪駅 - 放出駅間)となる予定であり、その基盤となっている。

JRの駅はICOCA、地下鉄の駅はPiTaPaおよび「スルッとKANSAI」対応各種カードの利用エリアに含まれている。なお両社の駅舎は直接は繋がっていない。

駅構造

JR西日本

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相対式ホーム2面2線を持つ高架駅。1階が切符売り場やコンコース。2階が乗り場となっている。カーブ上のため早朝・夜間の乗降時には電車とホームの間からパトライトが点灯する。なお、城東貨物線は当駅の京橋方で分岐している。

京橋・北新地方面ホームは、将来的に島式ホームにも転用できる構造となっており、ホーム端の一部は転落防止のため金網で簡易的に仕切ってあるだけである。このホームより南側で2011年8月より学研都市線を2線分移転する工事が着工され、2014年ごろの完成を予定している。完成後は、南側から新設ホーム(相対式)が学研都市線(京橋方面)、既存ホーム(島式へ転用)が学研都市線(放出方面)とおおさか東線(新大阪方面)、既存ホーム(相対式)がおおさか東線(放出方面)の、3面4線となる[1]予定である。

直営駅放出駅の被管理駅)である。

JR鴫野駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color学研都市線 上り 四条畷松井山手方面
2 テンプレート:Color学研都市線 下り 京橋北新地尼崎方面

ダイヤ

日中時間帯は1時間あたり4本が停車する。朝晩は本数が多くなる。

大阪市営地下鉄

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島式ホーム1面2線を持つ地下駅。改札口は1ヶ所のみ。改札口と同一階に駐輪場が設置されている。

地下鉄鴫野駅プラットホーム
ホーム 路線 行先
1 テンプレート:Color今里筋線 緑橋今里方面
2 テンプレート:Color今里筋線 蒲生四丁目太子橋今市井高野方面

利用状況

  • JR西日本 - 2012年度の1日平均乗車人員は8,909人である。
  • 大阪市営地下鉄 - 2013年11月19日の1日乗降人員8,595人である(乗車人員:4,370人、降車人員:4,225人)[2]

各年度の1日乗降・乗車人員は下表のとおり。

  • JRのデータは1日平均である。
  • 大阪市営地下鉄のデータは交通量調査に基づく特定の1日である。
年度 JR西日本 大阪市営地下鉄 出典
乗車人員 調査日 乗降人員 乗車人員
1997年(平成テンプレート:09年) 9,370 未開業 [3]
1998年(平成10年) 9,446 [4]
1999年(平成11年) 9,121 [5]
2000年(平成12年) 8,991 [6]
2001年(平成13年) 8,929 [7]
2002年(平成14年) 8,713 [8]
2003年(平成15年) 8,739 [9]
2004年(平成16年) 8,497 [10]
2005年(平成17年) 8,405 [11]
2006年(平成18年) 8,307 - [12]
2007年(平成19年) 8,711 11月13日 6,232 3,146 [13]
2008年(平成20年) 8,827 11月11日 6,971 3,536 [14]
2009年(平成21年) 8,786 11月10日 7,717 3,909 [15]
2010年(平成22年) 8,824 11月テンプレート:09日 7,799 3,973 [16]
2011年(平成23年) 8,864 11月テンプレート:08日 8,045 4,057 [17]
2012年(平成24年) 8,909 11月13日 8,504 4,317 [18]
2013年(平成25年) 11月19日 8,595 4,370

駅周辺

JR鴫野駅の東側には今里筋がある(今里筋の地下に地下鉄鴫野駅が設置されている)。

バス路線

大阪市営バス/城東区バス[19]

鴫野駅前停留所

鴫野停留所

歴史

  • 1932年昭和7年)11月1日 - 国有鉄道片町線の放出駅 - 京橋駅間に鴫野信号場開設。
  • 1933年(昭和8年)9月1日 - 鴫野信号場が駅に格上げされ、国有鉄道鴫野駅開業。
  • 1962年 - 高架化。片町線で最初に高架化された駅である。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
  • 2006年平成18年)12月24日 - 大阪市営地下鉄今里筋線の駅が、同線開業と同時に設置される。
  • 2011年(平成23年)8月 - おおさか東線乗り入れの準備の一環として現・2番のりばの奥にて高架ホーム設置工事開始(2014年完成予定)。
  • 2019年(平成31年) - JRおおさか東線乗り入れ開始予定。
2008年放出駅 - 久宝寺駅の区間開業により、大和路線JR東西線とを直通する「直通快速」が運行されているが、当駅は通過する。そのため当駅から直接おおさか東線の列車に乗車することはできない。

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color学研都市線(片町線)
テンプレート:Color快速・テンプレート:Color直通快速・テンプレート:Color区間快速
通過
テンプレート:Color普通
放出駅 - 鴫野駅 - 京橋駅
片町線貨物支線(城東貨物線、旅客運行なし)
鴫野駅 - 吹田駅
大阪市営地下鉄
テンプレート:Color今里筋線
蒲生四丁目駅(I18) - 鴫野駅(I19) - 緑橋駅(I20)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. おおさか東線が全通すると阪神大物駅と似た構造の駅になる。また位置づけとしても、一つ前の駅から並走してきた二つの線が当駅で分かれるという共通点を持つようになる。
  2. 路線別駅別乗降人員 2013年11月19日
  3. テンプレート:PDFlink
  4. テンプレート:PDFlink
  5. テンプレート:PDFlink
  6. テンプレート:PDFlink
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  14. テンプレート:PDFlink
  15. テンプレート:PDFlink
  16. テンプレート:PDFlink
  17. テンプレート:PDFlink
  18. テンプレート:PDFlink
  19. 城東区がエムオーティに委託し運行。

関連項目

外部リンク

テンプレート:Navbox テンプレート:大阪市営地下鉄今里筋線