魂柱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月11日 (月) 19:07時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 11 件をウィキデータ上の d:q1085993 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索
ファイル:F-hole.jpg
'ヴァイオリンの魂柱 f字孔の奥に魂柱が見える

魂柱(たまばしら・こんちゅう)とは、ヴァイオリン属の楽器において、表板と裏板を直接つなげる唯一の棒である。魂柱により音が裏板まで振動し、楽器全体に音が響くようになる。

弦の張力によって表板にかかる圧力で、裏板との間に挟まれている状態で取り付けられている。駒より若干下の位置にある。

弦の交換時に全ての弦を外してしまうと、表板に対する圧力が無くなり、結果として魂柱が外れてしまうことがある。 その場合は、専門家による取り付けが必要となる。取り付けはf字孔から行う。

外部リンク