高橋克実

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テンプレート:混同 テンプレート:ActorActress 高橋 克実(たかはし かつみ、1961年4月1日 - )は、日本俳優マルチタレント司会者。愛称はカッツミー。

新潟県三条市出身。シス・カンパニー所属。

略歴

  • 実家は日用雑貨店。新潟県立三条東高等学校卒業後上京、予備校生としての生活を送る。予備校時代は井の頭線・東松原の寮に住み、下北沢が遊び場だった。
  • 浪人生活を送るも、仲間と楽しく遊びすぎたのか受験に失敗。2浪の末、某大学に入学するもすぐに中退。紆余曲折の末、松田優作に憧れ役者の道を志す。
  • 1987年劇団離風霊船に入団。同年、映画『ウェルター』の端役で映画デビュー。
  • 1993年NHKドラマ『トーキョー国盗り物語』でヒロイン(の1人)の相手役に抜擢され、ドラマ初出演。
    • しかし本人曰く「あまりのNGの多さに本人の知らないところで脚本が変更され、転勤という設定で途中降板させられた」そうである。しかもそのことをドラマを観ていて相手役の女優のセリフで初めて知ったとも語っている。
  • 1990年代後半、テレビドラマ『ショムニ』の人事部長役でブレイクし、その後様々なドラマやバラエティ番組にて人気を博している。中でも同じ事務所に所属している八嶋智人と司会を務めた『トリビアの泉』は、高視聴率を記録していた。
  • コメディドラマへの出演が多いが、2006年土曜ワイド劇場特別企画『ユニット』では DV夫で悪徳刑事という悪役、同年の金曜エンタテイメント『こちら新宿駆けこみ寺』(ドラマ初主演)では主人公の型破りな助け人役、また 2008年NHK土曜ドラマフルスイング』(連続ドラマ初主演)では主人公の熱血教師役を演じた。
    • 『フルスイング』では、生徒と同僚教師たちに力強い愛で教師の情熱を注いだ高林導宏役を演じ、ギャラクシー賞2008年2月度月間賞を受賞した。

人物

テンプレート:雑多な内容の箇条書き

嗜好・交友関係

頭髪に関して

  • 以前は、頭頂部の毛の少なさをカバーしようと側頭部の髪の毛を長く伸ばし、その毛を上に被せるという特殊な髪型であった。行きつけの床屋で2週間に1度セットしていた。この髪型を維持するため整髪料を大量に使ってガチガチに固めていたため、頭頂部に被さった部分はまるで横に蝶番の付いたフタの様に開閉が可能であった。このため、八嶋智人等劇団の仲間からハッチというあだ名を授かった。また、ジッポというあだ名も仲間内からあった。ほかにも「人間たこやき」という声もある。
    • 二日酔いの状態で草野球の試合に出場し、脱水症状その他もろもろの理由で帰りに立ち寄ったコンビニで倒れてしまい、救急車で運ばれたことがある。そのときは髪型をセットしていなかったため、見られないように被っていた帽子からけっして手を離さなかったらしい。
    • 2004年4月、髪型を坊主に変えた。それまで一部でカツラ疑惑が囁かれていたが誤解として片づけられた。しかしいまだに「切った」ではなく「(カツラを)取った」と指摘を受けるケースがある。『トリビアの泉』では、坊主で初めて出演する前の回に「次回、トリビアの泉リニューアル!!」と予告放送された。
    • なお、髪型を坊主に変える以前も、ドラマ『すいか』で小林聡美にホースで水をかけられるシーンで「あっ! 頭はやめて、頭は!」という台詞があったり、事務所の後輩である八嶋智人がレギュラーを務める『ココリコミラクルタイプ』のコントにゲスト出演した際、夫婦役の松下由樹田中直樹の夫婦喧嘩のさなか松下に髪型を「ヅラ」呼ばわりされ、激昂して松下・田中の怒鳴り合いに加わる、など髪型をネタにした場面が見られる。
    • ドラマ『特上カバチ!!』では普段の坊主頭ではなく、演じる役の髪型がパンチパーマであるため、かつらを被って出演している。
    • 俳優デビュー前には長髪にしていたことがあり、高校時代に撮影された長髪の写真がスタジオパークからこんにちは(2013年1月25日放送)で公開されている。

婚姻について

  • 2001年1月15日にゲスト出演した関西テレビ快傑えみちゃんねる』において、妻(女優・兎本有紀[1])と離婚して 1年ほどたったことを明かしている。また同番組では、1999年に出演した舞台『きらめく星座』の半年にわたる全国公演から帰宅すると妻が荷物とともにいなくなっていたことも告白している。離婚については、これに先立つ 2000年12月9日にゲスト出演したフジテレビの深夜番組『赤ちゃん金ちゃんしゃべる部屋』でも本人自ら明かしている。
  • 2004年12月に、日本国外でのロケに出かけている際に自宅に泥棒が入り、パソコンなどが被害に遭った。同時に妻と離婚していたことも報道され、よくそれを『トリビアの泉』などで自虐ネタとして使っている。前妻とは別れてはいるが仲は悪くなく、前述の盗難被害の際には高橋が海外ロケをしている最中だったので、当人の代理として警察に盗難の被害届を出したという。ちなみに「テレビの報道を見て被害額を知った」と、『トリビアの泉』で語った。
  • 2011年2月16日、かねてより交際が報道されていた当時35歳の一般女性と同年1月に再婚したことを事務所を通じ、FAXで報告した[2]。その後、2013年10月27日に放送されたテレビ番組『新堂本兄弟』にゲスト出演した際に、妻がドラマ『33分探偵』での共演をきっかけに知り合った女優であることを明かしている(氏名は明かさず)。
  • 2012年4月9日、夫人が妊娠4ヶ月目に入り、同年10月に出産予定であることを所属事務所を通じて発表、51歳にして初めて子を持つことを明らかにした[3]
  • 2012年9月26日前日午後1時47分に長男が誕生したことを事務所の公式サイトで発表し、その際に「髪の毛も生えています」とのコメントを添えた[4]

その他

出演作品

テレビドラマ

映画

舞台

  • ゴジラ(1987年 - 1992年、劇団離風霊船
  • ラジャ〜お父さんのガリバー旅行記〜(1989年、青山円形劇場
  • 赤い鳥逃げた…(1989年・1995年、劇団離風霊船)
  • ラストスパート(1991年、劇団離風霊船)
  • 「誕生」するなら…(1994年、劇団離風霊船)
  • 烏賊ホテル(1994年)あなただけ、今晩は Part 5
  • 力こぶ(1994年、しあわせの会、タイニイアリス)出演、プロデュース
  • 青木さん家の奥さん(1998年・2000年、南河内万歳一座)
  • きらめく星座(1999年、こまつ座全国公演)
  • 夢の裂け目(2001年・2010年、新国立劇場小劇場)
  • 第17捕虜収容所(2001年)
  • おかしな 2人(2002年、パルコ劇場
  • 夢の泪(2003年、新国立劇場小劇場)
  • 美しきものの伝説(2004年、紀伊國屋ホール
  • ダム・ウェイター(2004年、シアタートラム
  • ピローマン(2004年、パルコ劇場)
  • 新編・吾輩は猫である(2005年、シアタートラム)
  • 屋上の狂人(2006年、シアタートラム)
  • 夢の痂(かさぶた)(2006年、新国立劇場小劇場)
  • 夢のゆりかご(2006年)紀伊國屋ホール)
  • 禿禿祭(はげちびさい)(2007年、世田谷パブリックシアター
  • 写楽考(2007年、Bunkamura シアターコクーン
  • シェイクスピアソナタ(2007年、パルコ劇場)
  • 瞼の母(2008年、世田谷パブリックシアター)
  • KERA・MAP#005「あれから」(2008年、世田谷パブリックシアター)
  • 夜の来訪者(2009年、紀伊國屋ホール)
  • バンデラスと憂鬱な珈琲(2009年、世田谷パブリックシアター)
  • 叔母との旅(2010年、青山円形劇場)
  • 大人は、かく戦えり(2011年、新国立劇場小劇場)
  • シレンとラギ(2012年、青山劇場)
  • 彩の国シェイクスピア・シリーズ第28弾『ヴェニスの商人』(2013年、彩の国さいたま芸術劇場など)

劇場アニメ

吹き替え

バラエティ

ラジオ

CM

その他

脚注

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外部リンク

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  1. 高橋との結婚中は「高橋有紀」の名前で活動
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  3. テンプレート:Cite news
  4. テンプレート:Cite news
  5. 出版:大田出版 編集:FromA編集部『みんなのバイト時代』より