須佐駅

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須佐駅(すさえき)は、山口県萩市大字須佐字水海にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線である。

かつては「さんべ」・「ながと」などの急行も停車していたが、1997年3月22日以降は普通列車のみが停車する。

駅構造

単式・島式の複合型2面3線の構造を持ち、交換・待避が可能な地上駅になっている。かつては木造平屋建ての駅舎だったが、放火で焼失。一時は簡易駅舎で営業していたが、新築された。駅舎は単式ホーム側にあり、長門市方に島式ホームへの跨線橋がある。

長門鉄道部管理。POS端末による発券が可能な簡易委託駅である。

須佐駅プラットホーム(2013年11月9日の暫定復旧以降)
ホーム 路線 方向 行先
1・2 (使用停止中)
3 テンプレート:Color山陰本線 上り 益田浜田方面

2013年11月9日の当駅までの暫定復旧後は全列車が上下副本線の3番線の発着となっている。駅舎と島式ホームの間には使用停止中の1・2番線を塞ぐ形で仮設の通路が設置されており、跨線橋を利用せずに列車から代行バスに乗り継げるようになっている。

2003年9月30日までは夜間滞泊が1本設定されていた。(益田駅 → 当駅3番線留置 → 益田駅)

  • 1989年3月10日までは米子駅 → 当駅3番線留置 → 鳥取駅で、浜田駅 - 当駅間各駅停車の快速列車だった。

駅周辺

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 177
2000 174
2001 161
2002 130
2003 117
2004 124
2005 129
2006 123
2007 109
2008 96
2009 89
2010 88
2011 84
2012 73

歴史

  • 1928年昭和3年)3月25日 - 国有鉄道山陰本線が飯浦駅から延伸し、その終着として開業。客貨取扱を開始。
  • 1933年(昭和8年)2月24日 - 山陰本線の最終開通区間である当駅 - 宇田郷駅間の開業により、途中駅となる。
  • 1978年(昭和53年)3月1日 - 貨物取扱を廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 2003年(平成15年)9月30日 - 夜間滞泊を廃止。
  • 2013年(平成25年)7月28日 - 豪雨災害により線路が被災し、一時須佐駅を含む益田駅 - 長門市駅間が運休。(8月4日に奈古駅 - 長門市駅間については運行再開。)
  • 2013年(平成25年)11月9日 - 益田駅~須佐駅間の運行再開。およそ4か月ぶりに列車が須佐駅に乗り入れるようになる。
  • 2014年(平成26年)8月10日 - 須佐~奈古駅間の運行再開[1]

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color山陰本線
江崎駅 - 須佐駅 - 宇田郷駅

脚注

  1. 山陰線(須佐~奈古駅間)、山口線(地福~津和野駅間)の運転再開見込みなどについて - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2014年7月16日

関連項目

外部リンク

テンプレート:山陰本線 (長門地区)