青色巨星

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テンプレート:ヘルツシュプルング・ラッセル図 青色巨星せいしょくきょせいテンプレート:Lang-en-short)とは、高温のために青く見える大質量の恒星のこと。直径はせいぜい太陽の5〜10倍程度だが、明るさは数千〜数万倍とかなり明るい。しかし、燃料を激しく燃やしている為、寿命は短く、数百万〜数千万年程度とされる。赤色超巨星(質量によってはウォルフ・ライエ星))を経て、最期には超新星となり、中性子星ブラックホールを残すと考えられている。

おとめ座α星スピカケンタウルス座β星等がある。

更に明るいものは青色超巨星と呼ばれ、直径は太陽の数十倍、明るさも2万倍以上あるものが多く、中にははくちょうα型の脈動変光星のものもある(高輝度青色変光星、LBV)。 本項では主な青色超巨星の一覧を掲げる。中にはウォルフ・ライエ星やLBVもある。

ファイル:1e10m comparison Rigel, Aldebaran, and smaller - antialiased no transparency.png
左が青色超巨星のリゲル。右はアルデバラン
中央の3つの恒星は下図に対応。
ファイル:1e9m comparison.png
左が青色巨星のオリオン座γ星。右はペルセウス座β星アルゴルB、中央の黄色の星が太陽


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