阿波郡

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阿波郡(あわぐん)は、徳島県(阿波国)にあった。郡域は全て現在の阿波市に含まれている。人口24,959人、面積121.04km²。(2003年)

消滅直前となる2005年3月31日の時点で、以下の2町を含んでいた。

2005年平成17年)4月1日、2町が板野郡吉野町土成町と合併し、阿波市となり消滅した。

歴史

古代

式内社

延喜式神名帳に記される郡内の式内社テンプレート:式内社一覧/header テンプレート:阿波国阿波郡の式内社一覧 テンプレート:式内社一覧/footer

近現代

  • 1889年明治22年)10月1日 - 町村制施行に伴い、阿波郡に市香村・八幡村・土成村・柿島村・大俣村・久勝村・伊沢村・林村の8村が成立する。(8村)
  • 1907年(明治40年)11月1日 - 市香村が町制施行・改称し市場町となる。(1町7村)
  • 1908年(明治41年)7月20日 - 八幡村が町制施行し八幡町となる。(2町6村)
  • 1928年昭和3年)11月1日 - 林村が町制施行し林町となる。(3町5村)
  • 1951年(昭和26年)11月3日 - 久勝村が町制施行し久勝町となる。(4町4村)
  • 1955年(昭和30年)3月31日(2町1村)
    • 市場町・八幡町・大俣村が合併し、市場町が発足。
    • 林町・久勝町・伊沢村が合併し、阿波町が発足。
    • 土成村が板野郡御所村と合併し、板野郡土成町が発足、郡より離脱。
  • 1957年(昭和32年)3月31日 - 柿島村が板野郡一条町と合併し、板野郡吉野町が発足、郡より離脱。(2町)
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 市場町・阿波町が板野郡吉野町・土成町と合併し、阿波市が発足、郡より離脱。同日阿波郡消滅。
明治22年10月1日 明治22年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在
市香村 明治40年11月1日
町制改称 市場町
市場町 昭和30年3月31日
市場町
平成17年4月1日
阿波市
阿波市
八幡村 明治41年7月20日
町制
八幡町
大俣村 大俣村 大俣村
林村 林村 昭和3年11月1日
町制
昭和30年3月31日
阿波町
久勝村 久勝村 昭和26年11月3日
町制
伊沢村 伊沢村 伊沢村
土成村 土成村 土成村 昭和30年3月31日
板野郡土成町の一部
柿島村 柿島村 柿島村 昭和32年3月31日
板野郡吉野町の一部

関連項目

テンプレート:阿波国の郡