関西高速鉄道

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関西高速鉄道株式会社(かんさいこうそくてつどう)は、片福連絡線(現在のJR東西線)の建設を目的として発足した第三セクター会社で、西日本旅客鉄道(JR西日本)の持分法適用関連会社のひとつである。

概要

関西高速鉄道は、JR東西線の線路などの施設を第三種鉄道事業者として保有し、第二種鉄道事業者である西日本旅客鉄道に貸し付けることを主たる事業としている。

創立時の資本金は、大阪府大阪市・西日本旅客鉄道が各22.5%、日本開発銀行兵庫県尼崎市が各5%、関西電力大阪ガスなどがその他合計17.5%を出資している。

大阪市街地東部を通る城東貨物線の旅客線化(おおさか東線。当初の仮称は大阪外環状線)についても、JR東西線と同様に第三セクター会社が建設・保有を行うこととなった。その主体として関西高速鉄道を活用することも考えられたが、関西高速鉄道には兵庫県などのおおさか東線沿線以外の自治体も出資していることから、別に会社(大阪外環状鉄道株式会社)が設立された。

歴史

  • 1988年(昭和63年)5月25日: 関西高速鉄道株式会社設立。
  • 1988年(昭和63年)10月: 鉄道事業法に基づく第三種鉄道事業免許。
  • 1989年(平成元年)2月: 鉄道事業法に基づく工事施行認可。
  • 1989年(平成元年)3月: 建設工事着工。
  • 1997年(平成9年)3月8日京橋駅 - 尼崎駅間の全線が開業。JR東西線と命名され、片町線(学研都市線)・東海道山陽本線JR神戸線)・福知山線(JR宝塚線)との直通運転が開始される。
  • 1997年(平成9年)6月: 本店を大阪府大阪市西区から同市北区の現在地に移転。

路線

外部リンク

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