長野総合車両センター

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テンプレート:Notice テンプレート:車両基地 長野総合車両センター(ながのそうごうしゃりょうセンター)は、長野県長野市西和田二丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)長野支社車両基地および車両工場。北長野駅付近に位置している。

JR在来線で初めて、車両基地と車両工場を一体化させた区所である。

鋳物職場では鋳鉄制輪子NN46ブレーキライニングブレーキパッド)などを製造している。なお、JRの車両工場で鋳物職場が現存するのは当センターと北海道旅客鉄道(JR北海道)苗穂工場のみである。

配置車両の車体に記される略号

ファイル:JRE-naga-nano.jpg
長野総合車両センター 所属略号
  • 旅客車:「長ナノ」…長野支社を意味する「長」と、長野を意味する電報略号の「ナノ」から構成される。
  • 機関車:〔長野[1]

整備済み車両の車体に記される略号

「NN」「長野総合車セ」(「長野工」→「長総車所」→「長野総合車セ」と推移。)

歴史

配置車両

2014年4月1日現在の配置車両は以下の通り[2]

電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
269両 20両 1両 0両 0両 290両

電車

ファイル:189 N102 Myoko 20081122.jpg
189系電車(あさま色)
ファイル:JR East 115-Sinshu-color.jpg
115系電車(長野色)
  • 115系(168両)
    • 6両編成(C1 - 14編成)14本、3両編成(N1 - 14・16・21 - 26・28 - 33編成)27本、訓練車の3両編成(N15編成)1本が配置されている。塗装は長野色だが、C1編成は横須賀色、N9編成と訓練車は湘南色となっている。
    • 中央本線立川 - 塩尻 - 中津川岡谷 - 辰野 - 塩尻)、大糸線松本 - 信濃大町)、篠ノ井線(全線)、信越本線篠ノ井 - 柿崎)、飯田線飯田 - 辰野)、およびしなの鉄道線(篠ノ井 - 軽井沢)の普通列車で運用される。
    • C編成は2007年3月に松本車両センターから転入した車両で、主に中央東線で運用される。また、2010年(平成22年)12月のダイヤ改正までは、通常時は豊田車両センターM40編成を使用していた快速「むさしの号」運用を代走する場合があった。
    • N1 - 14・16編成は東海旅客鉄道(JR東海)管内である中央西線・飯田線やしなの鉄道線への入線が可能で、2007年にJR東海所有の115系が全廃となった後も引き続きJR東海区間へ乗り入れている。N21以降の編成はJR東日本管内のみで運用される。
    • 一部、内装などの更新を施工したリニューアル車両もある。
    • 2014年3月15日のダイヤ改正で211系が追加導入されたことに伴い、今後、随時廃車される予定である。
    • 北陸新幹線延伸後に経営分離された際、しなの鉄道に3両編成5本を譲渡することが計画されている[3]
  • 211系(69両)
    • 3両編成(N301 - 306・308・309・311 -316・331 - 339編成)23本が配置されている。
    • 2013年3月16日のダイヤ改正より、8編成(N301 - 305・331・332・339編成)が導入され、信越本線(篠ノ井 - 長野)、篠ノ井線(全線)、中央本線(塩尻 - 富士見)、大糸線(松本 - 信濃大町)で営業運転を開始した[4][5]
    • 2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正では新たに12編成(N306・311 - 313・316・320・333 - 338編成)が導入され、中央本線(富士見 - 立川)及びJR東海の中央本線(塩尻 - 中津川)、飯田線(飯田 - 辰野)まで運用範囲が広がった。また、これに伴い115系の半分以上が置き換えられる。
    • N301 - 305・331 - 339編成は幕張車両センターから、N306・311 - 314・316・320・323・327編成は高崎車両センターからの転入車であり、当センターで長野色への配色変更や耐雪設備の強化等の改造を実施している。
    • N320・323・327編成は1000番台でクロスシート、ほかは3000番台でロングシートとなっている。
    • 高崎車両センターから転入した車両のうち一部(N306・311 - 313・316・320・323・327編成)は、種別表示がLEDとなっている。
    • 2014年6月1日より、元田町車両センター配置の6両固定編成の運用も開始された。
ファイル:ジョイフルトレイン彩(いろどり).jpg
485系電車 ジョイフルトレイン「彩(いろどり)」
  • 485系(6両)
    • 6両編成1本(N201編成・ジョイフルトレイン彩(いろどり)」)が配置されている。
    • クロ481-1503(1号車 : 紫)・モロ484-1024(2号車 : 黄)・モロ485-1024(3号車 : ピンク)・モロ484-1007(4号車 : 水色)・モロ485-1007(5号車 : 紫)・クロ481-1502(6号車 : ピンク)で構成されている。種車は新潟車両センターに所属していた快速「くびき野」用T21・22編成で、改造時に余剰となったクハ481-333・1507は廃車・解体されている。

気動車

  • キハ110系(18両)
    • 運転台構造のキハ110形12両、片運転台構造のキハ111形・キハ112形2両編成3本が配置されている。
    • 飯山線(信越本線長野 - 豊野含む)と上越線越後川口 - 宮内 - 信越本線長岡)で運用される。また、他線での臨時列車に投入されることもある。
    • この車両は、特急「秋田リレー号」で使用されていた車両で、同列車の運転終了後に普通列車用に改造・転用された。
    • キハ110-235, 236は「眺望車ふるさと」と呼ばれ、座席の一部(東側)またはすべてがレール方向(東向き)に向いており、飯山線沿線の景色が楽しめるようになっていたが、のちに他車と同一仕様に改造された。

機関車

  • DD16形ディーゼル機関車(1両)
    • 1両(11)が配置されている。
    • 主に飯山線や小海線での臨時列車や工事臨時列車に使用される。

検査担当形式と配置区所

テンプレート:出典の明記

車両解体

テンプレート:出典の明記 鉄道博物館建設に伴い、大宮総合車両センターでの解体作業が終了したため、首都圏で使用された電車の廃車に伴う解体は、当センターへと機能を移した。

解体車両一覧

ファイル:JRE Nagano Rail yard@scrap.jpg
解体線に留置中の、運用を離脱した車両群
ファイル:JRE Nagano Rail yard@E231 T6door.jpg
車両解体線。車両は解体中のサハE230形500番台(6扉車)

2012年4月1日までに長野総合車両センターにて解体された車両を以下に示す。

などである。  

その他

  • 1982年11月のダイヤ改正まで、長野運転所に特急「しなの」用の381系電車が配置されていた。
  • 新潟支社・長野支社およびしなの鉄道に所属する115系のリニューアル工事を実施している。
  • 毎年10月に、「JR長野鉄道フェスタ」(旧称:「長野総合車両センターふれあいまつり」)として、センター内を一般公開している。
  • 北陸新幹線延伸後に経営分離される予定となっている区間に位置しているが、処遇については未発表である。
  • 梅小路蒸気機関車館開設当初、保存蒸気機関車の整備は当センターの前身の一つである長野工場で行っており、多くの車両は最後の全般検査を長野工場で受けている。また、C51形239号機の外装復原も行なっている。その後、現役蒸気機関車の全廃に伴って長野工場での整備を終了し、営業継続機関車については鷹取工場に引き継がれた。鷹取工場の閉鎖後は梅小路運転区で整備が行われている。
  • 浦和電車区に配置されていた209系0番台の幕張車両センター向け転用改造を実施している[7]

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:東日本旅客鉄道長野支社
  1. 「長」で始まる名称を持つ他区との区別のため。長万部機関区の区名札にも「長」は使われず、「万」の旧漢字である「萬」とされていた。
  2. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「railfan201407」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  3. しなの鉄道、2013年度の経営計画と中期経営計画を策定 - Response. 2013年4月8日
  4. 『鉄道ファン』2013年3月号 交友社、2013年、p.210~。
  5. テンプレート:PDFlink
  6. JR電車編成表2011冬 P.346
  7. 交友社『鉄道ファン』2009年11月号 「209系転用計画の全貌」