鍼灸大学前駅
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テンプレート:駅情報 鍼灸大学前駅(しんきゅうだいがくまええき)は、京都府南丹市日吉町保野田岩ヶ下にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
駅名は、現在の明治国際医療大学の旧名にちなむ。JR西日本は、2008年4月現在では、駅名を「変えるつもりはない」と述べているという[1]。
駅構造
福知山方面に向かって右側に単式ホーム1面1線のみを持つ地上駅(停留所)である。京都駅 - 城崎温泉駅間の直流電化区間内にある途中駅では唯一、行き違い設備を持たない棒線駅である。
駅舎はあるが、西舞鶴駅管理の無人駅となっている。ホーム入口付近に自動券売機あり。棒線駅のため、園部方面行きと福知山方面行きの双方が同じホームを共用する。後付けの駅ということもあり、ホームは狭い。
便所は駅舎内にあり、男女別の水洗式となっている。
利用状況
学生の利用が中心である。1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 211人(1999年度)
- 222人(2000年度)
- 247人(2001年度)
- 260人(2002年度)
- 299人(2003年度)
- 332人(2004年度)
- 334人(2005年度)
- 370人(2006年度)
- 386人(2007年度)
- 422人(2008年度)
- 425人(2009年度)
- 389人(2010年度)
- 383人(2011年度)
- 378人(2012年度)
駅周辺
- 明治国際医療大学、明治鍼灸大学医療技術短期大学部、同大学附属病院
- 京都府道50号京都日吉美山線
山間部だが胡麻川に沿って若干の平地が開けた場所にある。駅周辺に、わずかに民家が点在している。駅前広場と駅の間を胡麻川が流れており、橋を渡って駅舎に入る構造になっている。
歴史
- 1996年(平成8年)3月16日 - 山陰本線の園部駅 - 綾部駅間の電化に合わせて開業。当初から舞鶴鉄道部管轄だった。
- 2006年(平成18年)7月1日 - 舞鶴鉄道部廃止に伴い福知山支社直轄となり、西舞鶴駅の被管理駅となる。
- 2010年(平成22年)8月14日 - 日吉駅・胡麻駅開業100周年を迎え、記念式典が開催される。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- テンプレート:Color山陰本線
脚注
- ↑ 朝日新聞2008年4月20日付京都版「昔の名前で『鍼灸大学前』」