銀山駅
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テンプレート:Mboxテンプレート:駅情報 銀山駅(ぎんざんえき)は、北海道余市郡仁木町銀山2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。駅番号はS21。電報略号はキン。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。ホーム函館駅寄りに構内踏切があり、2番ホームへはこれを渡る。1番ホームは砂利敷だが、2番ホームは舗装されている。
駅は無人だが、駅付近の商店で乗車券を扱っており、簡易委託駅である。営業時間6時00分 - 20時00分。
駅舎はいたって小さい。
駅周辺
駅は集落を東に望む丘の中腹にある。
- 北海道道1022号仁木赤井川線
- 余市警察署銀山駐在所
- 銀山郵便局
- 新おたる農業協同組合(JA新おたる)銀山事業所
- 仁木町立銀山小学校
- 仁木町立銀山中学校
- 銀山学園
- 桜ヶ丘学園
- 銀山
- 北海道中央バス「銀山駅下」停留所(道道1022号線沿い)
歴史
- 1905年(明治38年)1月29日 - 北海道鉄道の駅として開業。一般駅。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 北海道鉄道が国に買収され、国有鉄道の駅となる。
- 1913年(大正2年)頃 - 赤井川村の白井川東岸に開坑した明治鉱山より国富鉱山製錬所へ鉱石を運搬するため、当駅下まで馬車軌道を敷設し、軌道終点から当駅構内積込場まで索道を設置。
- 1970年(昭和45年) - 映画「男はつらいよ 望郷篇」で駅舎がロケに使われる
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 貨物扱い廃止。
- 1982年(昭和57年)3月1日 - 荷物扱い廃止。同時に無人化。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 列車交換設備廃止。下り線(2番線)ホームと線路はそのまま放置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道の駅となる。
- 1988年(昭和63年)11月3日 - 列車交換設備復活。旧下り線の線路とホームを再整備。