金光駅

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ファイル:金光駅ホーム.JPG
桜咲く2・3番のりば、左端は1番のりば(2006年4月)
ファイル:JRW KonkouSt RailroadBridge 001.JPG
鐵道院の刻印がある跨線橋(1番のりばより)(2008年6月)
ファイル:Konko Station South Hall.JPG
金光臨使用時の南口(2009年6月)

金光駅(こんこうえき)は、岡山県浅口市金光町占見新田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線である。

概要

浅口市発足前の旧町(浅口郡金光町)および、駅名の由来となった金光教本部の最寄り駅である。金光教の祭典が行われる日には全てのホーム屋根に金光教のシンボルマークが染められた装飾が吊される。

快速「サンライナー」は基本的に通過するが、朝ラッシュの上り(岡山方面)と、夕ラッシュの下り(福山方面)に限り停車する。

駅構造

3面4線のホームを持っていた。1番線が単式ホームで、2・3番線と4番線が島式ホーム(4番線ホームの反対側の線路、すなわち5番線は既に撤去された)。4番線ホームは金光教団体専用列車(通称:金光臨)専用だったが、浅口市の下記南口整備計画に絡み、2012年9月頃には使用が停止され、2013年3月頃に線路が撤去されたので、今は2面3線になった。

せとうち地域鉄道部管理の直営駅ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)で、2007年平成19年)夏にICOCA対応の自動改札機(開閉式)が導入された。

跨線橋はホームの東西に1つずつあり、東側(岡山方)の跨線橋にはエレベーターが設置され、また4番線ホームにある金光教参拝客専用の南改札口(4番線ホームと同様に、こちらも通常は閉鎖、ICカード使用不可。)に繋がっている。西側(福山方)の跨線橋は1915年(大正4年)に建てられた物で、階段の一番下の柱に「鐵道院」「大正四年」などの文字を見ることができる。この跨線橋は2009年(平成21年)2月に近代化産業遺産の認定を受けた[1]。また、ホーム上屋の一部は鉄道黎明期に使用されていた双頭レールを利用して造られており、当駅の歴史を物語っている。

2012年9月12日、浅口市は、旧4・5番ホームの土地を買収し、南口広場を新設、車が利用できるロータリーや市営バス、タクシーの各乗り場、駐輪場などを設ける周辺整備事業計画を公表した。財源には合併特例債を活用し、早ければ特例債適用期限内の2015年度完成を目指す[2]

のりば

金光駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color山陽本線 上り 倉敷岡山方面
2 (団体専用ホーム※時々、工臨留置)
3 テンプレート:Color山陽本線 下り 福山尾道広島方面
  • 上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばである。副本線である2番のりばは上下双方への発車が可能。
  • 金光教の団体専用列車は2番のりばを使用している。
  • 悪天候や事故などでのダイヤ混乱時には列車の折り返しや工臨などの留置に使われる。
  • 入線メロディは1番線が「いい日旅立ち」、2~4番線が「瀬戸の花嫁」であったが2012年3月頃にJR西日本の標準の入線曲に替えられた。
  • 瀬戸大橋線予讃線以外に属する駅で、「瀬戸の花嫁」が入線メロディとして採用されているのはこの駅のみであった。

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである[3]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 3,127
2000 3,053
2001 2,930
2002 2,895
2003 2,905
2004 2,768
2005 2,723
2006 2,649
2007 2,608
2008 2,580
2009 2,491
2010 2,452
2011 2,399

駅周辺

バス路線

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color山陽本線
テンプレート:Color快速「サンライナー」福山行き(夕方のみ停車)
新倉敷駅 - 金光駅 - 笠岡駅
テンプレート:Color快速「サンライナー」岡山行き(朝ラッシュのみ停車)・テンプレート:Color普通
新倉敷駅 - 金光駅 - 鴨方駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navbox
  1. 津山の扇形機関庫など11カ所認定 経産省の近代化産業遺跡テンプレート:リンク切れ山陽新聞2009年2月7日
  2. 金光駅南口広場を新設 - 中国新聞、2012年9月13日。ウェブ魚拓のキャッシュ。
  3. 出典:岡山県統計年報