野田駅 (JR西日本)

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テンプレート:駅情報 テンプレート:駅情報 野田駅(のだえき)は、大阪府大阪市福島区吉野三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪環状線である。

当駅から接続する鉄道路線

阪神電気鉄道にも野田駅があるが約500m離れている。阪神野田駅と近接しているのは千日前線では隣の野田阪神駅、JRではJR東西線海老江駅である。

駅構造

旅客線のみに島式ホーム1面2線を持つ高架駅分岐器絶対信号機がないため、停留所に分類される。

外回り線の外側に貨物線(通称梅田貨物線)がある。ただし、当駅を含む福島駅 - 西九条駅間は大阪環状線の線増扱いであり、東海道本線貨物支線となるのは福島駅以東である。かつてはこの貨物線から地上へ降りる路線が分岐していた。その路線は地上で2つの路線に分かれ、片方は大阪市中央卸売市場本場の中にあった大阪市場駅へ向かう貨物支線、もう片方は三菱ガス化学大阪工場や福山通運大阪流通センター、レンゴー淀川製紙工場などへ向かう専用線となっていた。専用線はもともと三菱製紙が敷設したもので、1953年(昭和28年)2月11日に完成し、4月1日に竣工式が実施されている。この専用線に接続する会社はその後変化しながら、1985年(昭和60年)頃まで使用されていた[1]

改札口が2つあるが、そのうち1つはTSUTAYA JR野田店に直結している。以前は出場専用であったが、現在は入場することもできる。

西九条駅が管理している直営駅で、アーバンネットワークエリアに入っており、ICOCAが利用可能である(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。

ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color大阪環状線 内回り 西九条新今宮方面
2 テンプレート:Color大阪環状線 外回り 大阪京橋方面

利用状況

「大阪府統計年鑑」[2]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1997年 14,189
1998年 13,532
1999年 12,953
2000年 12,443
2001年 12,404
2002年 12,066
2003年 11,965
2004年 11,830
2005年 11,816
2006年 11,896
2007年 12,021
2008年 11,821
2009年 11,300
2010年 11,457
2011年 11,865
2012年 11,843

駅周辺

バス路線

大阪市営バス

野田停留所
  • 56 酉島車庫前 行(春日出経由)
  • 56 大阪駅前 行(福島西通経由)
地下鉄玉川停留所
  • 56 酉島車庫前 行(春日出経由)
  • 56 大阪駅前 行(福島西通経由)
  • 90 鶴町四丁目 行
  • 90 野田阪神前 行(吉野二丁目経由)

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color大阪環状線
テンプレート:Color大和路快速・テンプレート:Color関空快速・テンプレート:Color紀州路快速・テンプレート:Color快速
通過
テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color直通快速・テンプレート:Color普通
福島駅 - 野田駅 - 西九条駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
大阪環状線貨物支線
野田駅 - 大阪市場駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考文献

関連項目

外部リンク

テンプレート:Navbox

テンプレート:大阪環状線貨物支線
  1. 1.0 1.1 「消えた三菱製紙専用線二題」
  2. 大阪府統計年鑑 - 大阪府
  3. 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
  4. 大阪環状・大和路線運行管理システムの使用開始についてテンプレート:リンク切れ - 西日本旅客鉄道プレスリリース