郁文館中学校・高等学校

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郁文館中学校・高等学校(いくぶんかんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、東京都文京区向丘二丁目に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校高等学校。高等学校では、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒との間で、第2学年から混合してクラスを編成する併設型中高一貫校である[1]

概要

1889年開校。旧制郁文館中学を前身とする私立学校。明治期に於いては第一高等学校合格者数では常に上位に位置していた。姉妹校(同じ校舎内)に郁文館グローバル高等学校が所在する。

夏目漱石の小説『吾輩は猫である』に登場する「落雲館中学校」は、当時漱石の家の裏にあったこの郁文館がモデルだと言われている。

沿革

交通

文化祭

  • 郁秋祭と呼称。10月の第2土・日曜日に開催。

姉妹校

共学化について

創立より120年間男子校であったが、創立121年目となる2010年4月より共学化。共学化に伴い、制服も新しいデザインのものに変更された。 いわゆる「男女別学」ではなく、男子、女子が同じ教室で学ぶ共学校である。

指導方針

郁文館は問題を起こした生徒に対して反省文を100枚書かせることを要求している。要求が満たされるまでは授業に出席することができない指導方針を取っている。これが原因で1学年160人のうち10人が退学しているという[2]

著名な出身者

脚注及び参照

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関連項目

外部リンク

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  1. 郁文館高校の学校情報(高校受験パスナビ)(旺文社)の「ワンポイント情報」の冒頭には「●内部進学生とは2年次から混合クラス。」と掲載されている。
  2. 渡辺美樹理事長の学校法人生徒に反省文100枚書かせる などして退学者続出