那賀郡 (島根県)
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那賀郡（なかぐん）は島根県に存在した郡。人口17,618人、面積526.92km²。（2003年）
消滅直前となる2005年9月30日の時点で、以下の3町・1村を含んでいた。
2005年10月1日、3町1村が（旧）浜田市と合併して浜田市となったため消滅した。
由来
石見国の中央部に位置し国府が置かれるなど中心的な存在であったことから「中（なか）」と名付けられ、後に「那賀」と佳字二字令により改められた。茨城県の那珂郡や徳島県の那賀郡なども同様の経緯による命名である。
歴史
古代
式内社
『延喜式』神名帳に記される郡内の式内社。 テンプレート:式内社一覧/header テンプレート:石見国那賀郡の式内社一覧 テンプレート:式内社一覧/footer
近現代
- 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行に伴い、以下の町村が成立。（1町44村）
- 1892年（明治25年）10月5日 - 岡崎村が三隅村に改称。
- 1910年（明治43年）10月1日 - 古市場村・西湊村が合併し、三保村が発足。（1町43村）
- 1912年（明治45年）7月1日 - 江津村が町制施行して江津町となった。（2町42村）
- 1919年（大正8年）4月1日 - 井野村・芦谷村が合併し、井野村が発足。（2町41村）
- 1922年（大正11年）4月1日 - 都野津村が町制施行して都野津町となった。（3町40村）
- 1922年（大正11年）7月1日 - 高城村・長安村が合併し、安城村が発足。（3町39村）
- 1923年（大正12年）2月11日（3町36村）
- 石見村・三階村、伊南村の一部が合併し、石見村が発足。
- 久佐村・美又村、伊南村の一部が合併し、今福村が発足。
- 1927年（昭和2年）4月1日 - 三隅村・西隅村が合併し、三隅町が発足。（4町34村）
- 1934年（昭和9年）4月1日 - 松山村・下松山村が合併し、松川村が発足。（4町33村）
- 1935年（昭和10年）2月11日 - 漁山村・大内村が合併し、美川村が発足。（4町32村）
- 1940年（昭和15年）4月1日 - 江津町・都濃村・渡津村が合併し、江津町が発足。（4町30村）
- 1940年（昭和15年）11月3日 - 浜田町・石見村・美川村・周布村・長浜村が合併し、浜田市が発足、郡より離脱。（3町26村）
- 1941年（昭和16年）8月1日 - 国分村・上府村・下府村が合併し、国府村が発足。（3町24村）
- 1951年（昭和26年）4月1日（4町22村）
- 1954年（昭和29年）4月1日 - 江津町・都野津町・川波村・二宮村・浅利村・江東村・松川村・川平村・跡市村が合併し、江津市が発足、郡より離脱。（2町15村）
- 1954年（昭和29年）10月1日 - 木田村・和田村・都川村・今市村が合併し、旭村が発足。（2町12村）
- 1955年（昭和30年）4月1日
- 大麻村の一部と井野村の一部が浜田市に編入。
- 三隅町・黒沢村・岡見村・三保村、大麻村の一部、井野村の一部が合併し、三隅町が発足。（2町7村）
- 1955年（昭和30年）4月15日 - 国府町・有福村が合併し、国府町が発足。（2町6村）
- 1956年（昭和31年）8月1日（2町3村）
- 雲城村・今福村・波佐村が合併し、金城村が発足。
- 安城村・杵束村が合併し、弥栄村が発足。
- 1958年（昭和33年）10月20日 - 旭村が邑智郡市木村の一部を編入。
- 1958年（昭和33年）11月3日 - 旭村が町制施行して旭町となった。（3町2村）
- 1969年（昭和44年）3月1日 - 国府町が浜田市に編入。（2町2村）
- 1969年（昭和44年）11月3日 - 金城村が町制施行して金城町となった。（3町1村）
- 2005年（平成17年）10月1日 - 旭町・金城町・三隅町・弥栄村が浜田市と合併し、浜田市が発足、郡より離脱。同日那賀郡消滅。
