諏訪盆地

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地溝諏訪湖と諏訪盆地空撮。幾つもの地溝が集まる。
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諏訪湖とその周囲を囲む諏訪盆地。遠景は松本盆地

諏訪盆地(すわぼんち)は、長野県中部の盆地。時計などの精密機械工業が発達し、東洋のスイスとの別名も持つ。

地理

歴史

  • 明治時代、国の富国強兵政策の主要産業であった製糸業で栄えた。諏訪湖など水が豊富であったためと思われる。
  • 戦時中は、それまでに廃れてしまっていた製糸業の倉庫などに、都会から疎開してきた軍需工場が多く入居した。
  • 戦後多くの軍需工場は出て行ったが、いくつかの工場が残り精密産業が発展している。その背景に、諏訪盆地の空気は湿気の少なく、きれいな空気であることから精密機械を製造する場所に向いていることや、原料・製品が小型かつ軽量のため交通の不便な中央高地でも輸送が容易にできることなどが挙げられる。

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