西脇市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox

ファイル:Nishiwaki city center area Aerial photograph.1985.jpg
西脇市中心部周辺の空中写真。1985年撮影の12枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

西脇市(にしわきし)は兵庫県の中央やや東に位置する

概要

兵庫県北播磨地区の北側、神戸市の北約50kmに位置し、東経135度線北緯35度線が交差しており、経緯度で日本列島の中心点に位置することにちなみ「日本のへそ」としてアピールしている。兵庫県北播磨県民局管内に区分されている。北播磨地域中心の都市であり、中国山地西光寺山を市の頂点にして加古川流域沿いに播磨平野があり、その流域沿いに街や農地が広がっている。2005年10月1日多可郡黒田庄町合併して、新たに西脇市として発足した。[1]

地理

人口

旧・西脇市

1952年4月1日に1町3村で新設合併し、市制を施行しており、施行当時の人口は32,126人である。1960年10月1日の国勢調査で42,238人をピークに減少しているが、昼間人口は西脇都市圏を形成する北播磨北部(西脇市・多可郡多可町)の、中心都市であるため、流入超過である。全体の地区で人口が減少しているが、反対に国道175号沿道にある野村町は市内の中で京阪神の中心部に近いために人口が増加している。[1][2] [3]

新・西脇市

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、2.60%減の42,812人であり、増減率は県下41市町村中20位、49行政区域中28位。 テンプレート:人口統計

面積

  • 132.47 km²

気象

テンプレート:Weather box

特産品・名物

歴史

旧・西脇市

1950年代

1960年代

1970年代

1980年代

ファイル:Hasegawa conpany Nishiwaki factory.JPG
にしわき中畑工場公園にある工場

1990年代

2000年代

新・西脇市

地域

町丁・大字名

西脇地区

西脇町の範囲であり、市内の中心部であり、役所や教育施設、公共施設・商店が集中している。[9]

郵便番号 大字
677-0015 西脇
677-0014 郷瀬町

津万地区

旧西脇町の範囲であり、市内の中心地で、公共施設・商店などが集中している。過去に「都麻乃郷」と呼ばれており、1917年までは津万村であったが、町制・改称して西脇町になった。加古川の流域沿いにの西側に市街地があり、地区の北側は農業地帯である。また、国道175号の沿道であり、バイパス建設が進められている。[1][2]

郵便番号 大字名
677-0021 蒲江
677-0022 寺内
677-0023 西嶋
677-0024
677-0025 大野
677-0026 坂本
677-0035 上戸田
677-0036 津万
677-0043 下戸田
677-0044 上野

日野地区

郵便番号 大字名
677-0001 大木町
677-0002 前島町
677-0003 西田町
677-0004 市原町
677-0005 野中町
677-0006 羽安町
677-0011 富吉上町
677-0012 富吉南町
677-0013 日野町
677-0017 小坂町
677-0018 富田町

重春地区

ファイル:Takamatsutown Nishiwakicity Hyogopref.JPG
重春地域の街並み
高松町で撮影
郵便番号 大字名
677-0016 高田井町
677-0051 谷町
677-0052 和田町
677-0053 和布町
677-0055 高松町
677-0056 板波町
677-0054 野村町
677-0057 野村町茜が丘
677-0063 平野町

比延地区

ファイル:Sumiyoshitown Nishiwakicity Hyogopref No,2.JPG
比延地区の街並み
住吉町で撮影

市の東側にあり、旧比延庄村である。加古川の流域沿いに位置する農業地帯である。公共交通ではJR加古川線が通過しており、日本へそ公園駅・比延駅があるが、停車本数が少なく、利便性は低いが、国道175号の沿線の近くであり、滝野社インターチェンジに近く、自動車交通は利便性が高い。地区の東側の住吉町と西側の堀町との高齢化率・利便性の格差が大きい。[10]

郵便番号 大字名
677-0031 住吉町
677-0032 中畑町
677-0033 鹿野町
677-0034 塚口町
677-0037 比延町
677-0038 大垣内
677-0039 上比延町
677-0041 高嶋町
677-0042 堀町

芳田地区

市の南西部にあり、旧芳田村の範囲である。加西郡から編入された地域であるため、西脇市内よりも加西市との結びつきが強い地区である。全域が市街化調整区域であるため純農村地帯と産地であり、過疎化が進行している。兵庫県道24号多可北条線兵庫県道34号西脇八千代市川線が幹線道路になっている。また、商業施設が市内の地区で少なくかつ公共交通の便は利便性が低く、1日6便が西脇市駅から当地区を結んでいるだけである。[11]

郵便番号 大字名
677-0061 合山町
677-0062 出会町
677-0064 八坂町
677-0065 岡崎町
677-0066 水尾町
677-0067 明楽寺町
677-0068 落方町
677-0069 上王子町

黒田庄地区

郵便番号 大字名
679-0301 黒田庄町小苗
679-0302 黒田庄町黒田
679-0303 黒田庄町前坂
679-0304 黒田庄町船町
679-0311 黒田庄町喜多
679-0312 黒田庄町門柳
679-0313 黒田庄町岡
679-0314 黒田庄町福地
679-0315 黒田庄町津万井
679-0316 黒田庄町大門
679-0321 黒田庄町田高
679-0322 黒田庄町石原
679-0323 黒田庄町西澤
679-0324 黒田庄町大伏

学校

幼稚園

  • 西脇市立西脇幼稚園
  • 西脇市立重春幼稚園
  • 西脇市立日野幼稚園
  • 西脇市立比延幼稚園
  • 西脇市立双葉幼稚園
  • 西脇市立芳田幼稚園
  • 西脇市立楠丘幼稚園
  • 西脇市立桜丘幼稚園

小学校

  • 西脇市立西脇小学校
  • 西脇市立重春小学校
  • 西脇市立日野小学校
  • 西脇市立比延小学校
  • 西脇市立双葉小学校
  • 西脇市立芳田小学校
  • 西脇市立楠丘小学校
  • 西脇市立桜丘小学校

中学校

高等学校

警察

  • 西脇警察署
  • 西脇中央交番
  • 野村交番
  • 日野交番
  • 津万駐在所
  • 比延駐在所
  • 喜多駐在所
  • 石原駐在所
  • 芳田駐在所

消防

  • 西脇消防署
  • 黒田庄駐在所

医療・保健・福祉

  • 西脇市立西脇病院
  • 大山病院
  • 老人保健施設「しばざくら荘」
  • 健康づくりセンター
  • 総合福祉センター 萩ヶ瀬会館
  • 黒田庄福祉センター
  • 西脇市障害者地域活動支援センター

自動車教習所

  • 西脇自動車教習所

公共施設

  • 大阪国税局 西脇税務署
  • 西脇地方合同庁舎
    • 西脇労働基準監督署
    • ハローワーク西脇
  • 西脇地域職業訓練センター

郵便局

  • 西脇郵便局
  • 明楽寺郵便局
  • 本黒田簡易郵便局
  • 日野南簡易郵便局
  • 比延郵便局
  • 西脇日野郵便局
  • 西脇東本町郵便局
  • 西脇野村郵便局
  • 西脇中本町郵便局
  • 西脇豊川郵便局
  • 西脇津万簡易郵便局
  • 西脇坂本簡易郵便局
  • 西脇合山簡易郵便局
  • 住吉簡易郵便局
  • 黒田庄郵便局

行政

北播磨地域でいち早く市制を施行したことにより、国の行政機関(出先機関)が集中している。西脇都市圏を形成する北播磨北部(西脇市・多可郡多可町)の、中心都市である。

首長

旧西脇市

氏名 就任日
來住靖夫 1952年5月1日
2 岡澤源十郎 1958年2月16日
3 高瀬信二 1966年2月13日
4 石野重則 1986年2月16日
5 内橋直昭 1998年2月16日 - 2005年9月30日

新西脇市

氏名 就任日
來住壽一 2005年11月13日 - 2013年11月12日
2 片山象三 2013年11月13日 - 現在      

市議会

  • 定数 : 16
  • 議長 : 林晴信
  • 副議長 : 中川正則

構成

会派 議席数
公明党 1
日本共産党 1
月曜会 5
無会派 7

旧・西脇市

現在の西脇市は、平成の大合併の一環として2005年(平成17年)10月1日に新設合併により発足した市であり、1952年(昭和27年)4月1日に市制施行し、2005年に廃止された市とは異なる自治体である。

なお、旧・西脇市の市役所本庁は新市における市役所本庁となっている。

市章

「ニシ」の字を図案化・加古川杉原川をイメージ化したものであり、1964年10月1日に市制施行を記念して制定されていたものを2005年10月1日の新設合併後もデザインの変更に予算がかかるために変更せずに継承した。[8][12] [4]

経済

地場産業

商業

当市に本社を置く企業

産業団地

  • にしわき中畑工場公園
  • にしわき上比延工場公園

市内にある金融機関

マスメディア

姉妹都市・提携都市

姉妹都市

提携都市

全国へそのまち協議会

隣接している自治体

交通

自動車ナンバープレートの地名表記は「神戸」である。

道路

ファイル:Takamatsutown Nishiwakicity Hyogopref Route 175.JPG
市内の南北を縦断する国道175号
高松町で撮影
ファイル:Kamihietown Nishiwakicity Hyogopref Hyogoprefectural road 36 Nishiwaki Sasayama line.JPG
市の中心部から住吉町を結ぶ兵庫県道36号西脇篠山線
住吉町で撮影

道の駅

鉄道路線

JR加古川線 : 西脇市駅 - 新西脇駅 - 比延駅 - 日本へそ公園駅 - 黒田庄駅 - 本黒田駅 - 船町口駅

  • 中心となる駅は西脇市駅。但し、市の中心部からは外れている。
西脇市駅は元々「野村駅」という名称で、野村駅からJR鍛冶屋線が分岐していた。鍛冶屋線は西脇市の中心部を走り、市中心部に「西脇駅」があったが、1990年に鍛冶屋線は廃止され、西脇駅もバスターミナルとなった。

バス路線

大阪と高速バス、神戸と急行バスで結ばれており、乗り換えなしで移動できる。所要時間は新大阪駅-西脇間83分、神戸三宮-西脇間107分 となっている。便数の多い本線上の急行が停車する加東市滝野社インターまで、送迎してもらう利用客もいる。

一般路線

高速・急行バス

西脇市内で高速・急行バスを利用できる停留所と路線

  • ▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い
  • ◆…双方向乗降可能
  • - …通過
路線 始発 板波 野村 野村農協前 西脇大橋 南本町 中本町 西脇 東本町 上野南 西脇営業所(終点) 経由
中国ハイウェイバス西脇線 新大阪駅・大阪駅・USJ - - - - 中国道
西脇急行線 三ノ宮駅 新神戸TN・御坂

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化施設・スポーツ施設・観光スポット

名所・旧跡

寺院

神社

祭事・催事

  • 岡の山まつり(5月)
  • へその西脇・織物まつり(8月)
  • 西脇子午線マラソン(12月)

出身有名人

関連項目

参考文献

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navbox

  1. 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 テンプレート:Cite web
  3. 3.00 3.01 3.02 3.03 3.04 3.05 3.06 3.07 3.08 3.09 3.10 3.11 3.12 3.13 3.14 3.15 3.16 3.17 3.18 3.19 3.20 3.21 3.22 3.23 3.24 3.25 3.26 3.27 3.28 3.29 3.30 3.31 3.32 3.33 3.34 3.35 3.36 3.37 3.38 3.39 3.40 3.41 3.42 3.43 3.44 テンプレート:Cite web
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. (北播磨地域)西脇市域における洪水対策(一級河川加古川河川激甚災害対策特別緊急事業)
  8. 8.0 8.1 図典 日本の市町村章 p161
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite web
  11. テンプレート:Cite web
  12. テンプレート:Cite web
  13. [1]