行け!稲中卓球部

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行け!稲中卓球部』(いけ!いなちゅうたっきゅうぶ)は、古谷実作のギャグ漫画

概要

週刊ヤングマガジン』(講談社)において、1993年から1996年まで連載された。1996年、第20回講談社漫画賞一般部門受賞作品。

その多彩な人物、意表を突くギャグ思春期真っ只中の少年・少女の青春を描いた物語で、性別を問わずに人気となる。作中の卓球用語やルールなど、作者の古谷が中学時代に卓球部に在籍していた経験が活かされている。

連載初期は前野がその特異的を前面に押し出して、ストーリーを形成していたが、連載が進むにつれ、突出したキャラクターが物語を引っ張っていく展開から、様々な人物が個性を発揮する展開へと変わり、普遍的な青春群像劇となって行く。多くのサブキャラクターが、回を増すごとに存在感を増加させて、主要キャラクターへと昇格していった。岩下京子と神谷ちよこの2人のヒロインもそうであり、両者とも最初はゲスト的な存在だったが、やがては部のマネージャーとなる。

1997年1998年に、手塚治虫文化賞の候補になるが、受賞には至らなかった。

著者・古谷は本作以降、純粋な意味でのギャグ漫画は描いていない。

あらすじ

稲豊市(いなほうし)の、稲豊市立稲豊中学校が舞台。稲中の男子卓球部には6人の部員がいる。部員数は少ないが、卓球の大会で優勝したこともあり(連載前の読みきりで優勝した。稲中厳選集「稲作」収録)、その存在感は大きいのだ。下品な行為で皆から馬鹿だと非難されている主人公・前野。その前野と行動を共にする盟友・井沢ひろみ。口数が少なく、かつとんでもない卑劣漢の田中。一見まともに見える田辺も、実態はワキガの激しい「毒ガス王子」。

一癖も二癖もある彼らに、部長・竹田、副部長・木之下、顧問の教諭・柴崎は毎日振り回されていた。こうして稲中卓球部と言う奇妙な集合体は形成されていたのだ。

こんな彼等の周辺には、いつも破天荒な事件が巻き起こる。女子卓球部顧問・立川盛夫が、部員が増加して練習場所が足りないことを理由に男卓の部室を侵略すれば、それに激しく抗戦する。夏休みの間に、学校の鶏小屋にホームレスが住み着けば、井沢は見事に飼い慣らす。

もちろん事件だけではなく、卓球のほうも文字通りの全力投球。某短期大学のテニスサークルに卓球を破廉恥指導し、強烈な個性のおばさんグループと練習試合する。地区大会では、優勝候補の岸毛中学校をあの手この手を使い初戦で破り準優勝するという、相当のねじ曲がった実力を持っている。

どんな事件や強敵や荒波や逆風が待ち受けようとも、彼等は必ず行くのだ。

登場人物

男子卓球部

声優は順に、アニメ/パチンコ版/Beeマンガでのもの。

前野(まえの)
声 - 岡野浩介(アニメ)/千葉繁(パチンコ版)/福山潤(Beeマンガ)
問題児クラス・2年5組で14歳の生徒。下品でくだらない行為を繰り返し、卓球部員だがろくに卓球の練習もしない(作中でまじめに卓球の練習をしたのは一度きり)。限りなく自己中心的で頭も悪く、性的欲求が凄まじいため「変態」呼ばわりされている。作中数々の騒動で中心的役割を果たす。下らないこと、下品なこと、さらには自分の要求や利益に執着する情熱、意志は凄まじい物があるが、寂しがり屋な一面もある。お下劣極まりない性格から女子からもあまりモテないが、時には妙な強さを発揮したり(井沢・田中を倒した木之下相手に余裕で圧勝するなど)、その個性の強さから一部の女子から想いを寄せられることもある。家族の中では末っ子。井沢と共に「死ね死ね団」を結成し、カップルを邪魔し続けている。彼曰わく「泣く子も黙る地獄のチーム」(「襲ったカップルに恐怖と憎しみを残す、悪魔と女将のかくし子」とも自称している)。また、井沢によると「女なんかクソ食らえ会」という「死ね死ね団」の前進と見られるチームを結成していたらしく彼が会長で井沢が副会長をつとめていたとのこと。だが、中盤以降神谷の流した噂により「死ね死ね団」に襲われたカップルは幸せになるというジンクスが広まり、最終的にはなりを潜める。その際は遊園地などにおいてある、硬貨を入れると動く動物型の乗り物・「パンダ1号」(BGM:「通りゃんせ」)に乗って活動することが多い(駅ビルの屋上から持って来た)。必殺技は「はみちんサーブ」(短パンから陰茎をわざとのぞかせ相手の隙を狙う技)を初めとする馬鹿らしいサーブの数々だったが、めったに卓球をしないのでやった回数は少ない。卓球よりは野球の方が好きらしく、野球部にトレードされた際にはかなりやる気を出していたり、野球選手のカードを集めていたりするほか、例えとして使ったりする。なお、彼を含む名字だけの主要人物・脇役を問わず名前は特に設定されていない。
井沢 ひろみ(いざわ ひろみ)
声 - 山崎たくみ/中尾隆聖/吉野裕行
前野の親友の部員。『あしたのジョー』の主人公・矢吹丈に心底憧れて、髪型を真似ている(ロングヘアを正面に向かって伸ばして固めてあり、読切版ではこの髪型にする為に毎朝四時に起きている。髪を一回セットするのにハードスプレーを二本使う)。行動を起こすときは大体前野と一緒のことが多い問題児だが、それ以外の場面では意外と常識的な振る舞いを見せることも多い。女の子とは縁がなかったが神谷ちよこと出会い、何かにつけて指導するようになってから、なりゆきで付き合うようになった(キスまではした模様)。また、神谷のピンチに駆けつける程、男気もある。卓球の実力は、幼稚園児を相手に試合をしても負けるほど弱いが、一度だけ神谷ちよこと組んだダブルスで恐るべき集中力を発揮し木之下・北条ペアを下したことがある。
竹田(たけだ)
声 - 高山勉/川野剛稔/住吉屋力
卓球部部長。卓球の実力はかなりのもので、性格も体格も前述の3人(前野、井沢、田中)に比べてはるかに成熟していて、同部員の木之下ゆうすけと共にまともなキャラとして扱われている。そして、その3人と岩下京子との関係にいつも悩まされている。非常にまじめで責任感のある性格ではあるのだが優柔不断なところがあるのが欠点で、意外とはしゃぎ屋な一面も。また、田中の誘惑に乗り気絶した岩下にいやらしいことをしようとしたり、寒い日に全員で半そで短パンでランニングをすると決めたときも、悩ましい顔でお願いされると岩下だけは許したり、岩下に関することでは簡単に心を曲げてしまうことがある。チンコは大人顔負けの大きさかつ完全に剥けている状態(神谷曰く「ビデオの人よりすごい」)であることが判明してから、事あるごとにネタにされた([1])。自覚はないが強靭な肉体の持ち主で、体力テストで高得点を叩き出し、寒い日に外で半そで短パンで走っても風邪をひかないほど。木之下ほどではないが、モテるほうである。K-1MAXファイターの武田幸三がモデルとなっている(武田幸三談)。前野たちほど変態的ではないが、思春期の年頃らしい異性への性的な興味はある(一応その点に関しては木之下や田辺も同様)。卓球部唯一のペンホルダー。
木之下 ゆうすけ(きのした ゆうすけ)
声 - 加瀬田進/子安武人/櫻井孝宏
井沢のクラスメイト。卓球部副部長。竹田の親友で、稲中卓球部の中では彼に次いで卓球が上手い。かなりの美少年で校内はおろか、他校の生徒や女子高生を含め多くの女友達がいるが、本命は少ない。少々性格が軽いところがあるものの、大変友人思いで、相手を立てる発言や態度を欠かさない模範的な性格であるが、女装した姿で部室に現れ(もとが美少年だけに女装した姿もまたかなりの美少女)、田中の心を射止めてしまうなど、まれに悪ふざけが過ぎることもある(なお、この出来事が元で彼は前野たち3人に同性愛的感情を抱かれる)。陰毛が生えていないことにコンプレックスを抱いていたが、後に田中より先に(一本だけ)生えたため、田中に襲われてしまう羽目に。体力テストでは、竹田と共に高得点を叩き出したことも。髪型が徹底しておらず、ある程度長髪になるとツーブロックに戻し、茶髪に染めたりしている。最終巻で古谷曰く、女性にモテたという設定が元で一番扱いが難しかったそうである。
田中(たなか)
声 - 高戸靖広/茶風林/檜山修之
前野のクラスメイト。前野・井沢とともに、稲中卓球部の騒動の元となっている部員。普段は無口で多くを語らず、口を開いたかと思えば要所要所で強烈な個性を発揮し、周囲が仰天するほどの毒を吐くことも。小柄で坊主頭のため、見た目はかわいいが、その実態は超がつくほどのムッツリスケベ。かと思いきや、田辺と一緒にいるときは意外と大人な一面も見せる。性に関する知識が豊富で、それもかなり卑猥である。多趣味であるが、美少女の抜け毛をコレクションしたり、自分のおならを一年間かけて袋にためるなど、田中の趣味はどれもマニアックかつお下劣である。ビニール袋に溜めた一年分のオナラは相当の破壊力があり、一袋で部室にいる部員を気絶させるほど。気付かれずに女性のパンツを脱がせることに関しては驚異的な技術の持ち主で、前野たちからは「パンツ職人」と呼ばれている。卓球の実力は、竹田にかろうじて認めてもらっている程度で、普段は田辺とダブルスを組んでいる。一人称は基本的には「僕」だが、たまに「オレ」になる場合も。小柄ゆえに部室を奪った立川への対抗策実行に選ばれたものの、大酒を食らってハイテンションとなった橘洋子に襲われる形で童貞を奪われ、非童貞(その後は一時的に精神錯乱を起こした)。
田辺・ミッチェル・五郎(たなべ・ミッチェル・ごろう)
声 - 天田真人/乃村健次/羽多野渉
2年2組の生徒。アメリカ人の父と日本人の母のハーフの部員。体格が良く筋骨隆々としている。体毛がかなり濃くかなりの出べそである。普段は温和で優しい性格だが、怒りに任せて我を失う面があり、まるで超人ハルクのように凶暴化し、恨みを持った人間には必ず復讐を果たす。体臭(特にワキガ)がすさまじく、殺傷力さえあるため、彼の周囲の人間はみな常に鼻栓をしている(このことから周囲には陰で「毒ガス王子」と呼ばれる。読切版ではこの体臭が原因で彼のクラスの成績をガタ落ちさせており、そのためPTAからのクレームも半端ではなく、職員の間ではヒトラーと呼ばれている。また、連載での立川との部室争奪戦には、これを部員たちが逆手に取って勝利をもぎ取っている(結局、その後で前野がはみちんサーブをやらかし、負けてしまった)。但し本人に自覚はなく、また傷つきやすい性格のため、周りもそのことは黙っている。だが話が進むごとに周りの田辺に対する体臭の気遣いが薄くなっており、自分の体臭を指摘され自覚しているが、現実逃避している描写がある。またその分、場の雰囲気を読めないところもあり、寒いギャグで周囲を凍らせることがしばしばある。プールの消毒液に漬かると塩素を介した化学反応を起こすのか臭いが消えるが(部員たちには田辺2と呼ばれる)、ごく短時間しか効かない上、風呂に入るとそれらが洗い流されてしまうため、すぐ効果が切れる。女装癖があり、女装姿で田中とペアを組んで「アチ・アチ愛のダブルス卓球大会」に参加した事があるが、1回目は試合の途中でばれて反則負けとなり、2回目はくじ引きの段階でばれて出場できなかった。田中とは大親友でよくダブルスを組む。部内での卓球の実力は技術では竹田・木之下にはてんで及ばないものの、基本はできている。基本的にそれほどハンサムではないが、前髪をたらすと(普段は真ん中分けで前髪を上に上げている)わりとハンサムになり女の子受けが急に良くなった。
岩下 京子(いわした きょうこ)
声 - 上原さくら/浅川悠/喜多村英梨
柴崎が担任を務める2年4組の生徒。卓球部のマネージャー。校内で喫煙したりするなど素行不良だったため(だが意外にも勉強は得意で、家庭教師のアルバイトをしたことも)、顧問教師からマネージャーになることを薦められる(実際は柴崎に対しての前野たちの依頼もあってだが)。非常にケンカが強く竹田でさえ一瞬で失神KOするほどである。竹田とは幼馴染でよく「ハゲ」呼ばわりをするものの、後に交際を始める。大人びた容姿で勝気な女王様タイプだが、純情な面もあり、竹田と二人きりになると強気な性格ではなく女の子らしく甘えることも(典型的なツンデレであり、ある出来事で竹田への本心をぶちまけている)。運動神経がよく卓球の実力は前野や井沢よりも上。男装して公式戦に出場したことも(そのときに名乗った偽名は町田ひろし(まちだ ひろし))。割ともてるためか隠れファンが多数いるのだが、ラブレターをもらっても全部読まずに捨てている。なお、後述の神谷とは違いバストサイズは86cm(推定)[2]
神谷 ちよこ(かみや ちよこ)
声 - 黒崎奈那美/森谷里美
当初は木之下のファンだったが、木之下宛てのバレンタインデーチョコレートを回収していた井沢の目に留まり、地味であか抜けなかった彼女は井沢の手により美少女へと変貌する(元々、顔立ちが良かったが眼鏡をしていた。そのため、意外ともてるように)。それをきっかけに、正式なマネージャーではないものの、卓球部に出入りするようになる(彼女自身はすでに他の部活に所属していた)。井沢を「教官」と呼び慕ううちに、いつしか2人は交際を始める(彼女から告白する)が前野に妨害されることがしばしば。バストが大きく(当初は89cmだったが後に89.9cmになった)、性格も良く井沢に師事してからは明るくなった。また、意外と怒ると恐い上に過激な発言を飛ばすこともある。保健委員会に所属している。

主な教諭

柴崎(しばざき)
声 - 長島雄一(現・チョー)
卓球部顧問体育教諭で、博多出身。アニメでの年齢は58歳。他の教師のパシリをさせられている。教師からは「おまかせ柴ちゃん」とよばれている。部員からはうだつの上がらない中年とみなされ、教員であるにもかかわらずひどい暴力行為を受ける。その上前野たち3人からは「柴崎」と呼び捨てにされるか、「ゲーハー」呼ばわりされるかのどちらかでしか呼ばれない(竹田や木之下は、最初は柴崎先生と呼んでいたが、後期から柴崎と呼ぶようになった)、求心力に乏しい指導者である。馬鹿にされた挙句、小さい頃いじめを受けていたことを思い出して幼児退行化し(アニメでは幼児退行していない)、一時的に顧問が鬼頭に代わったことも。作中では、台詞でのみ共働きの妻の存在が確認できる(アニメでは子供の存在が台詞内でのみ語られた)。
浜(はま)
稲豊中学校理科教諭。つるりとした大きな顔が特徴的。生徒や教員からは無視されているが、前野・井沢・田中からだけは例外的に尊敬されている。理科の授業で極端なたとえ話を好み、PTAなどからも厳重に注意されている。その極端なたとえ話が騒動の発端になる。モデルはピーウィー・ハーマン
立川 盛夫(たちかわ もりお)
声 - 中村秀利
稲豊中学校教諭で女子卓球部顧問。年齢は38歳。アニメでの血液型はA型。部員の半分以上がサボっており、実績も残せない男子卓球部を目の仇(かたき)にしており、男子卓球部の部室を虎視眈々(こしたんたん)と狙っている。だが、自分に盾突いた男子卓球部に陰湿な報復をするほど執念深い上に粘着質な性格なため、実は女子卓球部員の大半から特に嫌われている。更に所帯持ちであるにもかかわらず女子ソフトボール部顧問の橘に惚れており、それをエサにした前野たちの復讐を受けることになってしまう。その後も男子卓球部の部室を狙い続けるが、部員1人につき月3000円を払わせて部費に組み込むという横暴な行為を執行したのが原因で部員数がある程度減ってしまい、表向きは部室を狙う目的はなくなった(ただし、この後に男子卓球部の部室から道具が全て盗まれた際、木之下が立川にそれを知られるのを警戒していたので、まだ部室を狙い続けている可能性はある[3])。
橘 洋子(たちばな ようこ)
声 - 永島由子
稲豊中学校の女性教諭で女子ソフトボール部顧問。年齢は26歳。立川に惚れられており、酒乱の気があるためか酒に酔うと超体育会系のノリになり、性的にも非常にオープンになる。この際、田中が彼女の餌食になってしまい(これは小柄を活かして橘のバッグに潜み、彼女の痴態を盗撮する作戦を行う手はずだった。だが、待っている間に田中が寝てしまい、そのまま橘の家に連れて行かれたため)、極端に衰弱し、精神錯乱を起こすほどのトラウマを与えている。因みにその時の一部始終を映したビデオは立川との取引の際、事前に前野が編集していたものにすり替えられ、立川は悲惨な目に遭うことになった。
鬼頭(きとう)
声 - 小林優子
稲豊中学校の女性教諭。女子水泳部顧問。容姿端麗だが大胆不敵な性格で、前野たちを恐れない。前野たちの将来と柴崎の指導力とを最も不安視している人物である。前野たちへの特別講習には毎回と言ってよいほど参加し、直接講義を行っている。得意技は真空飛びヒザ蹴り(これをやられるのは特に前野。井沢も水中で食らい、田中はプールの中で用を足した事で上がったところを待ち伏せされてやられた)と口から火を吹くこと(この技を行った後前野曰わく「油で口の中が気持ち悪い」ため素早い動作で歯をみがく。井沢曰わく「面倒な技」)と変装術。よく鼻水を垂らす。舞台のモデルになっている大谷口中学校には、実際に同名の先生がいた。
校長
声 - 茶風林
稲豊中学校の校長。温厚な性格で、サングラスをかけている。まわりの教師たちからのクレーム(特に部員たちの生活態度について)が多い男子卓球部を問題視し、柴崎に何とかするよう指示する(ただし、温厚な性格であるためか立川とは違い男子卓球部を目の仇にしておらず、この指示はあくまでも男子卓球部を愛するが故の注意である。本人曰く「個人的には卓球部を好き」)。病院で麻酔をしていたにも関わらず勃起していたので、看護婦たちから「不死鳥」と言われていた。ある時、定年を迎え退職。男子卓球部の面々に抱かれるも、前野に膝蹴りを入れられ、肋骨にヒビを入れらつつ稲豊中学校を後にした。
花代(はなだい)
声 - 嶋村薫(現・嶋村カオル)
稲豊中学校の女性教諭の中では一番美人の国語教諭。優しい性格で、柴崎に惚れられている。ハワイアンが好きで、真面目だが怒ると怖いために前野たち3人にとっては天敵同然。男子卓球部の学校での夏合宿を提案したのも彼女である。原作では髪の色は黒だが、アニメでは茶色。
末松 カオル(すえまつ かおる)
声 - 茶風林
稲豊中学校の体育教諭。産休中の前野たちの担任・石坂に代わり、前野と田中の所属する問題児クラス・2年5組の担任になった男性教諭。でかい顔にデカ乳輪と持ち前の熱血で不良・登校拒否児を次々と更生させていった。前野やその周辺に煙たがられるもシリーズ後半では逆に仲良くなっている。

主な生徒

相馬 紀子(そうま のりこ)
声 - 野上ゆかな(現・ゆかな)
稲豊中学校三年生女子で女子卓球部部長。神谷と同じ髪型をしており、関東個人戦ランク3位の強者。男子卓球部の数少ない理解者で、立川のことを良く思っていない。意外と貧乳
北条 理恵(ほうじょう りえ)
声 - 嶋村薫
稲豊中学校三年生女子で3年1組の生徒。木之下の数少ない本命。井沢が恋焦がれ、「北条先輩」と呼んでいる。そのために神谷がいら立つことが多く、騒動の元に。男子ラグビー部の部員、沢田と付き合っていたが別れ、その後髪形を変えた(神谷によると、『デビュー当時の森昌子』)。アニメでは女子陸上部部員で、父親と母親の存在が確認できる。また、バストサイズは83cm(推定)[4]で、身体検査にて医師の太田に変装した前野に聴診器で乳首をつつかれている(前野曰わく「チクビが立ったっ!!」。ちなみに、この時すでに井沢がフラれ彼女が沢田と付き合っていた時期であったため、この光景を見た井沢は心の中で「うう…ありがとう前野!!」と前野に感謝しつつ、泣き叫んでいた)。
明子(あきこ)
声 - 茂呂田かおる
北条のクラスメイトで、不細工な女子生徒。着付け学校に通っている。
若林 貴子(わかばやし たかこ)
稲豊中学校三年生女子で、北条のクラスメイト。頭脳明晰で学校中から尊敬のまなざしを浴びている優等生。しかしどうしたことか前野に惚れ込むという変な性格。コンピュータで複雑な計算をしながら前野との恋を成就させようと奮闘するも、「あんた誰?」と前野にその存在すら気づいてもらえない。後に、ニュージーランド旅行のペアチケットを手に入れるために前野と「第二回アチ・アチ愛のダブルス卓球大会」に出場し、決勝戦まで勝ち進むも惜しくも敗退する。大会後、前野は優勝した竹田たちからチケットを強奪し、ニュージーランドに行ったが、彼女はひとり日本に置いていかれた。
秀ちゃん(ひでちゃん)
声 - 森利也
前野のクラスメイト。2年5組の変態や不良により構成された前野・田中を含む四人の権力者生徒「ダメ人間共同体」の一人だったが、末松に影響されて最初に更生。当初の髪型はリーゼントだったが、更生後に変えた。可愛い彼女(アニメ未登場)がおり、前野の怒りを買った。卓球部以外で前野がもっともよく共に遊ぶ人物。よく将棋をしたり(毎回引き分けだが、前野の将棋盤倒しによるもの)酒の飲み比べ(実際はにおいを嗅ぐだけ)をしたりもする。さらには裏ビデオを前野に貸したこともある。
耕次郎(こうじろう)
声 - 巻島直樹
前野のクラスメイトで、通称「耕ちゃん(こうちゃん)」。「ダメ人間共同体」の一人だったが、末松により更生。彼の髪型も当初はリーゼントだったが更生後に変えた。太めの体系で、初登場話以外は出番が多めのモブ扱い。本名はアニメ版から。
井上(いのうえ)
前野のクラスメイトで、サングラスをかけている。モブとして初期から中期にかけてよく登場した。アニメでも少しだけ登場。
北里(きたさと)
声 - 長島雄一
前野のクラスメイトで、科学部に所属しており、理科に強い。太めで、眼鏡をかけている(いわゆるオタク的な外見)。伝書鳩を飼っている。パンダ1号が好きで、前野・井沢のために媚薬やりたがり200」を発明(三ヶ月と十日かかって完成した)。そのお礼としてパンダ1号の鍵を手に入れた。アニメ版のみ、パンダ1号が事故を起こした場面があった。
キクちゃん
神谷のクラスメイトで、前野のことが好きな不細工な女子生徒。神谷の助けで前野と付き合うことになり、不細工同士のデートを行う。笑い方も不細工で「ぐふふ」とあやしい笑い方をする。前野を好きになった理由は、同じ不細工なら自分を理解してくれると思ったから。どちらかというと前野の方が不細工だと思っている(前野はその逆だと思っている)。とても心が優しい。ボウリングが得意。後半から前野と上手くいっていたが、いきなり大きな口を開き、前野はチョキの構えでキクちゃんの目をぶっ刺した。前野本人はキクちゃんに食われると思っていた(大きな口を開けていた理由は、前野の頭にがいたから)。最終的に前野はキクちゃんのことを「ブゥース!」と呼び逃げるように立ち去り、二度と言葉をかわすことはなかった。
田原 年彦(たはら としひこ)
声 - 菊池正美
稲豊中学校一年生男子。かなりのブ男で、男子卓球部に入部しようとするが諦めた。ブ男という自覚がない。田辺雪と言う微妙な美人(?)の彼女がいる(アニメでは体を求め合っている)。むかつく発言が多い。その後、「変な顔対決」が行われた際には助っ人として登場。その持ち前の顔が印象に残ったのか、最終巻で発表された人気投票では木之下を超すほどだった。
友野井(とものい)
神谷のクラスメイト。前世占いが得意で、男子卓球部の面々の前世を明らかにした。
須田(すだ)
声 - 丹羽紫保里
女子ソフトボール部部員で、予算委員会に入っている。そのため、部費絡みの事件でたびたび疑われる。
金子(かねこ)
稲豊中学校三年生女子。かなりの巨乳で、顔は描写されない(正確には、口紅を塗ったとおぼしき口元とパーマをかけた長い髪のみである)。
星野 純子(ほしの じゅんこ)
声 - 岩居由希子
稲豊中学校一年生女子で、一年五組の生徒。父親は新しく入って来た校長でカツラを付けており、それがばれるたびに学校を変えてきた。父のカツラを取ったため男子卓球部を廃部にさせられた前野たちと出会い、当初は自分の手下になるよう迫るも本当は友達になりたいだけだったので、交流を深め仲良くなる。しかし、父が彼女の説得で考えを変えて男子卓球部の部室を部員たちに返し、父と共に岡山県に行った(その際、前野たち宛ての手紙を書いて柴崎に届けた)。
沼田(ぬまた)
稲豊中学校三年生男子。神谷が一年の頃から彼女にラブレターを渡し続けていた、額にホクロの付いた天然パーマの生徒(このことから神谷が実は可愛いということを見抜いていた可能性がある)。特技は幽体離脱(本人曰く寝ると八割方なってしまうらしい)で、彼と話した者も幽体離脱したり、幽霊を見たり金縛りに遭ったりしているため、友達があまりいない。彼と話した後偶然幽体離脱した井沢の体を幽体離脱状態で奪い、神谷に接触する。しかし、神谷に自分のことを危ない人扱いされたため神谷の胸を揉むが、沼田の体を借りて駆け付けた井沢に押さえつけられ、体を奪い返された。あげく、井沢が乗り移った状態の時に背中に落書きをされており、肛門を瞬間接着剤で固められていたため、手術室で治療を受ける羽目となる[5]
南田(みなみだ)
声 - 高戸靖広
井沢のクラスメイトで、暗い性格。明るい性格になろうと男子卓球部に入部を決意する。ちょうどその直後に阿部を使った立川の作戦により前野が退部したが、南田が入部したために人数が定員に達しており、結果的に男子卓球部の危機を救うこととなった。その後、前野が戻って来たことにより二日で退部した。
松田(まつだ)
稲豊中学校一年生男子。野球部の部員で、一時男子卓球部の助っ人として活躍。
太田(おおた)
稲豊中学校一年生男子。野球部の部員で、松田らと共に男子卓球部の助っ人として活躍。
関口(せきぐち)
稲豊中学校一年生男子。野球部の部員で、松田らと共に男子卓球部の助っ人として活躍。
原田(はらだ)
稲豊中学校の生徒会会長。ドミノ大会を主催するが、前野たちの暇潰しにより邪魔されまくり、結局大会は地震のため中止になった。

主要登場人物の血縁者

前野の父
前野に顔も性格も似ている。息子に夢を与えるべく馬鹿なこと(例えば前野が父親である彼に虹の原理について聞くと、「虹ってのはね太陽と(髪が薄い)オヤジがおりなすハーモニーなんだ」と答えていた)を言い聞かせた。
マコト
横浜に住んでいる前野の叔父で、顔が似ている。髪の毛が薄いことを前野の父にネタにされたり(前野の父曰わく「(虹の)『赤』出したことあんだぞ」また名前は同シーンで判明した)、井沢のくだらない話に前野の父と共に付き合ったことも。
井沢の父
回想シーンに少し出てくるだけで、顔は描写されない。
井沢 ひろ子(いざわ ひろこ)
井沢の妹。兄の井沢とはまるで双子のように顔が似ている。前野を愛している。陰毛がチョロっと生えていることを何の恥じらいもなく公言している。前野が心そそられる物事をよく把握しており、前野とのリアクションのタイミングも息ピッタリである。にもかかわらず、“顔が井沢”という理由で前野からは冷たく突き放される。
血のつながった愛の戦士連邦軍(ちのつながったあいのせんしれんぽうぐん)
井沢とその親戚の少女たちによって構成される。砂場で遊んでいる所に前野と彼を大佐と呼ぶ仲の良い子供たちが現れ、砂場を横取りしようとしたので、井沢に率いられて砂場を巡って対決した。井沢以外のメンバーは顔が井沢に似ている清美(きよみ)と可愛い顔をしているミキ、顔が井沢に似ている名称不明の少女の3人。
田中の父
声 - 高戸靖広
アニメオリジナルキャラ。田中にそっくりな外見の父親。彼も一流のパンツ職人で、寝ている木之下の姉(実際は木之下が身代わりになっていたが)のパンツを脱がすのに苦戦する田中の前に幻影として現れ、「フォースの力を信じるのだ」と助言を与えた。
田中の弟
外見は兄似。兄には劣るがこちらも一流のパンツ職人で、岩下のパンティを寝返りにビクつきながらも脱がしたことがある。
竹田 香織(たけだ かおり)
竹田の妹。美少女で、なぜか前野に興味を持ち出す。ちなみに、名前は出ていないがすでに妹の存在は兄である竹田の口によって語られていた。
木之下の母
声 - 嶋村薫
眼鏡をかけている。
木之下 紀子(きのした のりこ)
声 - 丹羽紫保里
木之下の姉で、かなりの美少女。そのため、木之下の家に泊まりに来た前野たちにパンツを脱がされそうになる。名前はアニメより。
なお、バストサイズは80cm(推定)[6]
岩下の母
眼鏡をかけており、美人。前野と井沢に口説かれそうになる。
岩下の父
少ししか出てこず、顔は描写されない。
岩下の姉
かなりの美女。彼女が岩下の財布を間違って持って行ったのに対して岩下も彼女の財布を持って行き、竹田とのデートの際たまたまコンドームが入っていたため騒動になる。
神谷の父
眼鏡をかけている。クリスマスに井沢が神谷家のホームパーティーに招待された際プレゼントを買い忘れ、帰るに帰れなくなっていたところでたまたま暇を持て余していたうえにもぐらの扮装をした前野と出会い、彼をプレゼントの代わりに持って行く。
神谷の母
神谷の父が遅く帰って来た理由を質問した。

街の人々

サンチェ
声 - 高戸靖広
ホームレス。稲豊中学校校長が大事にしていた鶏の「サンチェ」(世話を担当していた井沢が、世話を忘れて死なせた)の死肉を食って過ごしていたところを井沢に発見された。間抜けな性格で頭は弱い。井沢が責任を取る形で育て仲良くなるが、ある時突然失踪。その後、キヨ子という中年女性の下でヤスシと名付けられて表向きでは扱いで過ごし、結局は結婚に至り太郎という息子ができた。アニメでは、時折流れる映像のみに登場している。彼独特の印象が、作者にも残ったのか、次回作の『僕と一緒』にも登場している(その際、主人公のすぐ夫から金を盗っている)。
キヨ子(キヨこ)
不細工な中年女性で、サンチェを拾った。傲慢な性格で意地が悪い。サンチェの悲痛な訴えにより、掃除などで彼をこき使っていることや、性的な奉仕を強要していることなどが発覚したが結局は結婚した。
太郎(たろう)
サンチェとキヨ子の息子で、とても濃い顔をしている。表向きではラケット扱い。
岸本 ありさ(きしもと ありさ)
声 - 水原リン
中年女性を中心とした卓球チーム「すずらん通りビューティーママーズ」の選手。自称卓球界のカール・ゴッチ。卓球の国際試合で審判を務めることもある。卓球歴60年のつわもので、元日本代表だったためか非常に高い卓球の実力を持つ。しかしなぜかそれを使わず、歳で垂れ下がった乳房を使ったネタ(鼻の穴に突っ込む、電話の受話器にするなど)を披露し、相手を笑わせることで勝利を得る。また、この乳房は自由自在に動かすことができ、お盆を持ったり、ぬかみそをもんだり通常手で行う動作もほとんど可能である。後に前野から卓球の指導を依頼されるようになるが、前野の身代りにもなって、公式戦にも何度か出場させられている。前野とは一度、男女の関係でBまでいった。
上原(うえはら)
声 - 松尾銀三
柴崎の友人で、旅館上原館(うえはらかん)」を経営している。サルに似た顔をしており、前野達にはよくネタにされる。その事もあり、男子卓球部をあまり気に入っていない模様。
渋谷 純一(しぶや じゅんいち)
声 - 高木渉
岸毛中学校(きしげちゅうがっこう)男子卓球部部長。元全国個人戦ランク3位。毎年地区大会で優勝候補に上がる岸毛中の卓球部では、ナンバーワンの実力を誇る。連載初期における昨年度の大会で竹田に負け、勝ちたいと思っている。この他にも大谷などの部員がいるが、渋谷より大して強くはない。ある地区大会で前野に扮した岸本に負け、(本人はいまだ気付いていない)トラウマになっている。あまり可愛くない彼女(アニメ未登場)がいる。
星野(ほしの)
声 - 長島雄一
岸毛中学校教諭で男子卓球部顧問でサングラスをかけている。人前では表に出さないがとても厳しい性格で、練習はスパルタ式。稲豊中に新校長として来ていた星野とその娘純子とは、無関係。
北島 三郎(きたじま さぶろう)
声 - 高戸靖広
岸毛中学校男子卓球部部員。木之下との対戦経験がある。名前は北島三郎から。
大谷(おおたに)
岸毛中学校男子卓球部部員。卓球の腕前は渋谷の次に高く、合同チームの選抜メンバーに選ばれたほど。
本上(ほんじょう)
大青中学校男子卓球部部員。完璧カットマンの別称を持つ。地区大会では竹田を破った経歴を持つ。少々照れ屋な一面も。
大青中学校(たいせいちゅうがっこう)男子卓球部顧問
大青中学校教諭で男子卓球部顧問。前野たちにプランチャーを食らわされたことも。
紀之川(きのかわ)
宝山中学校男子卓球部部員。城橋とダブルスを組んでおり、連携はかなりのもの。
城橋(じょうばし)
宝山中学校男子卓球部部員。紀之川とダブルスを組んでいる。
宝山中学校(たからやまちゅうがっこう)男子卓球部顧問
宝山中学校教諭で男子卓球部顧問。前野たちにプランチャーを食らわされたことも。
松沢(まつざわ)
某有名進学校の生徒で、かなりの美形。毎日が退屈すぎて、非常に冷めた性格をしているが、本当はそんな自分を変えたいと思っている。あるとき前野たちとの出会いで末松を紹介され、その甲斐あって熱く煮えたぎり、前野とは親友関係になる。「カンチョーワールドカップ」に出場し決勝で前野たちのチームに接戦の末敗れる。その後、「アチ・アチ愛のダブルス卓球大会」に出るために前野に頼られるが、若林の妨害に遭い実現はしなかった。友達は少ないので前野たちを【貴重な友達】と称している。そのルックスとクールな性格から、岩下に少し惚れられていた。パチンコ版にも登場している。
ジャッキー
女子ソフトボール部のペットの犬。橘の犬好きから飼われることになった。前野と井沢に眉毛を書かれ、それ以降も登場し後に田中と仲良くなる。
阿部 リカ(あべリカ)
声 - 嶋村薫
稲豊南高校の女子生徒。立川が街で彼女が偶然万引きをしているところを発見し、利用した。前野が好きであるふりをし、前野に自分とできるだけ長く付き合えるよう男子卓球部を退部して欲しいと頼んだが、前野が退部した時には既に新入部員がいたため、立川のもくろみは失敗に終わる。その後、前野が彼女に自分のことを忘れるように言ったため去って行った。アニメでは立川の元教え子にして元演劇部所属で、前野を騙せたのもその演技力の賜物である。
秀ちゃんの彼女
秀ちゃんの彼女で、意外と美人。
北条の父
声 - 天田真人
アニメオリジナルキャラ。眼鏡をかけた中年男性。
北条の母
声 - 丹羽紫保里
アニメオリジナルキャラ。グアム旅行のため夫と共に「愛のダブルス卓球大会」に出場し、竹田と岩下のペアに敗れる。
真由美(まゆみ)
女子高生で、美人。木之下の誘いで友人3人(美人の女子高生2人と不細工な女子高生1人)を連れて前野・井沢・田中・田辺と合コンをすることになる。前野たちに前髪を下ろされた田辺に友人共々惚れ、カラオケで盛り上がった後田辺と田中を連れ出し、彼女の親が大家を務めるアパートに行って田中と友人を追い出す。自身は田辺を強引に風呂に入れて一緒に入浴するも、田辺が事前に浸かっていた塩素水の効果が切れてしまい、体臭を至近距離で吸って気絶。駆け付けた前野たちに狙われる。
愛のダブルス卓球大会の会長
声 - 山崎たくみ
アチ・アチ愛のダブルス卓球大会(あち・あちあいのだぶるすたっきゅうたいかい)」の会長で、眼鏡をかけた角刈りの中年男性。出場人数の規格外の多さから小林に出場者の数を削らせる。
小林(こばやし)
声 - 高戸靖広
「愛のダブルス卓球大会」の運営委員。難しい○×クイズジャンケンなどのかなり強引な手段を使い、余分な出場者を脱落させた。
橋本(はしもと)
声 - 森利也
橋本卓球用品店の主人で、「愛のダブルス卓球大会」の運営委員でもある。
ちあき
声 - 丹保由里
とても不幸な女性。一年前に家が放火され、両親はその際呼んだ消防車に撥ねられて即死し、祖父は踏切の中で快速電車に撥ねられて死亡し、その後は兄と2人で暮らしている。兄と共に体に絵の具を塗ってTシャツに見立てているほど貧乏。兄とペアを組み「愛のダブルス卓球大会」の優勝賞金を狙うが(負けたら自殺しようとまで思ったほどで、アニメでは前野に自殺をとがめられた)、前野と相馬のペアに敗れる。最後は前野たちが竹田との賭けに勝ったことにより、賞金を手に入れて兄と共に去る。
ちなみにバストサイズは82cm(推定)[7]
ちあきの兄
声 - ふじわら哲平
ちあきの兄で、とても不幸な男性。
イトーじん
声 - なし/置鮎龍太郎
稲豊市カンチョー連盟会長にして浣腸の大会「カンチョーワールドカップ」の主催者。鼻が野球ボール風にペイントされている。
クラタ
「カンチョーワールドカップ」の運営委員で、頭が禿げている。
カンチョーワールドカップの審判
「カンチョーワールドカップ」の審判で、スキンヘッド
カンチョーワールドカップのチアガール
「カンチョーワールドカップ」のショータイムにて、チアガールの格好をしていた不細工な中年女性で、審判に蹴りを入れられた。
真(まこと)
サッカーの大会と間違えて「カンチョーワールドカップ」に参加した少年サッカーチーム・北本FC(きたもとエフシー)のチームメイト。
草ムラ末っ子反逆軍
前野とその友人の小学生たちで構成されたチーム。公園の砂場を巡って井沢とその親戚たちと対決した。前野以外のメンバーは、耳が尖っており、前野によって当て馬に使われたハルオ・攻撃用の野グソを補給した西村(にしむら)・西村と共に井沢たちに寝返ったあきひこの3人。
竹内かん太(たけうち かんた)
小学校二年生の少年で、耳が尖っている。岩下が家庭教師のアルバイトをした際訪れた家の子供で、岩下の母の知り合いの息子。プチサターンと名乗っていた前野の影響により性根が悪くなっており、将来は悪魔になろうと思っている。前野の教えを真に受けて、岩下を日本で最も悪魔に近い人物・デビル岩下と認識。親友や田中の弟と共に彼女を倒そうとするが失敗した。

その他教諭

女教師
声 - 氷上恭子
稲豊中学校教諭で、橘の友達。眼鏡をかけている。
井沢のクラスの担任
稲豊中学校の女性教諭で、井沢のクラスの担任。前野から力づくで井沢の夏休みの生活を暴き、井沢がサンチェ(鶏の方)をうっかり死なせたと納得し、サンチェ(ホームレスの方)のことも次の動物のことも全て井沢に責任を取るよう言った。その後、井沢がサンチェ(ホームレスの方)を育てていたため驚愕した。
石坂(いしざか)
声 - 嶋村薫
稲豊中学校の女性教諭で、前野のクラスの担任。一時産休のため、末松に代理を頼んだ。
日野(ひの)
稲豊中学校教諭で、女性教諭。年齢は26歳。女子バレーボール部顧問。野球部にトレードされた前野・井沢・田中の3人がさらにトレードされ、マネージャーを務めたが、前野たちがバレーが少し上手だったため女装して試合に出るよう助言した。
星野(ほしの)校長
声 - 沢木郁也
前の校長が定年で稲豊中学校を去った後、新しく入った中年男性の校長。ダンディな顔をしているが、実はカツラを付けており(そのことがばれるたびに学校を変え、その土地に二度と足を踏み入れないようにしており、現時点では十五回変えている)、カツラを取ると横山ノック風。前野にカツラを外された上落書きをされてしまい、その恨みで男子卓球部を廃部にした。だが前野たちと仲良くなった娘の純子の説得により、男子卓球部を前野たちに返すよう柴崎に電話し、純子を連れて岡山に行った。
渡辺(わたなべ)
教育実習のために稲豊中学校にやって来た女性。柔道合気道空手が得意で、それぞれ師範代クラスの実力を持つ。かなり厳しい性格で、彼女によると「18歳で女をやめた」らしい。前野と卓球拳で対決して勝った際、意外とはしゃぎ屋であることが判明。
社会教諭
超ノリノリになれることを求めている。動物園に運ばれる時に車が事故を起こして逃げたキングコブラを前野たち3人と共にボコボコにした。
数学教諭
独自の持論を持つ。ロッカーに置いてあったラブレター(実際は田中の仕掛けたドッキリだった)を授業中にこっそり読んでいた田辺を不思議がった。
伊藤(いとう)
稲豊中学校教諭で、体育教諭。稲豊体育大学を卒業しており、大倉とは旧知の仲。体操部の顧問をしており、大倉と鉄棒対決を行った。
竹田のクラスの担任
将来の夢を作文に書く時間の際に登場。

その他の生徒

井上 さち子(いのうえ さちこ)
声 - 嶋村薫
前野のクラスメイトで、とても可愛い。前野のことを前から好きだったが、裏切られたことに怒った井沢の陰湿な手により別れた。
高井戸(たかいど)
声 - 茂呂田かおる
井沢のクラスメイトで、美人。前野のことが好きな女子生徒のセッティングを井沢に頼んだ。だが肝心の前野は井沢が高井戸に告白されると早とちりしてしまい、井沢が井上を前野から離れさせた時の逆襲として、その時にやられた女装で駆けつけ、井沢を別れさせようとした。しかし、この逆襲は裏目に出たばかりか致命的な仇になってしまい、前野のことが好きな子にも変態と思われ、これ以後、前野は学校中の女子から嫌われてしまう羽目になる。
桜井(さくらい)
井沢のクラスメイト。美人で、井沢によると「夏休みの間に垢抜けた」とのこと。当番を頼まれた井沢に夏休み中にサンチェ(鶏の方)に餌をあげたか聞いた。
演劇部員たち
稲方中学校演劇部の部員たち。原作では女装した前野と井沢の姿を見て、どちらが可愛いかを競わされた。女装した木之下が本物の女に似ていたのを見て驚いた鈴木(すずき)(声 - 茶風林)・原作において女装した前野と井沢を見て待ったをかけた石井(いしい)(声 - 森利也)と佐々木(ささき)(声:巻島直樹)らによって構成される。なお、上記の3人はアニメでは名前を呼ばれない。
鈴木(竹田のクラスメイト)(すずき)
声 - 高戸靖広
竹田のクラスメイト。ハッスルのチケットが丁度二人分なので竹田を誘うが断られる。
大前田(おおまえだ)
声 - 天田真人
前野のクラスメイト。登校拒否者の一人だったが、末松により更生。貧弱そうな外見をしている。
仲田(なかた)
声 - 高戸靖広
前野のクラスメイト。登校拒否者の一人で貧弱な外見だが、末松により更生。原作では台詞がない。
岡田(おかだ)
声 - 長島雄一(現・チョー)
前野のクラスメイト。登校拒否者の一人で貧弱な外見の女子生徒で、(だが、アニメでの担当声優は男性)こちらも末松により更生。アニメでは末松にノイローゼを治してもらった。
沢田(さわだ)
声 - 高戸靖広
稲豊中学校男子ラグビー部部員。北条のことを前から好きだったが告白できずにいた。井沢が北条に告白できるように前野たちがチンピラ変装して北条を襲い、井沢が彼女を助けて告白をする作戦が行われた際、井沢より先に駆けつけて前野を撃退し、北条に告白をしてしばらく付き合う。しかし、いつの間にか別れていた。
千葉 みゆき(ちば みゆき)
声 - 嶋村薫
不細工な女子生徒。バレンタインデーで木之下に手作りチョコレートを渡そうとするも前野たちに規則違反だとされ、井沢からアイアンクローを食らった。
長谷川(はせがわ)
声 - 丹羽紫保里
地味な女子生徒。バレンタインデーで木之下に手作りチョコレートを渡そうとして千葉の二の舞となった。
菅原(すがわら)
声 - 茂呂田かおる
女子ソフトボール部部員。河童に扮した前野とひょうすべに扮した井沢に絡まれる。
田辺 雪(たなべ ゆき)
声 - 百々麻子
田原の彼女で、微妙な美人(?)。かなりストレートな物言いが特徴。アニメでは田原にしか体を触れることを許しておらず、鍵付きの金属性ブラジャーを着用している。田辺・M・五郎とは無関係。
山本(やまもと)
田辺と腕相撲をしていた男子生徒。
雨野(あまの)
稲豊中学校男子バスケットボール部マネージャー。大掃除の際、体育館の柵越しに前野たちにパンツをのぞかれ、田中に転ばされてパンツをずり下ろされる。
谷(たに)
井沢のクラスメイト。彼女のみきと一旦は別れたが、結局はよりを戻した。
みき
谷の彼女。本人によると、ノーブラでいることが多いらしい。
アムロ
井沢のクラスメイト。喫煙行為を行うなど、素行があまり良くない。占いの類は信じているらしい。髪形が機動戦士ガンダムの主人公・アムロ・レイに似ている。
社長
井沢のクラスメイトで、顔がオリコンの社長似であるため社長と呼ばれる。ふとしたことからアムロに因縁をつけられて恨みを持ち、前野をそそのかして復讐しようとするが、井沢により阻止される。その際苦しまぎれに自分の金玉モモンガ扱いしたため、翌日から「モモンガ社長」と言われるようになった。
藤田 智子(ふじた ともこ)
稲豊中学校三年三組女子。かなりの美女で、熱を出して休んだ際、前野が弱っている女性を看病したいと言ったのがきっかけで看病される。
川西(かわにし)
竹田のクラスメイトで、野球部所属。竹田と話した末、前野たち3人を野球部の部員とトレードした。部長の名前は渡辺(わたなべ)である。
岩田(いわた)
女子バレーボール部マネージャーで、かなり不細工。野球部にトレードされた前野たちとトレードされた。
石井(いしい)
女子バレーボール部部員。
ユキちゃん
女子バレーボール部部員。こちらも二年生らしく、女装して練習試合に参加している自分に対して腹を立てた田中に蹴られる。
純ちゃん(じゅんちゃん)
前野のクラスメイトで、彼の右隣の席にいる。
西田(にしだ)
金子のクラスメイト。
林(はやし)
井沢のクラスメイト。マッキントッシュを購入しており、その名称から井沢に不思議がられた。
崎坂 すぐ夫(さきざか すぐお)
ゴリラに似た顔をした生徒で、父は動物園でゴリラの飼育をしている。万一タイムマシーンが作られて前野が原始時代に行き、歴史を変える時に備えての練習のために前野たち3人は彼に動物園に連れて行ってもらう。
石坂(いしざか)
井沢のクラスメイトで、爽やかな美男子。園川に惚れており、彼女に告白するが振られ、翌日長野から彼と園川が付き合うようになったことを知る。
園川(そのかわ)
井沢のクラスメイトで、美女。長野に惚れており、石坂を振った日の帰りに長野に告白し、付き合うようになる。
長野(ながの)
井沢のクラスメイトで、美男子。石坂が園川に振られた日に彼を電話で慰めた。その翌日、口を挟んで来た井沢をうっかりゲス扱いしてケンカになる。その帰りに園川に告白され、付き合うようになる。

その他の人々

田代(たしろ)
読切版のみ登場。大谷口中学校(おおたにぐちちゅうがっこう)男子卓球部部員。本坂とダブルスを組む。
本坂(もとざか)
読切版のみ登場。大谷口中学校男子卓球部部員。田代とダブルスを組む。
稲豊北中学校男子卓球部部員たち
読切版のみ登場。稲豊北中学校男子卓球部の部員たち。稲豊中学校卓球部の部員たちと対決して敗れた。主なメンバーには互いにダブルスを組んで地区大会一回戦で田辺と田中のダブルスと対戦し、体臭に苦しめられつつ敗れたよく似た外見の双子鈴木(すずき)兄弟がいる。
加山(かやま)
声 - 長島雄一
前野御用達の大人のおもちゃ店「若大将」(わかだいしょう)の店長。前野の行方を聞きに来た田辺に「前野なら来ていない」と答え、その後田辺に無理矢理ダッチワイフを買わせた。名前はアニメより。
ピンポン兄貴
舎弟二名を引き連れた上原館の客。ピンポン兄貴に似ている。アニメ未登場。
サブ
ピンポン兄貴の舎弟で、スキンヘッド。
民子(たみこ)
声 - 茂呂田かおる
上原館に友達と来ていた女子大生。友人が前野と井沢のセクハラの被害に遭う。アニメでは名前を呼ばれない。
優子(ゆうこ)
声 - 丹羽紫保里
民子の友人で、こちらも前野と井沢のセクハラの被害に遭う。名前はアニメより。
幽霊
声 - 丹羽紫保里
女性の幽霊。三年前に竹田に似た矢口という男と不倫し、睡眠薬を飲んでの心中を試みるが、矢口は逃げ出し、遺体は見つからなかった。真相を調べに他の部員と共に山に来た竹田に取り付き、それと同時に遺体も発見された。アニメでは原作よりも早い段階で岩下が登場しており、彼女の発言に心を打たれて成仏したかに見えたが、竹田に惚れて付きまとった。
矢口(やぐち)
竹田にそっくりな男。三年前にある女性と不倫し、睡眠薬を飲んでの心中を持ちかけられるが、「水がないと睡眠薬が飲めない」と泣きながら山を降りた。その翌日行方不明になる。
早乙女(さおとめ)
上原の知り合いの老人。痴呆が進んでいるのか定年後から地球の自転に逆らい続けて回転し続け、28年経っている。そのため、「回ったきり老人」の異名を持つ。上原に住んでいる村まで送ってもらった。
井蓋(いのぶた)
声 - 長島雄一
アニメオリジナルキャラ。上原の知り合いで、猿山と不倫していた老人。類人猿に似ている。原作の早乙女の代役。
猿山(さるやま)
声 - 嶋村薫
アニメオリジナルキャラ。上原の知り合いで、井蓋と不倫していた老婆。こちらも類人猿に似ている。井蓋と同じく、原作の早乙女の代役。
友田(ともだ)
声 - 岡本嘉子
「すずらん通りビューティーママーズ」の一人。常にボーッとしている。
土井(どい)
声 - 茂呂田かおる
「すずらん通りビューティーママーズ」の一人。井沢と試合をするが、「ガスの元栓閉め忘れたかしら」と言って帰った。
鬼塚(おにづか)
声 - 嶋村薫
「すずらん通りビューティーママーズ」の一人。水商売風のケバイ中年女性。とても不細工で、竹田を心理作戦(若い頃竹田の父と(おそらく実際に)付き合っていたことや結婚するつもりだったが竹田の母に寝取られたことなどを竹田に告げた)で破った。
ナナ
声 - 水原リン
「すずらん通りビューティーママーズ」の一人。田辺と田中とダブルスの試合をした。全力で老化に逆らっている。ワキガの田辺をあからさまに差別し挑発的言動を繰り返した挙句、田辺を怒らせ、殴られそうになるが、岸本に救われる。
松田(まつだ)
声 - 志乃宮風子
「すずらん通りビューティーママーズ」の一人。竹田に自分たち全員の卓球歴が長いことを告げた。
船橋(ふなはし)
声 - 天田真人
岸毛中学校男子卓球部部員。竹田と対戦して破れる。
益田(ますた)
声 - 高戸靖広
岸毛中学校男子卓球部部員。井沢と対戦し、彼を下した。原作では作中の台詞と試合の描写はない。
福山(ふくやま)
岸毛中学校男子卓球部部員。田辺と田中のダブルスを下す。作中の台詞はない。
松崎(まつざき)
岸毛中学校男子卓球部部員。田辺と田中のダブルスを下す。作中の台詞はない。
澤崎(さわざき)
声 - 高戸靖広
毒花中学校(どくばなちゅうがっこう)男子卓球部部員。眼鏡をかけており、木之下に「博士君」と呼ばれる。木之下と対戦し、自分からは仕掛けず、完璧なツツキで相手のミスを待つせこいプレイで破る(竹田曰わく「昔の広島東洋カープみたいな奴」)。
加藤(かとう)
声 - 高木渉
毒花中学校男子卓球部部員。塩村と共にダブルスで田辺と田中に挑むが、鼻栓をしていなかったため、田辺の体臭に苦しめられ棄権した。
塩村(しおむら)
声 - 長島雄一
毒花中学校男子卓球部部員。加藤と共にダブルスで田辺と田中に挑むが、こちらも鼻栓をしていなかったため、田辺の体臭に苦しめられ棄権した。
飯田(いいだ)
腐田豆中学校(ふだまめちゅうがっこう)男子卓球部部員。岸本が入れ替わった前野の試合を見て驚く(飯田本人は気付いていない)。
鈴木(鬼神中学校)(すずき)
鬼神中学校(きしんちゅうがっこう)男子卓球部部員。こちらも岸本が入れ替わった前野の試合を見て驚く(鈴木本人は気付いていない)。
佐藤(さとう)
声 - 嶋村薫
とあるデパートの主任店員。
犬神 龍子(いぬがみ りゅうこ)
声 - まるたまり
犬を飼っている大人の女性。女装した木之下を見て校舎を飛び出し、河原で佇(たたず)んでいる田中に話しかけた。中学生の頃、同じ部(テニス部)の1年上の先輩に恋心を抱いていた。ある日、2人きりになった所で金属バット(アニメでは大根)で殴って気絶させ、犯した。その後、中学生で妊娠してしまい、彼と共に高校も行かずに働いた。田中に「次に合った時が勇気を出す時よ」とアドバイスした。名前はアニメより。
龍子の夫
声 - 山崎たくみ
龍子の夫。昔は美形だったが、現在はゴツイ外見。現在の彼の外見上のモデルは松田優作
ヨシ子(ヨシこ)
駅ビルの屋上にいた少女で、前野にナンパされる。
一条 さゆり(いちじょう さゆり)
声 - 嶋村薫
超お嬢様の仲のお嬢様高校・白ユリトオル高校二年。一大財閥・一条グループの会長の娘ながら変わり者で、とても可愛い。ある日不良に痴漢行為をされていた所を井沢に(偶然だが)助けられ、その礼に井沢を家に誘った。
一条 タマ子(いちじょう タマこ)
声 - 丹羽紫保里
一条さゆりの妹で、こちらも変わり者で可愛い。
一条 雄大(いちじょう ゆうだい)
声 - 秋元羊介
一条グループ会長。とても変わり者で、妻は三年前に他界している。前野を気に入り養子にするも、散々な目に遭い三日で追い出した。アニメでは屋敷内に肖像画がある。
小暮(こぐれ)
声 - 梁田清之
一条家の執事。前野に屁をかけられたりと、結構苦労人。アニメではカートに乗っている。
奇田 刻陰(きだ こくいん)
声 - 高戸靖広
アニメオリジナルキャラ。人間国宝の彫刻家で、かなりのヘビースモーカー。一条家を訪問した際、前野に彫刻を作るよう依頼される。
じいさん
声 - 辻村真人
腹話術師の老人。「つとむ君」(つとむくん)という名の人形を持っており、偶然衝突してきた前野と井沢に突き飛ばされ、つとむ君は車のタイヤに潰されたため、前野を人形の代役に使う。その後、井沢の持って来たダッチワイフを渡され、ダッチワイフ腹話術という新しいジャンルを築き上げた。神助(しんすけ)という孫がいるようだ。
中年代の美女
声 - 嶋村薫
竹田のの中に出てきた女性。一応実在しており、夢の内容を気にしていた竹田が偶然遭遇したが、結局竹田は岩下と待ち合わせしていた場所に向かった。彼氏(声 - 高戸靖広)がいる。
竹中 コータ(たけなか コータ)
声 - 嶋村薫
柴崎の卓球仲間の息子で、中学一年生であるにもかかわらず背が小さい。卓球の腕前は竹田をもしのぐ。柴崎が彼を一週間預かることになり、学校に連れてきた際、田中より背が少し高く女子運動部員に可愛がられたのを皮切りに田中に嫉妬されるが、結局は仲良くなり、田中は学校内ののぞきスポットを彼に教える。そして田中はコータと別れ、コータは田中の教えた仕草と田中の与えたエロ本の影響によりおかしくなり、父親が柴崎の元に電話をかけることに。
コータの父
声 - 山崎たくみ
コータの父親。田中がコータと別れた翌日の夜、柴崎の家に「息子がおかしくなった」と電話をかけた。
太田(医師)(おおた)
声 - 高戸靖広
校長が身体検査のために呼んだ名医。中国気功法をマスターしており、女子の裸を見たい前野になり変わられる。
ジャイアント前野(ジャイアントまえの)
前野の心の中の住人で、巨体を誇る。
寂シ・ガーリ(さびシ・ガーリ)
声 - 岡野浩助
前野の善の心を象徴する心の中の住人で、寂しがり屋。
強ガ・リータ(つよガ・リータ)
声 - 岡野浩助
前野の悪の心を象徴する心の中の住人で、強気。
石井(ラーメン屋の主人)(いしい)
声 - 半田友徳
ラーメン屋・ランニングホームラン軒の店長。年齢は28歳。ジャンボサイズの餃子を30分以内に完食できたらタダ食いの権限と賞金の3000円が与えられるサービスを行い、田辺にジャンボギョーザを完食される。名前はコミックスの広告より。
カオル
声 - 茂呂田かおる
川で溺れていた所を田辺に助けられた少年。
カオルの母
声 - 嶋村薫
カオルの母親で、溺れる息子を見て助けを求めていた。
ボギー
声 - 中田譲治
アニメオリジナルキャラ。前野が好きな西部劇シリーズの主人公で、賞金稼ぎ。前野は彼に憧れてが飲めると嘘をついた。
マリリン
声 - 丹羽紫保里
アニメオリジナルキャラ。ボギーの行きつけの酒場の歌姫。
ガポネ
声 - 松尾銀三
アニメオリジナルキャラ。賞金首で、ボギーに敗れた。
タカシ
声 - 石野竜三
前野たちに蕎麦の配達をしていた所を見られた際電柱に当たってこけてしまい、蕎麦の器が頭に乗ったため記念撮影をされてしまった悲惨な少年(その際前野に名前を純平(じゅんぺい)と思われていた)。その後自分も決定的瞬間を写真に撮ろうと画策し、結果的にたまたま下着を着ていなかった岩下の局部を撮ってしまい、野球チームの盗塁王となるほどの足の速さで彼女を追い抜こうとするが、あっさり追いつかれてボコボコにされた。その後、岩下に下半身裸とも気付かずに転んだようにやらせの写真を撮られて家で落ち込んでいた。
タカシの父
声 - 山崎たくみ
タカシの父親。作中には想像図のみ登場。
タカシの母
声 - 嶋村薫
タカシの母親で、彼に声を掛けたが見向きされなかった。
桜井(さくらい)
声 - 水原リン
稲豊中学校の用務員を務める初老の女性。便所を掃除中に岩下がいきなり入ったため彼女の服を濡らしてしまい、彼女が下着を着ずに帰る原因となった。
山本(少年)(やまもと)
公園でサッカーをしていた少年。
岡島(おかじま)
小学3年生の太った少年で、通称あっちゃん。将来は自分の父親の会社を継ごうと考えている。
たっちん
岡島の友人。兄が催眠術の本を持っているため催眠術にはまっているが、岡島により彼の父の会社の社員にされそうになっている。
田中 ひろし(たなか ひろし)
井沢の夢の中に出てきた人物で、あしたのジョーの丹下段平の格好をしている。
カルロス
井沢の夢の中に出てきた人物で、あしたのジョーのカーロス・リブラの格好をしている。額にスイッチがある。
ホセ
井沢の夢の中に出てきた人物で、あしたのジョーのホセ・メンドーサの格好をしている。こちらも額にスイッチがあり、スイッチを押すと口が他者のチンコを入れられるように変形し、手がチンコを刺激するような形をとる。
マイク
「上原館」の外人従業員。常に白い全身タイツ姿でいる。
卑劣女子高等学校の卓球部顧問
前野達が夏合宿にて練習試合をすることになった卑劣女子高等学校(ひれつじょしこうとうがっこう)教諭で、卓球部顧問の男性。
会田(あいだ)
岩下が内緒で務めていたアルバイト先の先輩で、美青年。岩下に惚れているが、結局は彼女は会田のことに興味がなく、竹田の元に渡った。中学生の頃サッカー部に入っていたが、二日で辞めたらしい。
田口(たぐち)
緑林中学校(りょくりんちゅうがっこう)卓球部部員。地区大会の一回戦で稲豊中学校と対戦した。
デルモブス(仮称)
かなり不細工な女性。美しくもないのに護身術を習っていたり、モデルを自称するなど、若干不自覚。
まちこ
護身術道場を開いている女性。
みゆき
護身術道場に通う女性。デルモブスが前野たちに不細工な外見を指摘された際、近くにいたみゆきのことを言っているのだと思い込もうとしたデルモブスに「みゆきちゃんのどこがブスだっていうのよ!?」と言われ、ショックを受けて泣いてしまう。
石成 達三(いしなり たつぞう)
財閥・石成グループ代表取締役社長の青年実業家。竹田に惚れ、兄になろうと思っている。前野たちに見つかり、彼等が竹田のチンコを見たいかと質問したため乗り気になり、賞金10万円を渡すことを決めた。後日、写真を持って来た前野たちに賞金を渡した(実際に写真を撮ったのは岩下)。
トシロウ
井沢が部室のロッカーに隠していたホームレス。
謎のインド
井沢が公園で出会ったインド人。彼を気遣った井沢に声をかけられるが、井沢の髪型を「変な髪の毛」と評して井沢に蹴られる。
川原(かわはら)
稲豊幼稚園保母
よしひと
稲豊幼稚園の幼児。卓球の経歴があり、練習試合の際に井沢を卓球で打ち負かした。
銭湯の主人
とある銭湯の主人で、マジンガーZのあしゅら男爵のコスプレをしている。両刀の気があり。
エンゲルバーグ
肥満体の男性で、「カンチョーワールドカップ」に参加したチーム・「キャッチャーズ」のリーダー。試合中に暑さを理由に棄権した。
空手家テッシン
空手家風の詐欺師。前野から二万円をだまし取った。
ジェニー
テッシンの映していた映像に出ていた女性。
タクちゃん
「第二回愛のダブルス卓球大会」に参加していた人物。前野にクジを強奪され、竹田・岩下ペアに敗れた。
タクちゃんの彼女
タクちゃんの彼女で、彼とペアを組んだ。
渋谷の彼女
渋谷の彼女で、あまり可愛くない。
中国オバケ(仮称)
ニュージーランド旅行券でニュージーランド人女性を祖国に帰すために「第二回愛のダブルス卓球大会」に参加した中年。前野・若林ペアに敗れた。
ニュージーランド人女性
ニュージーランド出身の留学生。中年男性のアパートに住んでいたが放火にあう。
金田(かねだ)
果汁大学(かじゅうだいがく)の卓球サークルに所属している。糸井とペアを組んで「第二回愛のダブルス卓球大会」に参加。前野・若林ペアとの試合の前に下剤を盛られて試合途中に棄権した。
糸井(いとい)
金田とペアを組んだ女性。前野・若林ペアに下剤を盛られて棄権。
稲豊ファミリー牧場の主人
稲豊ファミリー牧場の主人で、陰毛の有無で大人料金か子供料金かを決める変人じみた男。
老夫婦の夫
田中が自分のことがどうでもよくなり、箱で適当な場所に送られた際に出会った老人。
老夫婦の妻
田中が箱で適当に送られた際に出会った老人の妻。
サラリーマン
変な顔をした人を見て笑った方が負ける「変な顔対決」を「フルーツじるじる」の主人に挑んでいた変顔探しのプロ。「フルーツじるじる」の主人に、「変な顔対決」で自分が勝ったら店の商品を自分に無料で渡すという賭けをしていた。
フルーツじるじるの主人
青果店「フルーツじるじる」の主人。かなり負けず嫌い。
フルーツじるじるの主人の妻
「フルーツじるじる」の主人の妻。パンチパーマをかけている。
岡部(おかべ)
宮国中学校(みやくにちゅうがっこう)女性教諭で女子バレーボール部顧問。
アサ
宮国中学校女子バレーボール部部員。
「ブタの巣」主人
エステティックサロン・「ブタの巣」の主人で、不細工な中年女性。かなりいい加減な人物。
増田 あきひさ(ますだ あきひさ)
井沢と木之下が小学一年生の頃のクラスメイト。貧乏な家庭に生まれており性格も暗い方だったが、井沢の隣の席で体を張ったギャグを行って彼を笑わせていた。富田のケーキを食べたと疑われ(実は井沢が食べた)、その時母がおらず妹を幼稚園に迎えに行く時間だったため、自分が食べたと言った。その後クラスメイトの大半に無視されて転校(なお、本人は井沢が犯人であることを見破っていた)。中学生になると不良になっていた。
富田 よしえ(とみだ よしえ)
井沢と木之下が小学一年生の頃のクラスメイトで、彼女の誕生会のためにクラスが買ったケーキを井沢に食べられた不細工な少女。
中根(なかね)
井沢と木之下が小学一年生の頃の担任の女性教諭。
畑中(はたなか)
井沢の知り合いの眼鏡をかけた壮年男性。かなりの乳フェチであり、「元ミスター巨乳好き」と呼ばれる。
鈴木 朝夫(すずき あさお)
独自の持論を持つ「子供に真実を教える会」の会長。なお、この会の月謝は2000円と高額である[8]
香田(こうだ)
「子供に真実を教える会」の会員。モデル風な人物だが、鈴木の教えにより自分を不細工と思い込む。
りつ子(りつこ)
「子供に真実を教える会」の会員。不細工な女学生で、鈴木の教えにより自分を美人と思い込む。
よーこ
「子供に真実を教える会」の会員。不細工な女学生で、こちらも自分を美人と思い込む。
ボートハウスの主人
とあるボートハウスの主人で、成り行きで彼の店に変装した前野が来る。
ボートハウスの主人の妻
ボートハウスの主人の妻で、変装した前野と出会う。
春彦(はるひこ)
男子卓球部の隙を突いて卓球台や道具を盗んだ老人たちの一員。
老人たちのリーダー
男子卓球部の道具を盗んだ老人たちのリーダーで、その理由は働く意欲を満たそうと卓球場を開くためだった。
大田(おおた)
電気店・大田電気店(おおたでんきてん)の主人で、肥満体。マッキントッシュの詳細を尋ねた前野たちの問いに答えられず、全裸にされて全身に家電製品を装備させられ、チンコを掃除機の吸引口に突っ込まれて吸引された。その後、彼の弟から詳細を聞いた前野たちを全裸にし、体の一部を掃除機の吸引口に突っ込んで吸引させ、前野たちと野球のテレビ中継を見ていた。
大田 つとむ(おおた つとむ)
大田の弟で、眼鏡を掛けている。かなりの博学ぶりを見せた。
信ちゃん(しんちゃん)
かん太の友人で、かん太に岩下打倒のために呼ばれた。考えた結果クラスメイトである田中の弟を呼んだ。
ケン
前野御用達の卓球用品店・「ケン卓球用品店(ケンたっきゅうようひんてん)」の主人で、前野には数々の改造ラケットを買わせている。
すぐ夫の父
すぐ夫の父親で、息子に似ている。ゴリラの檻(おり)に入ろうとする前野たちを止めたが、浣腸で気絶させられ、脱糞した。
住職
男子卓球部の面々が柴崎に連れられたとある山寺の住職で、浜の友人。座禅を組んでいる人に一発ギャグを見せる癖がある。
大倉 純(おおくら じゅん)
稲豊体育大学四年生で、とても強い。三年前は酒・煙草麻雀に明け暮れている不良だったが、木之下に惚れてしまい、体育教師となって彼に正々堂々イタズラをしようと画策する。その後、前野たちの協力で稲豊中学校で体育教師をしている先輩の伊藤と教師の座を賭けて鉄棒対決をするが、ハッタリだったのか結局は敗退した。

書籍情報

テンプレート:節スタブ 講談社。ヤンマガKCスペシャル。全13巻。B6判。ソフトカバー。

アニメ版

TBS系で、1995年テレビアニメ化された。全26話。放映当時はまだ深夜アニメ自体があまり世間に認知されていなかったことから、下ネタやブラックなギャグなどの自主規制、改変が多々にあった(例外有)。原作の作中(8巻)ではアニメ版の出来を作者自ら批判するような描写があった。

このアニメ版をベースにアクレイムジャパンよりゲーム化の企画が発表されたが、その後何も情報がないまま立ち消えとなった(卓球ゲームを制作する予定だったが原作者の古谷がアクレイムジャパンに対し「卓球ゲームにするのは止めてほしい」と指示したため、開発中止となった経緯がある[9])。

なお、1997年9月から12月まで、深夜番組『ワンダフル』内のワンダフルアニメ枠で再放送された。

2002年7月25日にDVDパーフェクトコレクションが発売がされた。

2010年からはNTTドコモの携帯電話動画サイト BeeTVにて動画が配信されている。

スタッフ

  • 原作:古谷実
  • 企画:田旗ひろし(キティ・フィルム
  • 監督:波多正美
  • シリーズ構成:富田祐弘
  • キャラクターデザイン・作画監督:田中穣
  • 撮影監督:渡邊英俊(ティ・ニシムラ)
  • 撮影:ティ・ニシムラ
  • 美術監督:西倉力(スタジオじゃっく
  • 背景:スタジオじゃっく
  • 音楽:星勝
  • 音楽プロデューサー:辻畑鉄也
  • 音響監督:小林克良
  • 効果:横山正和
  • 整音:田中章喜
  • 音響制作:AUDIO PLANNING U
  • 録音スタジオ:APU MEGURO STUDIO
  • 編集:本田伴子(北斗映画)
  • タイトル:マキ・プロ
  • 現像:IMAGICA
  • 文芸担当:岩田弘
  • 制作担当:光延青児(スタジオ雲雀
  • 宣伝担当:鈴木慎治TBS
  • アシスタントプロデューサー:多賀徹
  • アニメーションプロデューサー:室永昭司(キティ・フィルム)
  • プロデューサー:源生哲雄(TBS)、山川紀生(キティ・フィルム)、波多野恒正(グルーパープロダクション
  • アニメーション制作協力:スタジオ雲雀
  • アニメーション制作:グルーパープロダクション
  • 製作・著作:TBS、キティ・フィルム、ホリプロ

主題歌

オープニングテーマ

「しゃにむにシェイク! シェイク!」
作詞 - 尾上文 / 作曲 - 大沢誉志幸 / 編曲 - SWITCH / 歌 - SWITCH
「満員電車にひとめぼれ」
作詞 - 尾上文 / 作曲 - 井上大輔 / 編曲 - SWITCH+松浦晃久 / 歌 - SWITCH

エンディングテーマ

「いつになっても いつまでも」
作詞 - トシタカ / 作曲 - トシタカ / 編曲 - 中村哲 / 歌 - THE ZIP GUNS
「BOOING」
作詞 - 立花海 / 作曲 - 立花海 / 編曲 - 星勝 / 歌 - 上原さくら

各話リスト

話数 放送日 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 1995年
4月5日
校舎の六人 富田祐弘 波多正美 高橋幸雄 田中穣
地上げ教師の陰謀
2 4月12日 不完全燃焼男 玉野陽美 鈴木吉男 山崎隆生
虫けらの逆襲 高田淳 ましたのジョー
3 4月19日 ダンゴ虫のように 野間吐晶 桜井利之 市川修
ツンツン娘
4 4月26日 買い物ブギ 佐々嘉泰 阿宮正和 棚澤隆 坂元大二郎
夏い暑 神原敏昭
5 5月3日 おサルな合宿 寺田憲史 鈴木卓夫 牛草健 七海修
呪われたかもしれない竹田
6 5月10日 卓球歴六十年の技 伊東恒久 玉野陽美 井坂純子
それぞれのヤル気 丸英男
7 5月17日 稲中VS岸中 佐々嘉泰 鈴木吉男 高田淳 山崎隆生
フリーセックス券の行方 岡尾貴洋 ましたのジョー
8 5月24日 ラブコメ死ね死ね団登場(前編) 富田祐弘 波多正美 神原敏昭
ラブコメ死ね死ね団登場(後編)
9 5月31日 うばわれた初恋 伊東恒久 黒丸信 市川修
ダメ人間共同体
10 6月7日 着せかえ人形 寺田憲史 牛草健 七海修
超人TANABE
11 6月14日 一攫千金男(前編) 佐々嘉泰 高橋幸雄 丸英男
一攫千金男(後編)
12 6月21日 柴ちゃんの部員更生計画 伊東恒久 大庭秀昭 松浦錠平 ましたのジョー
サバイバル
13 6月28日 友情 富田祐弘 鈴木卓夫 羽生頼仙
黒丸信
市川修
ぼくの好きなつとむ君 真根杵子
14 7月5日 土曜のウサギ
腰抜け男
15 7月12日 おみそ 佐々嘉泰 渡辺健一郎 七海修
チビ
16 7月19日 ドクター前野 「オレがやらずに誰がやる」 大作戦(前編) 富田祐弘 波多正美 高橋幸雄 丸英男
ドクター前野 「オレがやらずに誰がやる」 大作戦(後編)
17 7月26日 前野、幸せをつかむ 伊東恒久 森田風太 杉本直明
前野、ひと皮むける
18 8月2日 相方はどこだ?(前編) 富田祐弘 黒丸信
羽生頼仙
羽生頼仙 渡辺伸弘
相方はどこだ?(後編)
19 8月9日 不幸な兄妹 鈴木卓夫 棚澤隆
神原敏昭
都丸保
それ、ください 神原敏昭
20 8月16日 佐々嘉泰 黒丸信 渡辺健一郎
羽生頼仙
七海修
引退
21 8月23日 借金王 伊東恒久 もりたけし 高橋幸雄 丸英男
炎のレイパー
22 8月30日 侵略 佐々嘉泰 鈴木卓夫 棚澤隆 保田康治
大空に向かって 岡戸智貝
23 9月6日 根性あります
激写!
24 9月13日 にせドランカー 伊東恒久 棚澤隆 坂元大二郎
竹田、おっぱいをもむ 神原敏昭
25 9月20日 急募(前編) 寺田憲史 黒丸信 新背三千恵 七海修
急募(後編)
26 9月27日 ダンディ校長 富田祐弘 鈴木卓夫 高橋幸雄 丸英男
流れ者

ゲーム

  • 卓球ゲーム(コミゲー講談社、2005年5月17日配信開始、講談社)
    • プレイヤーは稲中卓球部へ入部するために、次々と現れ必殺技を使用する部員たちと勝負する。
  • ソーシャルゲーム(mobage2013年10月28日 配信開始、講談社)
    • 稲中卓球部員となったプレイヤーが、「ラブコメ死ね死ね団」に入り、カップルたちに天罰を与える。

パチンコ

2008年にサンセイR&Dよりパチンコ台、『CR行け!稲中卓球部』がリリースされ全国のパチンコ店に設置されている。なお大当たりラウンド中には筋肉少女帯の『踊るダメ人間』、『戦え!何を!?人生を!』が流れる。アニメーションは全てリメイクされており、一部のキャラは髪型、髪の色、表情がアニメとは異なる部分がある。パチンコ版の登場人物の声優は全て入れ替わっており、アニメ版に出ていた声優は茶風林のみとなっている、その茶風林は田中役になっている。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:講談社漫画賞一般部門
  1. 判明自体は連載第1話の最後。その際、井沢たちからは「完璧!」と驚愕され、パンツを脱がした前野をも屈服させた
  2. 7巻収録の付録ページ(P.209~216)のコーナーの1つ「理想のオッパイを探せ!」(P.215)
  3. コミックス第11巻
  4. 7巻収録の付録ページ(P.209~216)のコーナーの1つ「理想のオッパイを探せ!」(P.215)より
  5. コミックス第11巻p40
  6. 7巻収録の付録ページ(P.209~216)のコーナーの1つ「理想のオッパイを探せ!」(P.215)
  7. 7巻収録の付録ページの(p.209~216)コーナーの1つ「理想のオッパイを探せ!」(P.215)
  8. コミックス第11巻p95
  9. マイクロマガジン社発行『悪趣味ゲーム紀行3』