蝶形骨

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ファイル:Rotation sphenoid bone.gif
蝶形骨の位置を様々な角度から見た動画。出典:Anatomography

蝶形骨(ちょうけいこつ、sphenoid bone)は、部のの一つである。 古くはSphenoid boneの直訳で楔状骨と呼ばれていたが、足根にも楔状骨が存在するため、蝶が羽を広げているような形に見えることからこの名がついた。楔状骨の名は現在では足根骨にのみ用いられている。

ヒトの成人の蝶形骨は1つの体と3対の突起(大翼、小翼、翼状突起)よりなる[1]

後頭骨の底部の前方にあり、前方は鼻腔に達する。 内部は副鼻腔の一つである蝶形骨洞で占められている[1]

蝶形骨と連結する骨

脚注

  1. 1.0 1.1 森ら, p.58

参考文献

関連項目

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外部リンク

  • 蝶形骨 - 慶應医学部解剖学教室 船戸和弥