藤が丘駅 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 藤が丘駅(ふじがおかえき)は名古屋市名東区藤が丘にある名古屋市営地下鉄愛知高速交通である。駅番号は名古屋市営地下鉄がH22、愛知高速交通(東部丘陵線)がL01


名古屋市営地下鉄

駅構造

テンプレート:駅情報

相対式ホーム2面2線を有する高架駅。北側に引き上げ線2線を持つ。バリアフリー対応として出入口に1基、各ホームに1基ずつ、合計3基のエレベーターが設置されている。この駅の先に地下鉄の車両基地である名古屋市交通局藤が丘工場があり、線路は長久手市方面へ続いている[1]

のりば
1 テンプレート:Color東山線 (降車ホーム)
2 テンプレート:Color東山線 名古屋高畑方面

利用状況

  • 名古屋市統計年鑑によると、2010年度の一日平均乗車人員は28,519人である。東山線の駅では、名古屋伏見に次いで4番目。名古屋市営地下鉄全駅では87駅中5位(栄と伏見の間に金山が入る)。
    • 2002年度 27,485人
    • 2003年度 25,421人
    • 2004年度 25,240人
    • 2005年度 34,607人(万博開催期間含む)
    • 2006年度 26,782人
    • 2007年度 27,682人
    • 2008年度 28,093人
    • 2009年度 27,809人
    • 2010年度 28,519人

愛知高速交通

駅構造

テンプレート:駅情報

ファイル:Linimo-Fujigaoka-Sta-Ticket-Gate.jpg
リニモの藤が丘駅改札口

島式ホーム1面2線を有する地下駅。バリアフリー対応として出入口に3基、改札内に1基、合計4基のエレベーターが設置されている。安全対策として可動式ホームドアを設置。

のりば
1・2 テンプレート:Color東部丘陵線 愛・地球博記念公園八草方面

利用状況

  • 愛知高速交通(乗車人員)
    • 愛知高速交通の発表によると、2011年度の一日平均乗車人員は7,712人、一日平均乗降人員は15,369人である。東部丘陵線の駅では、最も利用者数が多い。
      • 2005年(平成17年) 14,293人(万博開催期間含む)
      • 2006年(平成18年) 5,739人
      • 2007年(平成19年) 6,411人
      • 2008年(平成20年) 6,791人
      • 2009年(平成21年) 6,953人
      • 2010年(平成22年) 7,367人
      • 2011年(平成23年) 7,712人
  • 愛知高速交通(乗降人員)
    • 以下、乗車人員と降車人員の合計。
      • 2005年(平成17年) 29,890人(万博開催期間含む)
      • 2006年(平成18年) 11,564人
      • 2007年(平成19年) 12,893人
      • 2008年(平成20年) 13,574人
      • 2009年(平成21年) 13,904人
      • 2010年(平成22年) 14,718人
      • 2011年(平成23年) 15,369人

駅周辺

地下鉄東山線の東側の終点で、バスターミナルとなっており、名古屋市中心部から市東部や長久手市への中継点となっている。地下鉄の交通圏と自家用車の交通圏の境目にもあたり、駅周辺には繁華街が形成されている。また周辺に大学や高校も多く、その学校へのバスも出ていることから学生・生徒も多い。

周辺の施設

バス路線

ファイル:Fujigaoka-Bus-Terminal.jpg
藤が丘バスターミナル
名古屋市営バス
藤が丘」バス停留所 - 駅西側の、市バスターミナルに発着。
1番のりば
幹藤丘1号系統 四軒家方面、本地住宅行き
藤丘12号系統 四軒家方面、東谷山フルーツパーク行き
2番のりば
藤丘11号系統 天子田方面、印場駅行き
藤丘11号系統 東猪子石方面、引山行き
名鉄バス
藤が丘」バス停留所 - 駅東側の、藤が丘effe周辺に発着。
1番のりば
菖蒲池・愛知学院大学西方面、愛知学院大学前行き
2番のりば
長久手住宅・砂子方面、長久手車庫行き
長久手住宅・竹の山北・岩根方面、星ヶ丘行き
長久手住宅・竹の山北・名外大・学芸大西方面、愛知学院大学前行き
3番のりば
愛知淑徳大学行き
4番のりば
四軒家・長久手高校前・瀬戸市役所前方面、瀬戸駅前行き、愛知医科大学病院行き
四軒家・市役所方面、名鉄バスセンター行き(基幹バス
5番のりば
長久手口・長久手市役所・岩作・本地口方面、瀬戸駅前行き
長久手口・長久手市役所・岩作・本地口方面、菱野団地行き
6番のりば
中部国際空港行き(運行は、名鉄バス中部)

このほか、長久手市コミュニティバス「N-バス」藤が丘線が駅東側に停車する(市バスや名鉄バスのターミナルには乗り入れない)。

歴史

地名

  • 明治時代までは藤森村[5]であったため、付近には藤森、藤里といった「藤」にちなんだ地名がある。また、丘陵地であるため付近には「○○が丘」という地名も多い。

その他

  • 地下鉄は当初は猪子石高針に引かれる案もあったが、車庫等の用地を無償提供するなど地元の熱心な運動により、藤が丘への誘致が実現した。
  • 地下鉄東山線は高架駅であるのに対し、東部丘陵線は地下駅である(隣のはなみずき通駅から先は高架)。東山線の開業当時の藤が丘周辺は開発途上であり、用地買収が容易であったので地下構造にする必要がなかった。しかし東部丘陵線建設時にはすでに住宅などが建ち並び用地の確保が困難であったことと、藤が丘駅が丘陵地にあることから、線形(勾配)の問題によって地下駅となった。
  • 上記のこともあってリニモ藤が丘駅には「ここはリニモ(愛・地球博記念公園、八草方面)の乗り場です。地下鉄(栄・名古屋方面)の乗り場は地上です」の張り紙が至るところにされている。
  • 地下鉄開業当時、当駅まで直通する列車は4本(平日)または5本(休日)に1本であり(約15分間隔)、残りは星ヶ丘駅折り返しであった。しかし、1971年に3本(平日)または4本(休日)に1本、1975年に2本に1本と順次増発され、1982年高畑駅延伸時より原則として全列車当駅発着となっている。
  • 地下鉄は6両編成であるのに対し、リニモは3両編成であるため、2005年日本国際博覧会(愛・地球博)開催期間中の駅周辺は混雑を呈していた。そのため、駅前に設置された『藤が丘リニモ広場』にはリニモの乗客の長い列ができていた。乗客はこの広場を通って、松坂屋ストア側の入口からホームへ行くことになっていたが、地下の切符売り場を使用することはほぼ不可能なので、まず広場内の臨時切符売り場で乗車券を購入してから、列に合流していた。トランパスなどすでに乗車券類を所持している客はそのまま列に並んでいた。また、地下鉄のりばに近い出入口は混雑時は出口専用となっていた。なお、万博終了後に広場は閉鎖され、2006年11月1日に広場跡地に商業ビル「藤が丘effe(エフ)」が開業した。[3]

隣の駅

名古屋市営地下鉄
テンプレート:Color東山線
本郷駅 (H21) - 藤が丘駅 (H22)
愛知高速交通
テンプレート:Color東部丘陵線(リニモ)
藤が丘駅 (L01) - はなみずき通駅 (L02)

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navbox

テンプレート:Navbox
  1. 藤が丘工場の敷地の一部は長久手市域である。
  2. 名鉄協商が運営し、1階、2階は商業施設、3階 - 6階は自走式駐車場である。
  3. 3.0 3.1 リニモ建設直前に一旦閉店し、旧建物を取り壊した後、リニモ駅の建設をおこなうとともに、旧建物跡地に『藤が丘リニモ広場』を設置。万博終了後再開業した今の建物は2代目にあたる。
  4. 藤が丘店とは数10mしか離れていない。
  5. 東山線の駅が開業した当時は、名古屋市千種区猪高町大字藤森であった。