若林駅 (東京都)

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テンプレート:駅情報 若林駅(わかばやしえき)は、東京都世田谷区若林四丁目にある、東京急行電鉄世田谷線である。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。平日朝ラッシュ時には上りホームに係員が配置され、運賃収受を行う。

かつては上りホームの三軒茶屋寄り入口に売店が営業していた。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
南側 テンプレート:Color世田谷線 下り 上町下高井戸方面
北側 上り 三軒茶屋方面

利用状況

当駅だけの乗車人員は公表されていない。世田谷線全線での乗車人員は東急世田谷線#利用状況を参照のこと。

駅周辺

若林踏切

ファイル:若林踏切1.jpg
若林踏切の道路信号機

当駅の三軒茶屋方至近距離にある踏切で、東急側では「西太子堂5号踏切」と称する。環七通りを横切る唯一の踏切である。一般的な鉄道の踏切と違って遮断機はなく、信号機によって交通を制御している。また、電車が接近してもすぐに道路の車の通行をさえぎらず、電車が踏切手前で停止するようになっている。軌道回路上に設置されたゾーンに列車が進入すると、環七通りの道路信号にその情報が伝達され、自動車信号が青から赤に変わる。車の通行が停止し、歩行者用の信号が青になると、軌道信号が進行現示となり、歩行者と並行して電車も進行する。

一定時間以上ゾーン内においてトラブル等で停車した場合は、渋滞防止の見地から環七通りの自動車信号が赤点滅に切り替わる仕組みになっており、赤点滅を解除するには警察に通報し復帰作業を行う必要がある[1]

かつては遮断機のある一般的な踏切であったが、モータリゼーションによる環七通りの交通量増大に見合わなくなったために、1966年昭和41年)に現在の形式に変更された。路面電車風ではあるが、全線専用軌道である世田谷線の路面電車らしい運行上の特徴を最も表しているのが、この踏切の形態と優先順などの運用状態である。

1972年(昭和47年)における東急の立体交差化計画予想では、東急池上線戸越銀座駅 - 旗の台駅間(1989年平成元年)に地下化)、東急東横線多摩川園前駅 - 新丸子駅間(1986年(昭和61年)に高架化)と共に、若林踏切を含む世田谷線西太子堂駅 - 若林駅間も立体交差化候補に挙げられていた[2]

バス路線

歴史

隣の駅

東京急行電鉄
テンプレート:Color世田谷線
西太子堂駅 (SG02) - 若林駅 (SG03) - 松陰神社前駅 (SG04)

関連項目

テンプレート:Sister

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

  1. 「日本路面電車カタログ2011-2012」p26-28 イカロス出版
  2. 鉄道ピクトリアル 269号 p42-46