若林駅 (愛知県)

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若林駅(わかばやしえき)は愛知県豊田市若林東町にある、名古屋鉄道三河線である。

駅構造

島式1面2線の地上駅である。日本の鉄道は通常は進行方向に対して左側に停車するが、この駅は構内踏切の位置の関係で、乗車する客の安全を確保するため、[1]右側に停車する(隣の竹村駅も同様)。現在豊田市を主体に当駅の高架化を検討している。[2] [3]


のりば
ホーム 路線 方向 行先
1 三河線 上り 知立名古屋方面
2 三河線 下り 豊田市猿投方面

配線図

テンプレート:駅配線図

バス路線

駅員駐在時間

  • 当駅は特殊勤務駅であり、午前7時~午前11時までは駅員が駐在しているが、その他の時間は、駅集中管理システムによって、豊田市駅において管理されている。

駅周辺

豊田市南部の田園地帯にある駅である。駅西方には田園風景が広がる。駅本屋及び出口は東側にあり、駅前には「とよたおいでんバス」が発着するロータリーもある。駅東側は商店と住宅が混在する若林地区の中心である。その住宅街を抜けて1kmほどのところには豊田南高等学校があるため、朝夕ラッシュ時には高校生で混雑する。駅西側へは駅舎から線路に沿って北へ200mほどのところにある踏切を渡る必要がある。踏切を渡ったところに若林交流館があり、「ふれあいバス」の停留所となっている。田園地帯を抜けてさらに西へ1.5kmほど行くと国道155号にぶつかり、沿うように豊田市立高岡中学校豊田市役所高岡支所西三河自動車検査登録事務所がある。

利用状況

2009年度の1日平均乗降客数は、4,895人である。三河線の駅では、知立駅豊田市駅刈谷駅土橋駅についで23駅中5位である。上位3駅が接続路線をもち、かつ市の中心駅であることを考慮すれば、当駅はかなり利用客が多いといえる。

これは、上述したように高校の最寄駅であること、コミュニティバスが接続することに加えて、キスアンドライドが盛んであることによる。若林地区だけでなく、鉄道空白地帯の前林地区や、愛知環状鉄道線沿線の上郷地区などの住民も多く利用している。夕ラッシュ時には、毎時4本の列車到着時刻にあわせて、出迎えの車で駅前ロータリーが混雑する。

歴史

その他

2011年3月27日名古屋市営地下鉄桜通線野並駅-徳重駅間で延伸開業した。最終的には徳重駅から豊明市の豊明北駅(仮称・現在の豊明市沓掛町内に設置予定)を経由して当駅付近までの延伸計画があるものの、具体的な事業化の目途は立っていない。 テンプレート:See

隣の駅

名古屋鉄道
三河線
竹村駅 - 若林駅 - 三河八橋駅

関連項目

外部リンク

脚注

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  1. 右側通行:名鉄沿線おでかけマガジン Wind 2013年1月号より
  2. 豊田三好地方拠点都市地域基本計画(改訂版) →PDF→23ページ(データ上の28ページ目) (平成21年(2009年)4月改訂 豊田三好広域計画策定協議会)
  3. テンプレート:リンク切れ 若林駅付近 高架化へ 豊田市(2012.9.1 中部発 読売新聞社)