胆江日日新聞

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胆江日日新聞(たんこうにちにちしんぶん)は、岩手県・胆江地方(奥州市胆沢郡金ケ崎町)を対象地域とした胆江日日新聞社が発行する日刊新聞

概要

1946年(昭和21年)3月7日創刊。代表取締役社長は阿部哲幸。主筆・取締役は安彦公一。

 配布地域は奥州市と金ケ崎町。題号の「胆江」の由来は、配布地域のかつての知名に起因するもので、北上川西部を「胆沢(いさわ)」、東部を「江刺(えさし)」と呼んでいたことから、それぞれの地名の頭文字を合わせたものである。名実ともに地元に密着した新聞構成となっている。

 国際リニアコライダー(ILC)候補地の北上山地が、配布地域である奥州市の東部に位置しており、紙面で取り上げたILC関連の記事は公式ホームページとは別途に開設している「胆江日日新聞ILCニュース」(http://ilc.tankonews.jp/modules/d3blog/ )でも紹介している。

 また、観光情報を載せた「奥州平泉観光新聞」をインターネットフリーペーパーで発信している。

被災した東海新報の紙面データ公開

2011年3月11日東日本大震災発生を受け、気仙地域(大船渡市陸前高田市住田町)の詳細な情報を確認したいという岩手県内外の人たちの声に応え、3月17日に記者2人と営業社員1人を東海新報社に訪問させて津波被害を受けた大船渡、陸前高田市の状況を取材した。[1]

その際に、東海新報社から震災直後に発行した紙面のpdfデータを託され、自社サーバーに3月12日から4月17日までの東海新報の紙面データを同データをアップロードして紙面公開した。[2]

脚注

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外部リンク

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  1. 「 『私たちは負けない』 被災地の新聞社 奮闘 古里に希望の光明を 発刊断行、住民励まし(大船渡・東海新報)」胆江日日新聞2011年3月22日付記事 http://megalodon.jp/2011-0322-1926-55/www.tankonews.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=693
  2. 東海新報紙面データ http://www.tanko.co.jp/tokai.html