羽前国

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羽前国(うぜんのくに)は、東北戦争終結直後に出羽国を分割し制定された、日本の地方区分のの一つ。東山道に位置する。別称は羽後国とあわせて、または単独で羽州(うしゅう)。領域は現在の山形県のうち、飽海郡酒田市北部(最上川以北)を除いた大部分にあたる。

沿革

国内の施設

神社

延喜式内社
延喜式神名帳』には、以下に示す小社3座3社が記載されている。大社はない。

このうち、伊弖波神社は羽後国の月山神社とともに出羽三山を構成する神社である。

地域

以下の四郡で構成された。

人口

明治5年(1872年)の調査では、人口56万0984人を数えた。

脚注

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参考文献

関連項目

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  1. 「旧領旧高取調帳」では天童藩領の全域が天童県の管轄となっており、減封の対象となった村の詳細は不明。
  2. 羽前國飛島管轄替関係絵図(国立公文書館デジタルアーカイブ)
  3. 「旧領旧高取調帳」では佐倉県・館林県・館県・土浦県の管轄となっているが、誤記とみられる。