紀元前500年

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テンプレート:Yearbox 紀元前500年は、ローマ暦の年である。当時は、「カメリヌスとロングスが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元254年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前500年と表記されるのが一般的となった。

ファイル:World 500 BCE.png
紀元前500年頃の世界。

できごと

ヨーロッパ

アフリカ

  • バントゥー語群を話す人々が、西方からウガンダ南西部へ移住する。(おおよその年代)
  • この頃、フツ族が、中部から南部にかけてのアフリカに興る。

アジア

メソアメリカ

  • サポテク語の最も古い文字記録。(おおよその年代)
  • オルメカが聖都モンテ=アルバンを建設し、以降もピラミッドの建設を継続する。中期形成期 (the Middle Formative period) 末の紀元前500年ころに創建されたモンテ=アルバンは、終期形成期 (the Terminal Formative period) の紀元前100年から紀元200年ころにかけて、オアハカ高原一帯の広域に拡大した行政体の首都となっており、北方のテオティワカンなど、メソアメリカの他の地域国家との交流を行なっていた (Paddock 1983; Marcus 1983)。

人口

芸術文化

  • 現在はローマカピトリーノ美術館に所蔵されている雌狼の像が制作された。後に15世紀末ないし16世紀始めに双子像が加えられた。(おおよその年代)

誕生

死去

脚注

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  1. テンプレート:Cite book(原著44ページは、ウェブ版68ページ)
  2. 様々な典拠の推計を平均する形でアメリカ合衆国国勢調査局がまとめた資料による。Historical Estimates of World Population