糸田町
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テンプレート:Infobox 糸田町(いとだまち)は、福岡県の中央部に位置する町である。田川郡に属しており、筑豊を構成する自治体の一つでもある。
目次
地理
福岡県の中央部、筑豊地域の北東部、福岡市から東へ約50km、北九州市から南西へ約40km、飯塚市から東へ約10km、ほぼ飯塚市と田川市の中間に位置する。
町の東部は盆地となっており、糸田線・県道420号線・中元寺川が並行して町域を南北に貫いている。この周辺部が町の中心地となっている。町西部は烏尾峠と呼ばれる山地である。
この町には大字がなく、住所は『福岡県田川郡糸田町~番地~』と表示する。
隣接している市町村
歴史
近現代
- 1887年 糸田村、鼠が池村、大熊村が合併し、糸田村となる。
- 1889年4月1日 町村制施行により、田川郡糸田村となる。
- 1905年 弓削田村(現・田川市)川宮のうち、宮床地区を編入。
- 1939年1月1日 町制施行。
行政
町長
- 伊藤良克(3期目)
- 任期:2015年4月30日
町議会
- 条例定数:12人(法定上限議員定数:22人)
- 任期:2015年4月30日
消防
- 田川地区消防本部(田川市)
警察
地域
人口
教育
- 町立
- 糸田中学校
- 糸田小学校
地名
町内に大字は存在しない。
経済
産業
他の筑豊の市町村と同様、かつては町内に炭鉱があり石炭産業が町の経済を支えていたが、現在では炭鉱はすべて閉山し、その跡地を工業団地として経済基盤の維持を図っている。またバラ・洋ラン・イチゴ・ミニトマトなどの園芸作物の栽培が行われているほか、特産物として木工芸品が生産されている。
交通
鉄道
バス路線
西鉄バスグループ(西鉄バス筑豊)による運行。町の中心部と田川市(後藤寺バスセンター)を結ぶ路線、町の東端部を経由し田川市と福智町の南端にある金田平原団地を結ぶ路線がある。
町西部の国道201号には福岡市と田川市を結ぶ特急・急行バスが運行されている。糸田町では糸田口バス停に停車する。ほかに粕屋町・篠栗町・飯塚市を経由する。また急行便はこれに加えて福岡空港・志免町を経由する。
道路
町内に高速道路は通っていない。最寄りICは九州道小倉南IC、九州道八幡IC、東九州道行橋ICなど。
また町中心部には一般国道や主要地方道も全く通っておらず、一般県道と町道のみが敷かれている。
一般国道
県道
- 主要地方道
- 一般県道
- 福岡県道405号香春糸田線
- 福岡県道406号赤池糸田線
- 福岡県道420号金田糸田田川線
- 福岡県道457号川宮糸田線
- 福岡県道458号位登糸田線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 宮山古墳
- 祇園祭(5月)