粟野駅
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ファイル:Awano stn 2.jpg
2番線へ進入する113系電車
粟野駅（あわのえき）は、福井県敦賀市野坂に所在する、西日本旅客鉄道（JR西日本）小浜線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームへは構内踏切を渡る。 かつては鉱山への支線があり、大日本帝国陸軍省（現在跡地は国立病院機構及び団地）が所在していたため、当駅から出征する等栄えたが、利用者の減少により無人駅になった（現在の管理は敦賀地域鉄道部）。1917年からほとんどそのままの状態の駅舎があったが、直流電化に伴って新築され、敦賀市が交流施設を併設している。また隣接して変電所が設置された。配線が一線スルーでないため、入出線の際は50km/hの制限を受ける。ホームの南側には永らく使われていないと思われる留置線がある。ホームと駅舎は段差なく行き来できる。
| ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | テンプレート:Color小浜線 | 下り | 敦賀方面 |
| 2 | テンプレート:Color小浜線 | 上り | 小浜・東舞鶴方面 |
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。（福井県統計年鑑による）
- 71人（1998年度）
- 56人（1999年度）
- 46人（2000年度）
- 48人（2001年度）
- 51人（2002年度）
- 47人（2003年度）
- 44人（2004年度）
- 39人（2005年度）
- 43人（2006年度）
- 49人（2007年度）
- 51人（2008年度）
- 53人（2009年度）
- 48人（2010年度）
- 44人（2011年度）
- 50人（2012年度）
駅周辺
当駅は坂を上りきったところに所在し眺望が良い。市街地から離れており、野坂岳も迫っているのでひっそりとしている。
- 敦賀市コミュニティバス野坂・ひばりヶ丘線野坂停留所（列車が不通になった場合の代行バスの停留所も同位置となる） - 北約0.3km
- 国立病院機構福井病院 - 北東約1.3km
以下は駅南側に所在。（出入り口は北側に1箇所しかないため、迂回する必要がある。）
- 敦賀市立少年自然の家 - 約1.7km
- 野坂いこいの森 - 約1.8km
- 野坂岳登山口- 約2.2km
歴史
- 1917年（大正6年）12月15日 - 日本国有鉄道小浜線の敦賀 - 十村間の開業により設置。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1973年（昭和48年）3月15日 - 出札・改札業務を停止し旅客業務について無人化。運転要員は継続配置。
- 1980年（昭和55年）9月25日 - 貨物の取扱を廃止。若狭珪石鉱山の珪石搬出用の専用線が存在していた。実際には東美浜駅西側から分岐していたが、当駅分岐扱いとなっていた。専用線が敷設された当時は、東美浜駅が開業していなかったためである。[1]* 1986年（昭和61年）－近距離乗車券の発売を再開。
- 1986年（昭和61年）11月1日 - 小浜線への特殊自動閉塞導入により、運転業務について無人化。近距離乗車券の発売は継続。
- 1987年（昭和62年）4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 1991年（平成3年）4月1日 - 無人化。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color小浜線
