筑豊篠栗鉄道事業部

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:車両基地 筑豊篠栗鉄道事業部(ちくほうささぐりてつどうじぎょうぶ)は、福岡県直方市にある九州旅客鉄道(JR九州)の事業部である。同社本社鉄道事業本部の出先機関[1]

管轄路線

※管轄境界駅については、筑豊篠栗鉄道事業部が管理を担当する駅を記載している。なお、日田彦山線と後藤寺線は旧日田彦山鉄道事業部から承継した路線である。

歴史

直方運輸センター

直方運輸センター(のおがたうんゆセンター)は、福岡県直方市にある九州旅客鉄道(JR九州)筑豊篠栗鉄道事業部管轄の乗務員基地である。

直方車両センター

直方車両センター(のおがたしゃりょうセンター)は、福岡県直方市にある九州旅客鉄道(JR九州)本社鉄道事業本部筑豊篠栗鉄道事業部管轄の車両基地である。前身は直方気動車区(のおがたきどうしゃく)。

所属車両の車体に記される略号

本チク」…本社直轄を意味する「本」と、筑豊篠栗を意味する「チク」から構成される。

なお、直方気動車区時代は「本カタ」(本社直轄を意味する「本」と、直方を意味する「カタ」から)だった。また、北部九州地域本社管轄だった時期は「北チク」(「北」は北部九州地域本社を意味する)だった。

所属車両

以下は、2012年4月1日現在の所属車両である[3]

電車

福北ゆたか線」区間で運用される電車が配属しており、黄色時に黒文字の識別用ステッカーが貼られている。

  • 813系(RG編成)
    • 3両編成7本、計21両が所属している。RG014 - RG019の6本は、当所配備時にあたって100番台の2両固定編成にロングシートの中間車(サハ813形500番台)を増結したもの。もう1本は当初より3両固定編成として製造された200番台。
    • 南福岡車両区所属車と異なり、塗装部が銀色に塗り分けられているほか、窓ガラスにUVカットガラスが用いられ、ロールカーテンがないなどの特徴がある。
    • 2007年3月18日のダイヤ改正よりワンマン運転を行っている。
  • 817系(VG編成)
    • 2両編成18本、計36両が所属している。1000番台8本、1100番台4本、2000番台6本の陣容。2011年3月までは1000番台14本、1100番台4本だったが、2000番台の新製配備と引き替えに1000番台のうち5本が鹿児島車両センターへ、1本が熊本車両センターへ転出している。
    • 全車ワンマン運転に対応している。

気動車

所属する気動車は、「直方運用」「日田彦山運用」「竹下運用」に分けて運用されている。キハ71系気動車キハ72系気動車を除き、全車両ワンマン運転対応になっている。

直方運用

筑豊本線(若松線、原田線)で運用される。

  • キハ40形
    • 8000番台1両が所属している。機関換装済み。
  • キハ47形
    • 0番台3両、1000番台2両、8000番台2両の計7両が所属している。8000番台は機関換装済み。
日田彦山運用

日田彦山線後藤寺線で運用される。

  • キハ31形気動車
    • 7両が所属している。
  • キハ140形気動車
    • 2000番台1両が所属している。機関換装済み。
  • キハ147形気動車
    • 0番台、1000番台ともに8両ずつ、計16両が所属している。全車機関換装済み。
竹下運用

南福岡車両区竹下車両派出竹下駅構内)に常駐している。

  • キハ40形気動車
    • 2000番台2両が所属している。香椎線で使用される。
  • キハ47形気動車
    • 0番台9両、1000番台3両、8000番台6両、9000番台5両、計23両が所属している。8000番台・9000番台は機関換装済み。
    • 香椎線で使用される。一部には「AQUA LINER」のロゴを伴った専用塗色車両が存在する。

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:九州旅客鉄道本社

  1. JR九州 組織図 - 九州旅客鉄道公式サイト内
  2. 2.0 2.1 2.2 『JR気動車客車編成表2012』 交通新聞社 2012年
  3. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「RF201207」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません