笹子駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 笹子駅(ささごえき)は、山梨県大月市笹子町黒野田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは地下通路で連絡している。かつては通過可能なスイッチバック式の構造を有していた。その後の1966年昭和41年)12月12日、複線化にともなってスイッチバックは廃止され、25パーミルの勾配をもつ本線上にホームを設ける形に改められた。本線との分岐点付近に残存するレールに、スイッチバック時代の名残を見ることができる。

大月駅管理の無人駅自動券売機・簡易Suica改札機が設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color中央本線 下り 甲府上諏訪松本方面
2 テンプレート:Color中央本線 上り 大月八王子新宿方面

当該区間の中央本線のラインカラーはテンプレート:Color青であるが、当駅の案内サインの殆どには、当駅に乗り入れない中央線快速のラインカラーであるテンプレート:Colorオレンジが使われている。

利用状況

1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。

  • 165人(1998年度)
  • 162人(1999年度)
  • 151人(2000年度)
  • 151人(2001年度)
  • 141人(2002年度)
  • 133人(2003年度)
  • 123人(2004年度)
  • 127人(2005年度)
  • 119人(2006年度)
  • 125人(2007年度)
  • 147人(2008年度)
  • 143人(2009年度)
  • 142人(2010年度)

駅周辺

駅前に甲府駅前舞鶴城公園から移された笹子トンネル開通記念碑がある。

路線バス

富士急山梨バス

笹子餅

笹子峠の入り口にあるため、かつてより当駅の駅売り名物として存在した笹子餅(みどりや)が駅で売られていた。みどりやは笹子餅の箱に「中央線笹子駅構内営業」の文字が今も印刷されており、現在も笹子駅の構内販売業者であるが、現在は駅も無人化され売店も存在しない。しかし、駅前に工場と販売所があり笹子での購入は可能である。

笹子餅は、中央東線特急列車の車内販売や、甲府駅ビル「エクラン」、大月駅の売店でも販売されている。かつては急行列車普通列車の車内でも販売されていた。

なお、現在は書籍のような10個入りの紙箱での販売がほとんどで、駅売り時代の伝統を残す経木で包まれた5個入りは販売箇所が限られている。

笹子餅の車内販売や駅構内売店などの外部委託販売は平成26年6月30日をもって中止され、本店と工場及び笹一酒造でのみの販売となった。

隣の駅

東日本旅客鉄道
テンプレート:Color中央本線
初狩駅 - 笹子駅 - 甲斐大和駅

関連項目

外部リンク

テンプレート:中央線快速・中央東線